奥穂高岳〜涸沢岳 白出沢から日帰り 素晴らしい景色と紅葉
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,503m
コースタイム
4:55 第2ゲート
5:30 穂高平小屋
6:00 奥穂高岳白出沢登山口
7:00 重太郎橋
7:20 鉱石沢
7:40 荷継沢
8:20 セバ谷
9:35 穂高岳山荘
10:15 奥穂高岳山頂
11:05 穂高岳山荘
11:25 涸沢岳山頂
12:00 穂高岳山荘
13:05 セバ谷
12:45 荷継沢
14:00 鉱石沢
14:20 重太郎橋
15:00 奥穂高岳白出沢登山口
16:20 深山荘駐車場
天候 | 午前中快晴 午後は多少曇ってくる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは第1ゲートに設置してある。登山指導所がロープウエー乗り場の近くにある。 危険な箇所は、雨が降って増水すると重太郎橋の架かっている白出沢が渡れない。 重太郎橋から先の切り立った崖を行く登山道は高度感がある。登山道自体はしっかり作られていて大丈夫。 穂高山荘へ突き上げる白出沢のガレ場は登山道が不明瞭になっている所がある。登山道を外れた場合、ガレ場の大きな石が浮いている所があるので注意する。 この白出沢は両方に切り立った崖がある中を登っていくので落石が多い。実際涸沢岳方面の崖から大きな音がしたので、素早く奥穂高岳方面に移動した。大きな石が落下してきて小さな破片が頭に当たった。 下山時にも小さな石が奥穂高方面から落ちてきた。ヘルメットを着用して登る人もいた。両方が崖で切り立った中なので音はかなり響く。落石の音も大きいので音がしたら素早く飛んでこないほうへ移動する。 穂高山荘から奥穂高岳へは、最初の登り初めにクサリ・ハシゴのある岩場があるが、三点確保で登れば大丈夫である。 |
写真
感想
今回は奥穂高岳へ行く。
連休の日曜日はあまり高山方面は天気が良くない予報だった。テン泊でどこかに行こうと思っていたが止めにする。
10月 7日
夕方5時に家から出発。早く出たので41号を北上。153号線に入る。平湯トンネルを経て深山荘に駐車。表の看板は満車になっていたので停めるのを諦めようとした。
道路にまで車が停まっている。
ダメもとで中に車を入れるとガラガラ... どうなってるのか?
満車の看板は外しておいてほしかった。
シェラフに入って車中泊。
10月 8日
4:00に起床
4:20登山開始
真っ暗なのでラテを点ける。寒い。耳を出していると寒いので帽子の耳あてをする。とにかく寒い。指先が寒さで痛くなる。
吐く息が白い。
第1ゲートに登山ポストが設置してある。
真っ暗な中林道を進む。
穂高平小屋でようやく明るくなってくる。
ここから奥穂高岳・涸沢岳・穂高山荘の明かりが見える。
林道を進んでいくと右側に朝日を浴びる笠ヶ岳が出現。とても綺麗だ。
奥穂高岳白出沢登山口。ここにトイレがある。
笹と原生林の中を登っていく。
重太郎橋に出る。この沢は増水すると渡れない。
橋を渡ると重太郎の岩切道になる。ここは重太郎が発破で岩を砕き登山道を設けた所である。切り立っているので高度感がある。道はしっかりしているのでそんなに危なくない。ただし、落石注意。
ここを過ぎると鉱石沢にでる。ここから急登がある。少し下り荷継沢に出る。
いよいよ白出沢のガレ場に入る。まだまだ先は長い。紅葉している。真っ赤な葉もある。綺麗だ。
このガレ場は登山道が分かりにくくなっている所が多くある。登山道を外れると大きな岩でも浮いている箇所があり注意する。
だんだん上に見える穂高山荘のある所が大きく見えるようになってくる。セバ谷出合に残雪がある。これはもう融けないのではないかと思った。
寒い。日が当たらないので本当に寒い。指先が痛い。
突然、涸沢岳方面からバーン!と爆音がして岩が落ちてきた。素早く奥穂高方面に移動。直撃は免れた。小さな破片が頭に当たった。この沢はU型になっていて両方が切り立っている間を歩く。落石があっても不思議ではない。
小屋に出る手前から日が当たるようになり暖かくなった。指先の痛みもなくなった。
穂高山荘には多くの人がいた。ここから奥穂高へは登り始めに急登があり岩場・クサリ・ハシゴがある。三点確保で登れば大丈夫である。
急登を過ぎると間もなく山頂に出る。
天気は快晴でとても見晴しが良かった。
槍ヶ岳までの稜線がとても美しい。対面には常念岳。遠くに富士山・乗鞍岳・焼岳・白山・笠ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳・ジャンヌダルム・前穂高岳など素晴らしい容姿だ。
山頂で写真を撮ってもらい下山。
涸沢岳を目指す。
涸沢岳は大した岩場もなく登れる。
山頂で写真を撮り合う。
ここからの景色も素晴らしく槍ヶ岳方面にはキレットも見える。
下山開始。
穂高山荘すぐ手前で小屋の人が立っていた。「どうしたのですか?」と聞いたら「間もなくヘリコプターが来るのでこの場所で待機してください」とのこと。
「帽子は吹き飛ばされるから注意してください」それで、帽子を取る。ヘリコプターを間近で見るのは初めてのこと。
カメラを構える。確かに凄い風圧。凄い臨場感。
ヘリポートにいた山小屋の人は凄い砂埃だと言っていた。
小屋から少し下った所で昼食。
カップラーメンを食べていると突然ヘリコプターが奥穂高の奥から出現。
みるみる近づいてきて頭の上を通って行ってヘリポートに降りた。
凄い爆音。びっくりした。ここはU型になっているので音が反響しやすく、増幅される。
ここからガレ場を降下。重太郎橋を経て登山口にでる。
今回の登山はとても見晴しが良い中を登ることができ、とても良い山行だった。ヘリコプターを間近に見た。
奥穂高岳周辺は10/7日に初冠雪。雪が所々にあった。
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