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Yamareco

記録ID: 2301615
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

大菩薩嶺(丸川峠分岐駐車場から周回)

2020年04月15日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:18
距離
13.7km
登り
1,197m
下り
1,197m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
1:24
合計
8:16
7:10
7:14
43
(休憩)
7:57
8:10
62
9:12
9:17
75
(休憩)
10:32
10:40
9
10:49
11:00
11
11:11
0:00
24
11:35
0:00
8
11:43
0:00
3
11:46
12:12
7
(昼食休憩)
12:19
12:24
30
12:54
0:00
5
12:59
0:00
6
13:05
0:00
24
13:29
13:38
47
14:25
14:28
7
14:35
丸川峠分岐駐車場 ゴール!
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丸川峠分岐駐車場 6:05 
丸川峠分岐駐車場に6時過ぎに到着。登山者らしき車が3台あり。駐車場の周りにはまだ積雪が残る。
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丸川峠分岐駐車場に6時過ぎに到着。登山者らしき車が3台あり。駐車場の周りにはまだ積雪が残る。
上日川峠への道路は、工事の為まだ閉鎖中。
上日川峠への道路は、工事の為まだ閉鎖中。
林道終点から登山路に入る。気温は0度を下回るが、寒さはあまり感じない。
林道終点から登山路に入る。気温は0度を下回るが、寒さはあまり感じない。
20分程登ると、もう登山路にも積雪で覆われるようになる。丸川峠までは大丈夫だろうと、スパッツを着けてこなかった。
20分程登ると、もう登山路にも積雪で覆われるようになる。丸川峠までは大丈夫だろうと、スパッツを着けてこなかった。
積雪は益々深くなる。気温が低い為か、ベトつく雪ではない。この先で2組、3人の登山者を追い抜く。
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積雪は益々深くなる。気温が低い為か、ベトつく雪ではない。この先で2組、3人の登山者を追い抜く。
雪上には一人分のトレース。
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雪上には一人分のトレース。
丸川峠が近くなると、積雪は20僂鯆兇┐襦
丸川峠が近くなると、積雪は20僂鯆兇┐襦
丸川荘が見えて来た。
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丸川荘が見えて来た。
丸川峠の丸川荘。営業している気配はなし。柳沢峠からのルートはトレース無し。
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丸川峠の丸川荘。営業している気配はなし。柳沢峠からのルートはトレース無し。
丸川荘前の展望所から定番の富士山。
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丸川荘前の展望所から定番の富士山。
雪原の奥に富士山。丸川荘前で、スパッツを装着。雪質は良く、ツボ足で十分かなと思ったが、先週末のヤマレコ記録でこの先凍結している情報があったので、軽アイゼンも装着する。
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雪原の奥に富士山。丸川荘前で、スパッツを装着。雪質は良く、ツボ足で十分かなと思ったが、先週末のヤマレコ記録でこの先凍結している情報があったので、軽アイゼンも装着する。
ずっとトレースをつけてくれた先行の登山者が休憩中だったので、お礼のご挨拶。この先も跡を追っていかせてもらう事となる。
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ずっとトレースをつけてくれた先行の登山者が休憩中だったので、お礼のご挨拶。この先も跡を追っていかせてもらう事となる。
丸川荘からの登りで、積雪は30儖幣紂吹き溜まりでは50儖幣紊△訃貊蠅癲
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丸川荘からの登りで、積雪は30儖幣紂吹き溜まりでは50儖幣紊△訃貊蠅癲
南アルプス。右から荒川岳、赤石岳、聖岳。
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南アルプス。右から荒川岳、赤石岳、聖岳。
先行者のトレースを追って歩いて行く。積雪は30〜40僉かろうじてラッセルなし。
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先行者のトレースを追って歩いて行く。積雪は30〜40僉かろうじてラッセルなし。
富士の外輪山。中央に毛無山。そこから左に鬼ケ岳、十二ケ岳、黒岳、御坂山と続く。
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富士の外輪山。中央に毛無山。そこから左に鬼ケ岳、十二ケ岳、黒岳、御坂山と続く。
先行者が付けたトレースを追って行く。踏み跡をなぞって歩くので、体力的にかなり負担が少ない。
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先行者が付けたトレースを追って行く。踏み跡をなぞって歩くので、体力的にかなり負担が少ない。
吹き溜まりでは、ズボッ。60冂入っていった。
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吹き溜まりでは、ズボッ。60冂入っていった。
斜面をトラバースする場所が多いので、滑落に注意。
斜面をトラバースする場所が多いので、滑落に注意。
この先で先行者を追い抜き先頭に立つが、後ろから疾風のように現れた2人組に追い抜かれる。今までずっとトレースをつけてくれた方は、この後疲れたと言って折り返して行った。
この先で先行者を追い抜き先頭に立つが、後ろから疾風のように現れた2人組に追い抜かれる。今までずっとトレースをつけてくれた方は、この後疲れたと言って折り返して行った。
先行する2人組のおかげで、再度トレースのある道を歩く事が出来た。助かった。積雪は30僉50僉ツボ足で歩くに適した雪質。アイゼン類は無いほうが楽に歩けるかな。
先行する2人組のおかげで、再度トレースのある道を歩く事が出来た。助かった。積雪は30僉50僉ツボ足で歩くに適した雪質。アイゼン類は無いほうが楽に歩けるかな。
木に積もった雪が、時折落下してくる。
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木に積もった雪が、時折落下してくる。
コメツガ林の中を歩く。傾斜が緩くなれば頂上は近い。
コメツガ林の中を歩く。傾斜が緩くなれば頂上は近い。
大菩薩嶺。疲れた。ここでやっと軽アイゼンを外す。足が軽い。ここまで軽アイゼンやチェーンスパイクは必要無かった。丸川峠で判断を間違えたかな。。
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大菩薩嶺。疲れた。ここでやっと軽アイゼンを外す。足が軽い。ここまで軽アイゼンやチェーンスパイクは必要無かった。丸川峠で判断を間違えたかな。。
