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Yamareco

記録ID: 231429
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

御嶽山(王滝〜剣ヶ峰〜三ノ池〜飯森)

2012年10月06日(土) ~ 2012年10月07日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
26:05
距離
11.7km
登り
1,146m
下り
1,215m

コースタイム

10/6
9:59王滝入口-12:27王滝山頂12:30-13:03剣ヶ峰13:21-14:14二ノ池本館14:14-14:44賽の河原14:48-16:10三ノ池16:23-17:11五ノ池山荘

10/7
五ノ池山荘7:00-7:45三ノ池7:50-9:51女人堂9:55-11:00行場山荘11:20-11:41飯森高原
天候 10/6曇り。日没後降雪。予報では夜間から翌朝まで雨。この時期高地では雪の確率が高いっていうことを思い知らされる。
10/7曇り、10−12時位に徐々に晴れ間が見えるも、ほぼ一日曇り。三ノ池周辺までは新雪、飯森までは濡れた道になった。濡れた丸太にはヒヤヒヤさせられる。
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(行き)
・10/5 新宿17:20-木曽福島21:50(高速バス・おんたけ交通、4500円)
・10/6 木曽福島8:40-王滝9:50(路線バス・おんたけ交通、1500円)
(帰り)
・10/7 ロープウェイ(1300円)
・10/7 ロープウェイ入口-木曽福島(1500円)
・10/7 木曽福島15:30-深大寺バス停22:20(高速バス・京王バス、4500円)
上り路線が土日にあたると中央道の渋滞に巻き込まれ+2時間以上遅れる。
高速バスを使うとJRの6割程度で済む。快適性はJRに軍配?
コース状況/
危険箇所等
(王滝ルート)良好。登りの登山道としては問題ない。やや急坂があり、膝などに疲労が溜まった方にはきつく感じるかもしれない。
高度があがるたび王滝登山口が次第に小さくみえる。
登り始めてほどなく低木だらけとなり、南アルプスなどの景観が楽しめる。
途中、8合目石室、9合目石室、9合目山荘がある。8合目から9合目の間に奥の院への山道あり。9合目付近から草木もなくなる。
午前中は登り側の登山者多数。路線バスには15名程度しかいなかったが、王滝口の駐車車両が100台以上。下山者との割合は、登り:下り=100:3
(王滝山頂〜剣ヶ峰)
良好。剣ヶ峰の眺めを楽しみつつ登れる。
王滝山頂に1件、剣ヶ峰に2件山荘あり。
(剣ヶ峰〜賽の河原)
良好。賽の河原まで2つルートがあり、時間を稼ぎたい方は要注意。
賽の河原までは二ノ池山荘が近くに見えたら、その山荘沿いの道に左折が正解。
私はそのまま真っ直ぐ歩き、ロープウェイ駅(飯森)への分岐まで少し余計に歩いてしまった。
もう一つは二ノ池を左まわりに行くコースがあり、こちらも景色が楽しめそう。
(賽の河原〜三ノ池)
地図必携。間違えると崩壊した登山道をくだることに。古い案内の少し先に五ノ池への整備された道がある。三ノ池の景色は素敵。
(三ノ池〜五ノ池山荘(稜線ルート))
池の上の稜線をぐるっと右に回る。岩に○とペンキ標識があり分かりやすい。
(五ノ池山荘)
既に山荘は激混みで一つの布団を二人で分け合って寝た。夕食は一番遅い19:30になってしまった。味噌汁は自家製らしく非常に美味しかった。
http://gonoike.jp/
(五ノ池山荘〜三ノ池)
途中岩があり新雪の薄く積もった岩、濡れた岩に両手を使いながら降りた。
(三ノ池〜女人堂)
ロープ箇所があるがこれは問題ではない。丸太の階段が濡れていて神経をすり減らしつつ進んだ。
(女人堂〜飯森)
階段状に丸太を張っている道が結構あり、濡れた丸太の上を下るのにとても神経を使った。膝痛者には段差が高い道が堪えた。向かいからはロープウェイからのすれ違いの客人が多く、後ろからは追いつく人へ道を譲ることが多く自分のペースで下れず、この区間の通過はとても時間が掛かった。対策は早出か。


