仙丈岳、三ツ頭、甲斐駒ヶ岳、摩利支天

1965年05月01日 ~ 1965年05月05日

• GPS: 104:00
• 距離: 52.3km
• 登り: 5,348m
• 下り: 5,353m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

12:22 スタート地点
12:22 ゴール地点

天候

曇、暴風雪、晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

5/10 15:14

1日目
延々と続く河原歩きは、体力を消耗させる

5/10 15:14

赤河原川出合付近の幕営地

5/10 15:14

毎日村役場の人？が、テント地使用料の徴収に見えました

5/10 15:14

2日目
意気揚々と仙丈岳を後にする

5/10 15:14

富士山も綺麗だ（仙丈岳より）

5/10 15:14

六合峠、甲斐駒ヶ岳（仙丈岳より）

5/10 15:14

白根三山（仙丈岳より）

5/10 15:14

鳳凰三山（仙丈岳より）

5/10 15:14

滑落停止の練習

5/10 15:14

グリセードの練習

5/10 15:14

北沢峠への下りで、早速グリセードが役立つ

5/10 15:14

3日目
作図した天気図でも、台湾坊主が大暴れする予報(5/3;12:00)

5/10 15:14

専門家作成で公表された天気図(5/3;21:00)

5/10 16:01

終日降雪

5/10 15:14

4日目
昨日の荒天が嘘のよう。八ヶ岳連峰も綺麗に見える

5/10 15:14

漸くラッセルも楽になってきた

5/10 15:14

鋸岳と三ツ頭

5/10 15:14

三ツ頭の通過

5/10 15:14

三ツ頭付近からの甲斐駒ヶ岳

5/10 15:14

甲斐駒ヶ岳頂上にて

5/10 15:14

一昨日登頂の仙丈岳（甲斐駒ヶ岳より）

5/10 15:14

北岳（甲斐駒ヶ岳より）

5/10 15:14

摩利支天頂上から甲斐駒ヶ岳

5/10 15:14

甲斐駒ヶ岳山頂下のトラバース

5/10 15:14

白い騎士？

5/10 15:14

無事戸台に帰着

撮影機器：

MP980 series Canon

感想

tochan

　大先輩のCL,新人の若手と3人で、初の南アに出かけた。（CLはこの山域には2回の経験あり）

前日（4/30）
・朝の国鉄のストの影響で、終日電車が混乱し、新宿着が遅れたが、無事22:35発　準急「穂高」に乗車できた。

一日目(5/1)
・初狩駅での貨物列車の脱線の影響で、遅れて12:35辰野駅着。
・お天気も良かったので、昼の中央線は八ヶ岳、南アルプス、鳳凰三山などの山々や、沿線の桃の花等が綺麗で、結構楽しかった。
・バスで戸台迄入る。
・このコースは殆どが、戸台川の河原歩きで、延々と石ころだらけを歩かなければならず、非常に疲れる。
・赤河原に着いたところで、CLが幕営地にすると言う。予定では深沢峠まで行く予定だったが、列車遅れの影響で時間的にも厳しいので、CLの意見にしたがって、赤河原に設営。

二日目(5/2)
・BCを深沢峠に移す予定だったが、CLがどうしても赤河原をBCにすると言うので、登頂装備で出発する。
・天気も良く、仙丈岳からの眺望も素晴らしく、楽しい一日だった。
・途中時間的にも余裕があったので、滑落停止や、グルセード等新人と一緒に練習。

三日目(5/3)
・急速に発達した台湾坊主の影響で、出発して直ぐに雪になり、どんどん激しくなる。
・未だ積雪量はそれ程多くなっていなかったので、仙水峠を越えて駒津峰に向かって上り始めたが、ラッセルも大変だし、なによりCLの体調が悪くなってきたので、引き返すことにした

四日目(5/4)
・赤河原川を辿り、六合峠への急登を登る。
・昨日の積雪で、一部は胸までも有るラッセルを強いられる。
・六合峠から予定通りに、鋸岳に向かう。
・三ツ頭の通過などを見ていると、CLと新人に不安が出てきた。
・危険度の高い？鋸岩は中止にすることとし、烏帽子岳を往復の後、昨日登れなかった甲斐駒ヶ岳に向かうことにする。
・ラッセルは依然として辛いが、天候も良く、無事甲斐駒ヶ岳に登頂。
・素晴らしい展望を楽しんだ後、摩利支天を往復した。
・終日トップで、ラッセルばかりで疲れたが、バテたCLも何とか無事下山出来て良かった。
・昨日の荒天で、甲斐駒ヶ岳直下でも数人の遭難者（死者）が出て、未だ収容されていないと、頂上で出会った登山者が教えてくれた。（この年の連休は、前日中心に57名の死者と4名の行方不明者が出た。）

五日目(5/5)
・早朝に撤収。
・歩きにくい戸台川の河原歩きも、食料等が減り荷も軽くなったし、美辞下山できるうれしさで、入山時よりは気分的に楽だった。
・戸台からバスで移動。
・辰野駅から急行「第2アルプス」に乗車したが、超満員で帰京するまで立ちんぼだった。