山頂から大菩薩峠に向かって、稜線を歩く。まずは雷岩から。
山頂から大菩薩峠に向かって、稜線を歩く。まずは雷岩から。
雷岩。岩の上まで何とか登る。
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雷岩。岩の上まで何とか登る。
雷岩の上部。岩の上でも積雪は30僂呂△襦
雷岩の上部。岩の上でも積雪は30僂呂△襦
雷岩から定番の富士山!大菩薩湖を始め、周辺の山々は全て雪景色だ。
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雷岩から定番の富士山!大菩薩湖を始め、周辺の山々は全て雪景色だ。
甲府の町の向こうに南アルプス。右端に北岳。そこから間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳と続く。
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甲府の町の向こうに南アルプス。右端に北岳。そこから間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳と続く。
最後にもう一度富士山を眺めてから、大菩薩峠に向かって稜線を進む。
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最後にもう一度富士山を眺めてから、大菩薩峠に向かって稜線を進む。
雲取山方面。
稜線の積雪は30僉40僉M曚療たる側なので、もっと融けていると思ったが、その兆しは無し。稜線の先には小金沢山。
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稜線の積雪は30僉40僉M曚療たる側なので、もっと融けていると思ったが、その兆しは無し。稜線の先には小金沢山。
トレースを辿る。これは2人組先行者のトレース。
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トレースを辿る。これは2人組先行者のトレース。
神部岩。標高2,000m地点。
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神部岩。標高2,000m地点。
妙見ノ頭へと続く稜線。
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妙見ノ頭へと続く稜線。
いつもは必ず立ち寄る妙見ノ頭だが、今日はパス。気力が無かった。
いつもは必ず立ち寄る妙見ノ頭だが、今日はパス。気力が無かった。
妙見ノ頭は西側斜面をトラバースして行く。
妙見ノ頭は西側斜面をトラバースして行く。
賽ノ河原にある避難小屋と、後ろに親不知ノ頭。
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賽ノ河原にある避難小屋と、後ろに親不知ノ頭。
賽ノ河原はスキーのゲレンデだね。
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賽ノ河原はスキーのゲレンデだね。
振り返って神部岩。
振り返って神部岩。
親不知ノ頭。風が少し強く吹くが、寒さは感じない。
親不知ノ頭。風が少し強く吹くが、寒さは感じない。
大菩薩峠、介山荘が見えて来た。後ろには熊沢山。
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大菩薩峠、介山荘が見えて来た。後ろには熊沢山。
大菩薩峠を見下ろす、雪の無い岩の上で昼食休憩。出発してから5時間半。やっと腰を下ろせた。
大菩薩峠を見下ろす、雪の無い岩の上で昼食休憩。出発してから5時間半。やっと腰を下ろせた。
大菩薩峠から小菅へと続く牛の寝通り。
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大菩薩峠から小菅へと続く牛の寝通り。
雲取山方面。鷹の巣山だろうか。
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雲取山方面。鷹の巣山だろうか。
そして富士山。
昼食後は大菩薩峠へ。
昼食後は大菩薩峠へ。
大菩薩峠。
介山荘横にある大菩薩峠休憩舎。(トイレもあり)この前から上日川峠へ下る。先行の二人組は、熊沢山を越えて石丸峠に向かったようだ。
介山荘横にある大菩薩峠休憩舎。(トイレもあり)この前から上日川峠へ下る。先行の二人組は、熊沢山を越えて石丸峠に向かったようだ。
介山荘からすぐ下った所で、登って来た介山荘の主と出会い、言葉を交わす。4月半ばの大雪は、ここ数年はなかったが以前にはよくあったとのこと。
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介山荘からすぐ下った所で、登って来た介山荘の主と出会い、言葉を交わす。4月半ばの大雪は、ここ数年はなかったが以前にはよくあったとのこと。
積雪は30冂。介山荘の主のつけたトレースがあるので、それを辿る。
積雪は30冂。介山荘の主のつけたトレースがあるので、それを辿る。
勝縁荘。雪に埋もれた勝縁荘は趣があるね。
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勝縁荘。雪に埋もれた勝縁荘は趣があるね。
旧富士見山荘。もう営業はしていないはず。
旧富士見山荘。もう営業はしていないはず。
雪の中を只管下って行く。誰にも会わない。
雪の中を只管下って行く。誰にも会わない。
福ちゃん荘。ここに泊まったのは30数年前。夕飯におでんを食べた事を覚えている。
福ちゃん荘。ここに泊まったのは30数年前。夕飯におでんを食べた事を覚えている。
福ちゃん荘では休憩せずに、上日川峠まで頑張る。
福ちゃん荘では休憩せずに、上日川峠まで頑張る。
この看板、雪の中ではあまり食指を動かされない・・・
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この看板、雪の中ではあまり食指を動かされない・・・
ロッジ長兵衛。山荘の主が雪かき中であった。
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ロッジ長兵衛。山荘の主が雪かき中であった。
ロッジ長兵衛からも只管下るのみ。積雪はまだ20冂ある。
ロッジ長兵衛からも只管下るのみ。積雪はまだ20冂ある。
標高が下がって来ると、雪が融け始めた場所が見られるようになる。この状態は結構滑りやすいので要注意。
標高が下がって来ると、雪が融け始めた場所が見られるようになる。この状態は結構滑りやすいので要注意。
千石茶屋はお休み。ここの名物お土産の桃のビン詰を買いたかったのだが、平日では休みでもしょうがないか。
千石茶屋はお休み。ここの名物お土産の桃のビン詰を買いたかったのだが、平日では休みでもしょうがないか。
さあ、あとはゴールの駐車場までひと歩き。雪の無い道は歩き易いと改めて実感する。
さあ、あとはゴールの駐車場までひと歩き。雪の無い道は歩き易いと改めて実感する。
丸川峠分岐駐車場にゴール!お疲れ様でした。駐車場には10台程の車あり。平日でも登山者は多いね。
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丸川峠分岐駐車場にゴール!お疲れ様でした。駐車場には10台程の車あり。平日でも登山者は多いね。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 軽アイゼン