御嶽山。
ちょっとベタな感じ。
2012年10月06日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 9:51
御嶽山。
ちょっとベタな感じ。
王滝口山道の入り。この穏やかな感じは5-10分位しかもたない。
鳥居をくぐると登山道の入口だということに気付くのに五分かかった。
2012年10月06日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 10:04
王滝口山道の入り。この穏やかな感じは5-10分位しかもたない。
鳥居をくぐると登山道の入口だということに気付くのに五分かかった。
穏やかな表情が特徴的な登山道
2012年10月06日 10:52撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 10:52
穏やかな表情が特徴的な登山道
8合石室。
2012年10月06日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 11:07
8合石室。
2012年10月06日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 11:59
まるで要塞のよう。
2012年10月06日 12:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:02
まるで要塞のよう。
岩肌が露出。噴火で形成された山だと感じる。
2012年10月06日 12:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:02
岩肌が露出。噴火で形成された山だと感じる。
みるみる下界が小さくなって行く。
2012年10月06日 12:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:03
みるみる下界が小さくなって行く。
うろこ雲。空が高い。
2012年10月06日 12:05撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/6 12:05
うろこ雲。空が高い。
9合目山荘
2012年10月06日 12:24撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:24
9合目山荘
溶岩が乗っている。噴火が
2012年10月06日 12:26撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:26
溶岩が乗っている。噴火が
王滝の頂上山荘
2012年10月06日 12:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:27
王滝の頂上山荘
王滝頂上にて
2012年10月06日 12:28撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:28
王滝頂上にて
噴気口から黄色い煙をはいている。硫黄臭が香りヤカンでお湯を沸かしたようにシュウシュウ音を立てているのが聞こえる。
2012年10月06日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:34
噴気口から黄色い煙をはいている。硫黄臭が香りヤカンでお湯を沸かしたようにシュウシュウ音を立てているのが聞こえる。
剣ヶ峰。頂上の少し下に山荘が見える。
2012年10月06日 12:38撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 12:38
剣ヶ峰。頂上の少し下に山荘が見える。
剣ヶ峰側から王滝山頂を望む。
2012年10月06日 13:04撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 13:04
剣ヶ峰側から王滝山頂を望む。
2012年10月06日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 13:11
頂上山荘。元祖?
2012年10月06日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 13:11
頂上山荘。元祖?
二ノ池。湖畔が旧館。奥が新館。
2012年10月06日 13:17撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/6 13:17
二ノ池。湖畔が旧館。奥が新館。
二ノ池休館。もう営業していないようだ。
2012年10月06日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:14
二ノ池休館。もう営業していないようだ。
王滝の反対側から剣ヶ峰を望む。
2012年10月06日 14:26撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:26
王滝の反対側から剣ヶ峰を望む。
2012年10月06日 14:30撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:30
2012年10月06日 14:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:44
2012年10月06日 14:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:44
賽の河原
2012年10月06日 14:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:44
賽の河原
2012年10月06日 14:48撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:48
この後コースから外れるとは露知らず。
2012年10月06日 14:58撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 14:58
この後コースから外れるとは露知らず。
賽の河原から三ノ池を望む。
2012年10月06日 14:58撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/6 14:58
賽の河原から三ノ池を望む。
この看板に従い降りようとしたら‥
2012年10月06日 15:00撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 15:00
この看板に従い降りようとしたら‥
何かおかしい。登山道が崩れてる‥
2012年10月06日 15:00撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 15:00
何かおかしい。登山道が崩れてる‥
もう一度三ノ池。この後、池の上の稜線を3/4周することになる。
2012年10月06日 15:10撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/6 15:10
もう一度三ノ池。この後、池の上の稜線を3/4周することになる。
崩れた道を五点確保(両手両足+お尻)で進む。
2012年10月06日 15:10撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 15:10
崩れた道を五点確保(両手両足+お尻)で進む。
ここから先、池の少し先を降りたところまでは、匍匐前進の逆の間抜けな格好で降りる。手袋を嵌めて良かったと心底思った。ズボンの後ろポケットは両方穴が空き、スイカを入れたパスケースを見事に失った。財布も落としたが、気づいて3mほどバックして見つけ事なきを得た。
2012年10月06日 15:10撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 15:10
ここから先、池の少し先を降りたところまでは、匍匐前進の逆の間抜けな格好で降りる。手袋を嵌めて良かったと心底思った。ズボンの後ろポケットは両方穴が空き、スイカを入れたパスケースを見事に失った。財布も落としたが、気づいて3mほどバックして見つけ事なきを得た。
やっと降りきる。真ん中右上から降りてきた。登山道の丸太などがバラバラになっており端から端前完全に崩壊している。
この後、ここで夜明かししなくて良かったと思い知らされる。
