焼岳登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 872m
- 下り
- 976m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:09
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
休日の山歩きを始め、まだ一年に満たないものの、休みごと、近隣の山道を辿りながらも、高く遠き地の山々へ想いを寄せるようになるのに時間はかからず。いつの頃からか、むしろそのことが目標になっていましたね。
そんなわけで、関西ツーリストの「焼岳登山」というツアーに参加し、飛騨山脈、いわゆる北アルプスの山へと。
このツアーは、金曜夜にバスで関西を出立、車中泊で翌日早朝に現地着、焼岳に登り、上高地側に下山、近隣の温泉につかり、帰阪するというもの。大凡24時間で彼の地の山に登り帰って来ることができ、かかる費用も実にリーズナブル、翌日曜はゆっくりできそう。これはイイ。
そんなツアーがあるのを知って、即申し込みを。
2000mを超える山は未体験。技術的な面はこれより経験を積んでいく以外なし。それ以前に私の脚力、体力がこの山行において果たしてもつものか、そのことが不安であった。
フィットネスを指導いただいている先生はアルプス登山の熟練者で、いろいろな助言に加えて、「MDfreakさんなら大丈夫」との一言も頂戴しまして気を取り直してみたり。
早朝5時に起床、バスは現地のバスターミナルに。朝食を済ませ、現地ガイドさんの挨拶があり、登山口に移動。
ガイドさんによれば、つい最近まで、頂上のプレートに記されていた標高は南峰のものだったのだと。けれども、さすがにこのままでは不味いだろうと、最近になって北峰の正式な標高2393mに改めたんだそう。なるほどねぇ。
周囲は真っ白で、火口も絶景でありましょうはずの眺望も臨めず残念。
けれども当初の不安に反して、ちゃんと頂上まで歩き通せたことが大きな収穫、嬉し。
また、来るつもりやし、眺望はその時に堪能することとしましょ。
不安だった体力も今回の登山では全然OK。決して速くはないペースに従って歩を進め、登って下りてきただけ、って感じ。
標高差からみてもこれまでで最長なはずなれど、不思議なことに、ほとんど息を切らすようなこともなく、快適に歩き通すことができたのだった。いつもの一人歩きで、ひいはあ言いながら歩いているのが嘘のよう。歩くペースというのも考慮すべきなのかな。
トンネルをぬけ平湯バスターミナルへ移動し、平湯温泉につかって、後は帰るだけ。
とてもとても楽しく面白い山行でありました。
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上記は当時したためていたブログからの抜粋。
初甲信越エリア、初アルプス、初上高地、初前夜発、その後、幾度か訪れる初の焼岳と、初づくしの遠出山行だった。
降られることこそなかったものの、終日の曇天で、山頂ではガスまみれ、ほぼ何も見やれず、遠くまで来たものの、今もなんかようわからん山行やったなあと思い出される。
最初はやさしいところから取り付くのが順当であろうとあれこれ調べて、初アルプスは焼岳を候補とした。
いかに短期間でアルプス前衛登山を山行を完遂できるのか、当時はそんな知識もなく、知己の山経験者の薦めもありツアー登山を利用したわけ。
この年は同じ会社が開催する前夜発日帰りのツアー登山を利用し、翌月に乗鞍、秋に立山へも出向いたんでした。
手っ取り早く、お手軽ではあるものの、山行きとは言え、内容は旅行会社のツアーそのもので単について回るだけ。早々に、独自に山経験というか山力をつけていくには心許ないと思い至り、その後、ツアー登山とは疎遠になった。
2020年4月26日記
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