氷ノ山 三ノ丸から

2020年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 13.4km
• 登り: 696m
• 下り: 691m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:06

距離 13.4km 登り 697m 下り 698m

7:09 坂の谷コース登山口
8:21 8:23 三ノ丸
8:45 1448ｍ点
9:07 9:13 氷ノ山
9:37 9:38 1448ｍ点
10:02 三ノ丸
10:30 10:31 殿下コース登山口
11:15 坂の谷コース登山口

この連休、前半は天候に恵まれているようです。コロナがなければ遠方のN、H、Iなどに登りに行きたかったのですが、隣接の各府県ですら「来ないで」と仰る中、神戸ナンバーの車でウロウロすることは憚られます。
そうすると、県内で選択するなら、氷ノ山を置いてありません。
いまはこの山が「富士」であり「アルプス」であす。
福定親水公園からのルートは比較的登山者が多いと思ったのと、初めてのコースということで三ノ丸ルートにしました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

IN=坂ノ谷登山口
OUT=殿下コース登山口
殿下コース登山口から坂ノ谷登山口までは林道歩き

コース状況／危険箇所等

1000付近から上は一部残雪あります。
気温が上がって緩んでくると「踏み抜き」ありますが、多くは「くるぶし」ぐらいまで、多いところで「ふくらはぎ」ぐらいまででした。
軽アイゼンは持っていきましたが、使うほどではありませんでした。
「危険個所」は国道29号線からの林道。皇海山の栗原川林道ほどではありませんが、未舗装で凸凹が激しく、底を擦るところもあります。排水用のU字溝に被せてあるグレーチングにタイヤ幅以上の隙間があるところもあり、要注意です。

その他周辺情報

周辺の観光施設などは閉鎖中のところ　多かったです。

写真

4/29 7:01

坂ノ谷登山口の入り口
数台の駐車が可能

4/29 7:02

トイレは「冬期閉鎖中」です。

4/29 7:09

林道から300mほど上がったところが本当の登山口です
ここには駐車スペースはありません

4/29 7:14

最初は杉の植林帯です
倒木もありますが、杉の落ち葉は滑りやすい。

4/29 7:25

尾根筋まで上がると、明るいブナ林
広くて緩やかで気持ちいいです

4/29 7:27

「熊の大杉」
樹齢は約470年

4/29 7:38

「観音さん」だそうです

4/29 7:44

このプレート、古いのですが「30」の意味が分からないなあ。

4/29 7:45

大きな樹
写真はありませんが、この辺りで大型動物に遭遇しました。
「お尻」しか見ていませんが、グレーがかった茶色っぽい色で、たぶん鹿だと思います。
実は林道でも鹿に遭遇しており、同じような毛並みでした。
ただ、熊の可能性もあるので、「人が通るから熊さんは避難してください」と大きな声で繰り返しながら歩きました。

4/29 7:53

雪が出始めます

4/29 8:01

「亀石の頑張りリョウブ」

4/29 8:05

殿下コースとの合流点
下山時はここから殿下コースを下りました

4/29 8:15

県境に出ました。

4/29 8:15

道標は鳥取県製
ありがとうございます
扇の山もそうだったなあ。
兵庫県、もっと頑張れ！

4/29 8:16

三ノ丸避難小屋

4/29 8:17

中はこんな感じ

4/29 8:18

宍粟50名山の一つ

4/29 8:18

宍粟市製の展望台
氷ノ山からも目視確認できました

4/29 8:19

これから歩く氷ノ山まで。
笹原を歩くのですが、8時過ぎではまだ少し寒かった

4/29 8:19

三室山（左）、後山（奥）だと思います

4/29 8:29

笹原に残雪
この時間（8時半ごろ）ではまだ比較的締まっており、踏みぬきは少なかった。
帰りは油断すると踏み抜きました。

4/29 8:42

残雪状況
中ほどに鳥取県の通報ポイントの標識が見えます

4/29 8:42

氷ノ山が近づく
この方向から登るのは初めてですが、見慣れた山頂の避難小屋が見えます

4/29 8:44

このあたり、踏み跡も融けて不明瞭になっており、落ち葉もあってコースがわかりにくいところがあります。

4/29 9:04

三角点が「守られて」います
最近整備されたのでしょうねえ

4/29 9:04

山頂の避難小屋
この時間では小屋の前は無人でした

4/29 9:06

避難小屋内部
小屋内部も無人です

4/29 9:05

扇の山
霞んでいますが、黄砂か？
ちなみに　大山の方向は霞が激しくて見えませんでした

4/29 9:07

祠

4/29 9:14

千年伽羅木

4/29 9:25

iphoneが落ちていました
10mほど氷ノ山寄りの所に落ちていたのですが、鳥取県設置の道標（三ノ丸コース　9/10）のところに置いておきました。

4/29 9:58

三ノ丸のあったもう一つの道標
標高が1450mになっています。
登りで撮った写真の道標は1464m。
どっちが正しいのかな？

4/29 10:16

「キリン」に見える

4/29 10:28

殿下コース登山口に下りてきました

4/29 10:29

殿下コース登山口より北側はほそうですが、南側（宍粟市）は未舗装
3台程度駐車可能
トイレは「冬期閉鎖中」

4/29 12:45

宍粟市に向かう道路上で発見

4/29 12:45

タヌキに似ていますが、顔が少し鼻が尖っている感じがしたのでむしろアナグマか？
クルマを警戒する感じがしませんでした

4/29 13:39

伊和神社
播磨一の宮です

4/29 13:28

謂れ

4/29 13:29

起原と言われる「鶴石」

4/29 13:29

鶴石の謂れ

4/29 13:30

だそうです
社務所は閉鎖されていました

4/29 13:31

本殿

4/29 13:32

縁結びの神だとか

4/29 13:51

伊和神社向かい側の道の駅
結構車が入っていました
でもレストランはかなりまばらにしかお客さんを入れていませんでした。

撮影機器：

SH-3 OLYMPUS CORPORATION

感想

風吹ニャンコ

登山コースとしては危険個所もなく登りやすかった。
最近は神戸や姫路の低山しか登っていなかったので、久しぶりの残雪歩きは新鮮でした。
また朝方は冷え込んでおり、国道29号線で表示されていた温度は3度。
風は弱かったのですが、止まると寒い感じです。
三ノ丸から氷ノ山にかけては笹原が広がっており、独特の景観です。
笹は根曲り竹ですが、スズコ（筍）はまだでした。
まあ、もっとも登山道から見まわしただけですが。
「三密」を避けるため、山頂付近では写真を撮っただけですぐに下山しました。
すれ違った登山者は家族連れも含めて10人弱。
山頂では誰にも会いませんでした。