感想

今日は大菩薩嶺。
当初は、和名倉山へ行く予定だったのだが、週末の降雪で積雪量が増えていると予想し予定を変更する。初めて登る山で、積雪が多いのはリスクが高い。
それで歩きなれた大菩薩嶺への山行となった。

平日の早朝6時過ぎ。
いつもは混雑する丸川峠分岐駐車場は、工事車両以外に3台の車のみ。県外ナンバーなので、おそらく登山者であろう。
駐車場周りには積雪が少し見られる。降雪後の事前情報が無いので、積雪量が判らない。丸川峠までは、それ程積雪は無いだろうと、スパッツも着けずに登り始める。

歩き始めて20分程で、登山路にはしっかりとした雪。
標高1,500mを超えると、20儖幣紊寮兩磴箸覆蝓▲好僖奪弔鮹紊韻討い覆ぅ坤椒鵑凌が濡れてしまう。
トレースがあるので、その足跡に足を運び、裾の濡れを出来るだけ防ぐ。

丸川峠でスパッツを着ける。
雪質は良く、ツボ足で歩くにはちょうどいい状態。
4/11の情報では、この先凍結した場所があったようなので、軽アイゼンも装着した。
結果として、ここで軽アイゼン装着は必要なかった。

凍結場所は、積雪の下。影響は全く無い。
30僂ら50冂の積雪の中を、足を大きく上げてツボ足で歩くには、軽アイゼンでさえも脚への負担は大きい。
途中私を追い抜いていった2人組は、アイゼン類無しで、駆け抜けて行った事を思うと、最初から装着しなくてよかったかなと思う。

結局、大菩薩嶺山頂まで軽アイゼンを装着したままで歩いてしまったので、脚の疲れが大きく、予定より大幅に時間がかかってしまった。
軽アイゼンを外した後の両足の軽かったこと。
それ以降も、凍結して滑るような場所は、下山まで全く無かった。

残雪の春山を楽しむつもりが、予想外に新雪の雪山となってしまったが、天気が良かったので、冬山の様に寒さを感じることなく、久しぶりの雪山歩きを、十分に楽しむことが出来た。

ただ、4月半ばの大雪は、春山の怖さでもある。
このコースは、これから雪融けと凍結を繰り返すと、アイズバーンとなる場所が多くなるかもしれない。滑り止め対策はまた必要となるであろう。

今日も安全で楽しい山歩きが出来た。
ありがとうございます!

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