ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 232155
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門

2012年10月06日(土) ~ 2012年10月08日(月)
 - 拍手

コースタイム

10/6
8:43土合駅-8:52土合橋-10:44松ノ木沢の頭-11:26白毛門-12:24笠ヶ岳-13:29朝日岳-13:48ジャンクションピーク-15:27大烏帽子山-17:01 1614m鞍部-17:24幕営地

10/7
6:36幕営地-9:39檜倉山-12:49檜倉乗越-14:00 1659m先の草地-14:53 引き返し地点-15:20幕営地

10/8
6:23幕営地-8:03柄沢山-11:12米子頭山-12:16 1646m鞍部-16:49登山道合流地点-16:53巻機山最高地点-17:16巻機山避難小屋-20:29登山口-21:00清水
天候 10/6 曇り(夜になって雨)
10/7 曇りのち雨
10/8 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き
6:08東京-(新幹線)-6:58高崎7:10-8:13水上8:24-8:33土合 (乗車券\2940+特急料金\2400)

帰り
タクシー 清水-越後湯沢 (約30分 \6880)
22:23越後湯沢-23:40東京 (乗車券\3260+特急料金\2720)
コース状況/
危険箇所等
ジャンクションピーク〜巻機山は基本的にみちはありません。普通は残雪期に歩くルートです。
大烏帽子山手前までは踏み跡(ナルミズ沢を歩く人のようです)がありますが、そのあと稜線上はほぼ藪です。藪の濃いところ薄いところ草地と色々あって何処を歩くかでかかる時間が全然違います。霧が出て見通しが利かないと稜線上を丁寧にを辿るしかないので、藪の濃いところにもつっこまなくてはならずすごく時間がかかりました。
巻機山のひとつ手前のピーク(栂ノ頭)は東側の草地にでると道があります。栂ノ頭への稜線は背丈以上の藪です。
土合駅の階段
白毛門沢の大滝でしょうか
1
白毛門沢の大滝でしょうか
ジジ岩、ババ岩も霞んでよく見えません。このあと霧が濃くなりまったく見えなくなりました。
ジジ岩、ババ岩も霞んでよく見えません。このあと霧が濃くなりまったく見えなくなりました。
谷川岳のほうは霧で真っ白です
谷川岳のほうは霧で真っ白です
笠ヶ岳も山頂は霧が掛かってしまってます
笠ヶ岳も山頂は霧が掛かってしまってます
白毛門のほうを振り返って眺めてます
白毛門のほうを振り返って眺めてます
谷川岳のほうの霧がはれてきました^^
1
谷川岳のほうの霧がはれてきました^^
笠ヶ岳の山頂から朝日岳のほう
2
笠ヶ岳の山頂から朝日岳のほう
笠ヶ岳のほうを振り返って
1
笠ヶ岳のほうを振り返って
朝日岳の山頂。谷川岳はまた霧に隠れてしまってます。
1
朝日岳の山頂。谷川岳はまた霧に隠れてしまってます。
朝日岳手前の湿原
1
朝日岳手前の湿原
ジャンクションピーク付近から先に続く檜倉山、柄沢山等の稜線
1
ジャンクションピーク付近から先に続く檜倉山、柄沢山等の稜線
奥のほうにうっすら武尊山が見えました
1
奥のほうにうっすら武尊山が見えました
霧が掛かってきてしまいました
霧が掛かってきてしまいました
大烏帽子山から先に続く稜線を眺めてます。巻機山とかずっと先は霧が晴れてますが、目の前が真っ白です...
2
大烏帽子山から先に続く稜線を眺めてます。巻機山とかずっと先は霧が晴れてますが、目の前が真っ白です...
霧は晴れたり、掛かったりの繰り返しで大烏帽子山から降りてみたら先ほど真っ白だった場所もこのとおり。
1
霧は晴れたり、掛かったりの繰り返しで大烏帽子山から降りてみたら先ほど真っ白だった場所もこのとおり。
でも、最後はこんな状態になってしまい初日は終了です。
でも、最後はこんな状態になってしまい初日は終了です。
二日目の朝です。夜の間中ずっと雨でした。朝方に雨は止んだものの視界がほとんどありません。
二日目の朝です。夜の間中ずっと雨でした。朝方に雨は止んだものの視界がほとんどありません。
檜倉山の山頂付近
2
檜倉山の山頂付近
なるべく草地を歩きたいけど視界が悪くてどこまで進めるのか分かりません...
なるべく草地を歩きたいけど視界が悪くてどこまで進めるのか分かりません...
この辺りでちょっと日が差したりもしたのですが、ほんの一瞬のことで午後には雨が降り出しました。
この辺りでちょっと日が差したりもしたのですが、ほんの一瞬のことで午後には雨が降り出しました。
3日目の朝です。
快晴です。谷川岳も綺麗に見えました。
1
快晴です。谷川岳も綺麗に見えました。
これはこれから進む巻機山のほう。
2
これはこれから進む巻機山のほう。
鳥が気持ち良さそうに飛んでました。
1
鳥が気持ち良さそうに飛んでました。
巻機山の一つ手前のピーク(栂ノ頭)は目の前なんですが、ここから濃い藪のなかでだいぶもがいていたのでかなり時間がかかりました。
1
巻機山の一つ手前のピーク(栂ノ頭)は目の前なんですが、ここから濃い藪のなかでだいぶもがいていたのでかなり時間がかかりました。
ようやく藪を抜けて草地にある道にでてほっとしたところです。巻機山はもうすぐです。
ようやく藪を抜けて草地にある道にでてほっとしたところです。巻機山はもうすぐです。
階段がでてくると登山道への合流地点もすぐそばです。歩いたほうを振り返って眺めてみました。
1
階段がでてくると登山道への合流地点もすぐそばです。歩いたほうを振り返って眺めてみました。
ようやく木道あるきです
ようやく木道あるきです
霧が掛かってきてしまいました
霧が掛かってきてしまいました
巻機山避難小屋。ここに泊まりたかったのに...
1
巻機山避難小屋。ここに泊まりたかったのに...