2012年10月06日 16:18撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:18
やっと降りきる。真ん中右上から降りてきた。登山道の丸太などがバラバラになっており端から端前完全に崩壊している。
この後、ここで夜明かししなくて良かったと思い知らされる。
三ノ池の避難小屋近くの標識。この後、左上の尾根を登る。
2012年10月06日 16:21撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:21
三ノ池の避難小屋近くの標識。この後、左上の尾根を登る。
摩利支天山を望む。
2012年10月06日 16:47撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:47
摩利支天山を望む。
三ノ池。曇っていても青い。
2012年10月06日 16:47撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/6 16:47
三ノ池。曇っていても青い。
この○が弱った体を勇気づける。
2012年10月06日 16:48撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:48
この○が弱った体を勇気づける。
今日のお宿五ノ池を目指す。
2012年10月06日 16:52撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:52
今日のお宿五ノ池を目指す。
三ノ池。何枚でも撮りたくなる。
2012年10月06日 16:54撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/6 16:54
三ノ池。何枚でも撮りたくなる。
ナナカマドの紅葉が綺麗。
2012年10月06日 16:56撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/6 16:56
ナナカマドの紅葉が綺麗。
宿泊者が作った小さな雪だるま
2012年10月07日 04:59撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 4:59
宿泊者が作った小さな雪だるま
宿泊先の五ノ池山荘
2012年10月07日 05:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 5:25
宿泊先の五ノ池山荘
摩利支天山。夕方から朝は気象が変化しやすい様で、しばらくすると霧で見えなくなる。
2012年10月07日 05:49撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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10/7 5:49
摩利支天山。夕方から朝は気象が変化しやすい様で、しばらくすると霧で見えなくなる。
早朝の三ノ池
2012年10月07日 05:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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10/7 5:58
早朝の三ノ池
ご来光!
2012年10月07日 06:04撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 6:04
ご来光!
ご来光に集まる宿泊者。
2012年10月07日 06:05撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 6:05
ご来光に集まる宿泊者。
2012年10月07日 07:02撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:02
今度挑戦したい。
荷物を小屋に置いて上った方の話では往復2時間とのこと。
2012年10月07日 07:02撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:02
今度挑戦したい。
荷物を小屋に置いて上った方の話では往復2時間とのこと。
帰りは三ノ池の残り1/3を右回り。
2012年10月07日 07:07撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 7:07
帰りは三ノ池の残り1/3を右回り。
115分!
膝の痛む身には5割増しでも多い。
2012年10月07日 07:15撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:15
115分!
膝の痛む身には5割増しでも多い。
こんな路面コンディション。岩場が多く慎重にくだる。
2012年10月07日 07:15撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:15
こんな路面コンディション。岩場が多く慎重にくだる。
2012年10月07日 07:45撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:45
昨日五点確保で降りた場所に合流。登り側からは×の表示だった。
2012年10月07日 07:52撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 7:52
昨日五点確保で降りた場所に合流。登り側からは×の表示だった。
紅葉シャーベット山
2012年10月07日 07:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 7:58
紅葉シャーベット山
飯森への道は紅葉が綺麗。
2012年10月07日 08:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 8:08
飯森への道は紅葉が綺麗。
ついシャッターを押したくなる。
2012年10月07日 08:24撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 8:24
ついシャッターを押したくなる。
ロープ箇所あり。
2012年10月07日 08:46撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 8:46
ロープ箇所あり。
見事な紅葉が続く。
2012年10月07日 09:00撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:00
見事な紅葉が続く。
摩利支天山にはよく霧がかかる。
2012年10月07日 09:00撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:00
摩利支天山にはよく霧がかかる。
この標識をみて少しホッとする。
2012年10月07日 09:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:11
この標識をみて少しホッとする。
あちこちで写真を撮っていた。
2012年10月07日 09:18撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
10/7 9:18
あちこちで写真を撮っていた。
肉厚な葉。何でしょう?
2012年10月07日 09:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:19
肉厚な葉。何でしょう?
ナナカマドの赤い実のとなりにあった。これは何??
2012年10月07日 09:35撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:35
ナナカマドの赤い実のとなりにあった。これは何??
2012年10月07日 09:41撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:41
紅葉山
2012年10月07日 09:45撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
10/7 9:45
紅葉山
女人堂に到着。
飯森まで先が長かった。
2012年10月07日 09:51撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
10/7 9:51
女人堂に到着。
飯森まで先が長かった。

感想

御嶽山がビックマウンテンと呼ばれるわけが解かった。山容がアフリカのキリマンジャロに似ているからだけではなく、山頂周辺が広く様々なスポットが点在し、場所により山肌の表情が豊かで訪れる人を飽きさせない。

山頂周辺は真っ青な池が点在し眼を奪われてしまう。荒々しい溶岩むき出しの山肌に噴気孔がある。高度を上げると低木から草原、草原から岩や土に変わり、下界はどんどん小さく見える。山頂周辺のキャメル色の土肌、王滝山頂から剣ヶ峰を望む景色などダイナミックな自然を満喫できる。
紅葉の時期、三ノ池から女人堂に掛けての山道は紅や黄色に染まり紅葉山となり、美しい景色を堪能できる。

反省と気付いた点が幾つかある。
・準備すべきだったのは御嶽山の詳細な地図。賽の河原で古い看板に誘われ崩壊した登山道を降りることになった。この下りはとても危険で、ハンドボール大の尖った岩のごろごろした坂を腹を突出し、両手両足お尻を突きながら進んだ。動くとこぶし大の石が常に落石した。他に利用している人はいないので、その点は気を遣わなくていいのだけど。その代りいつ落石に巻き込まれても、おかしくない様な崩れ方をしていた。この下りで大幅に体力と時間をロスした。ズボンの尻は裂け、パスケースを紛失。財布は気付いて事なきを得たが文無しで山小屋に泊まるハメにならなくて済んだ。→スイカは個人登録していたため、再発行料を支払えばチャージ分が戻ってくることが判明。助かりました。
・手袋はドライビンググローブの掌に皮で補強したものを嵌めていたが、このお陰で遠慮なく両手を使うことができた。
・帽子は着用すべきだった。実害はないが着用していないため、怖い思いをした。
・財布など重要なものはズボンのポケットにいれずにリュックにするか、丈夫な山専用のズボン着用にしようと思った。替えのズボン持って来て良かった。

・二日目は女人堂からの下りが膝に辛かった。サポーターの効果が薄くテーピングにした方がいいかなと思った。そもそも膝が痛まない対策はないものだろうか?
・L字のストックが短く余り役に立たないので、I字の長いものにしようかと思う。
・スマホの電源対策としてソーラー電池があればいいかなと思った。
・500mlのペットボトルを用意したが、水分は夏場程必要でなく丁度二日分で足りた。
・お菓子だとすぐ食べきってしまうが、アーモンドは何個かかじると飽きるので結構長持ちした。

・山小屋を利用時は、夕食朝食の時間帯を早めるため山小屋への早めの到着か、コンロだけは持ち込みカップ麺で早々に朝食を済ませるようにしたいと思った。ただ、踏み跡を頼りに雪道を辿った者としては、今回の様な厳しい寒さの朝の出発はルート読みに自信があって経験値がないと踏み出しづらい。

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