感想

久しぶりの遠出、初めての山域、微妙な天気予報と色々とドキドキだったのですが、なんとか無事に歩けました。でも天候が良くないことが分かっていたのに、日程の見積もりが甘すぎでした。

初日、天気予報では昼頃までは晴れるはずでしたがどんよりとした天気です。昼頃までに登れば谷川岳が見えるかなと期待していたのですが白毛門へ登るとどんどん霧が濃くなるばかり。ジジ岩、ババ岩も写真を撮っている間にみるみる霧に包まれて見えなくなってしまいました。白毛門の山頂は賑わっていたので素通りで先に進みます。それでも笠ヶ岳へ向かうあたりから徐々に霧が少なくなって紅葉で色づいた稜線が見えてきました。笠ヶ岳の山頂に着くころには谷川岳のほうの霧も晴れ、ここからジャンクションピークまでは紅葉を楽しみながらのんびり歩きです。

ジャンクションピークからは一般登山道じゃなくなります。天気は良くないものの視界は悪くなかったので、最悪2日目に引き返して来ればよいということで、巻機山へのみちに進んでみます。はじめのうちは沢登りのひとが使うルートのようで踏み跡があります。大烏帽子山手前から徐々に藪になっていき、さてこれからということころで徐々に西側から霧がかかってきてしまいました。それでも、2日目は天気予報では一時雨となっていたので日没時刻ぎりぎりまで進んでこの日は終了です。テントの中でこの日の行程を見なしてみたら藪になってからのスピードが相当遅い^^;。でもまあ、あと2日間歩けば巻機山にちょうどいい頃合いに着くな、とおもって眠りにつきました。

2日目です。昨日テントに入ってすぐに降り出した雨は一晩中降り続き、朝方ようやく止みました。視界は悪いし周りの木々はびしょびしょです。そんななのでゆっくりめのスタートです。で、寝ぼけていたのか最初から失敗です。稜線右手の下の方に踏み跡らしきものが見えたので降りかけたのですが、降りてる途中で勘違いに気づき登り返しました。スタート地点近くのピークの藪のなかの降り登りしただけで1時間が経ってしまいました^^;このあとは慎重に歩くようにしましたが、この日は終日視界が悪くてほとんど進めませんでした。午後には雨も降り出し風も強くなってきたので15時前には進むのを諦め、テントを張れる場所まで引き返して終了です。テントの中で3日目の残りの行程を計算すると巻機山に着くのが日没頃になってしまう予想です。といってジャンクションピークに戻るには進み過ぎてしまったし...。まあ、どちらに進むかは3日目の天気次第ということで寝ました。この日は夜の間中強い風が吹いていて、夜中に目が覚めた時に外をのぞいたら綺麗な星空が見えてました。

3日目です。快晴です。この日はなるべく早く進む必要があったので、ゆっくりと景色を楽しんでいるわけにもいかず、すばらしい景色もちらっと眺めるだけで歩いていきます。それでも、ピークに着くとこれから歩く稜線と目的地の巻機山が徐々に近づいてくるのが分かり、振り返ると今まで歩いてきた稜線とその奥に谷川岳も綺麗に見えていてとても楽しめました。それでものんきなことを言っていられたのは米子頭山北の鞍部(1646m)まででした。最後の栂ノ頭への登りはあまりよくないルートを通ったこともあって背丈以上の藪の中でひたすらもがいてました。時々倒木の上に乗って周りを見まわし、手前で撮った写真と見比べながら方向を変えたりして歩きましたが、最後はよくわからなくなってしまい東側の草地にみちがあるとの事前情報を信じて無理やり東の草地まで抜けました。その後は草地のみちをたどり、ひとつばかり笹藪を抜けたら巻機山は目の前でした。結局、予想通り巻機山についたのは日没頃になってしまいました。このあと避難小屋の前を通りかかると単独の泊の方と、不思議な場所からロープで引き揚げている最中のグループがいてちょっとだけお喋り。グループの方々はこのあと下山で21,22時頃に降りる予定とのことでした。後ろに歩いている人がいることにちょっと安心して暗くなった山道をよろよろと降りました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1362人

コメント

お疲れ様でした
無事のお帰りなによりです。
やはりこのルート、最大の敵は笹薮でしたか・・・
それでもこの時期に朝日岳〜巻機山を歩ききったkoizさん、すごい  もぉ〜〜大拍手です
私達がこのルートを歩くことはないでしょうから、
自分では見ることのできない景色を見せていただき、ありがとうございます

巻機山避難小屋泊は次の楽しみに
2012/10/10 18:35
yoshikoronさん、こんばんは^^
笹薮は一応進めるのでいいのですけど、シャクナゲやハイマツ等がかたまってあるとまあ進みません。一応遠目にみて避けるのですがシャクナゲなんかは同じ緑なので、霧で視界が悪いとうっかりそちらに進んでしまいまた戻るなんてことを繰り返してました^^;
あと霧で視界がないので延々と藪の稜線を歩いてて、さあっと霧がはれたらすぐ脇に草地が広がっていてそっちを歩けばあっという間通過できたのに、なんてこともありました。
まあ藪漕の経験なんてあんまりないので仕方がないですね(そんな経験積みたくないですが...)。

巻機山避難小屋は次の楽しみにとっておきます^^
2012/10/10 19:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら