三俣蓮華岳〜雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳〜双六岳〜笠ヶ岳【2泊3日の山旅】
- GPS
- 61:53
- 距離
- 61.5km
- 登り
- 4,931m
- 下り
- 4,923m
コースタイム
鍋平駐車場5:57-6:27新穂高-7:32わさび平小屋-9:57鏡平山荘-10:48弓折岳分岐-11:50双六小屋-13:32三俣蓮華岳-16:52雲ノ平山荘
【2日目】
雲ノ平山荘7:08-8:04祖父岳分岐-8:31祖父岳-9:14岩苔乗越-10:17水晶岳-10:55水晶小屋分岐-11:48ワリモ岳-12:12鷲羽岳-13:30三俣山荘-14:21三俣峠-15:44巻道分岐-15:55双六小屋
【3日目】
双六小屋6:27-7:25双六岳-8:33双六小屋-9:24弓折岳分岐-12:03笠新道分岐-13:00笠ヶ岳山荘-13:12笠ヶ岳-14:49笠新道分岐-17:52笠新道登山口-18:54新穂高-19:50鍋平駐車場
天候 | 10/6 曇りのち一時雪 10/7 曇り一時雨 10/8 晴れ(午後ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【笠新道】以前、評判通り急坂と書きましたが、部分的に急坂もありますが、斜面をトラバースする事が多く、なかなか高度が下がりません。地図で見る距離以上に歩きます。 【笠ヶ岳〜笠新道分岐】ちょっとしたアップダウンもあり、そこそこ時間がかかります。最後の笠ヶ岳への上りは、距離は短いですが頑張り処です。 |
写真
感想
三連休を利用し、雲ノ平散策、水晶・鷲羽岳登頂、紅葉を目的に2泊3日の山旅に出かけてきました。
金曜23時に自宅を出発、現地鍋平駐車場にちょうど3時到着。
※この日は、夜中にも関わらず上高地方面に向う車が多かった。
【1日目】鍋平駐車場〜雲ノ平山荘
30分ほどウトウトした後、5:34にスタート。しばらくしてレモン水500mlを忘れた事に気付き戻る。結局、5:57に再スタート。
スタートが遅目だったので、鏡平まで多くの登山者に出会う。
双六小屋へ向う途中、三脚を構えた登山者と少し会話。この日は生憎の曇空で光が足りず紅葉の映りが今ひとつとの事。双六小屋からは、鷲羽岳の勇姿が拝めた(いつ見てもかっこいい)
三俣蓮華岳からの眺望は凄い。360°見渡す限り山、山、山のオンパレード!!
お気に入りの場所になりました。
黒部源流辺りは、紅葉が綺麗。何枚も写真を撮った。
この日は、祖父岳中腹、日本庭園辺りから雪が降り出し、講習会での講師の言葉やこの冬雪の中、奥多摩を歩いた事を思い出す。ここから雲ノ平山荘までは距離も短いので焦ることなく落ち着いて歩を進める。幸い雪は直ぐに止み、最後、雲ノ平山荘に向けてダッシュ!!
なんとか17時前に到着。も、山荘の人に「困りますね〜!!」と怒られた。
が、目は優しかった。
※この日は、早くから両脚が断続的に何度も攣った。
【2日目】雲ノ平山荘〜双六小屋
起床後、木道に雪が積もっているとの登山者の言葉でテンション上がらず、のんびりと7:08に出発。今回もガスっているので雲ノ平散策は諦め、天気は回復傾向との登山者の言葉を頼りに水晶岳を目指す。
祖父岳上りでは、ペイントと踏み跡を頼りに頂上に到着。
標識に「濃霧時、迷い易いので注意」の注意書きを確認、ケルンに導かれ下山、無事に鞍部に出た。
※この辺は、ちょっと雰囲気が違っていた。
水晶岳への登りでは、雲ノ平山荘手前であったトレランの方に抜かれた。
水晶岳は最後が岩場で、ちょっと時間がかかる。
天気は一向に回復せず、一面ガス。展望ゼロ。エネルギー補給し、そそくさと下山。
下りは岩場もあっという間に終わり、虚脱感にさいなまれる。
稜線では一時的にガスが晴れ、鷲羽岳にかけていい景色が拡がる。
※この辺は、何処をとっても景色が良さそう!!
鷲羽岳頂上に着いた頃はまたガスっていて展望はダメ。ここで弁当を食べる。
弁当を食べ終わる頃に雨が降り出すが、歩きだして直ぐ止む。
三俣山荘から先はバテ気味、巻道を進む。この辺は荒野っぽい。
チョコレートを食べ復活。双六小屋近くで後から来た人に道を譲ろうと脇に避け、振り返るとトレラン風の人が立っていた。
「小屋まで一緒に下りましょう」と声をかけられたので、そのまま先に下った。
※何とも好感の持てる方だ。
15:55に小屋到着。一人布団1枚で休めるとの事で談話室で就寝。談話室には、私含め4人。
【3日目】双六小屋〜鍋平駐車場
4:30に目が覚める。皆さん既に準備中。なんでも日の出を見るとの事で私も外に出た。日の出にはまだかなり早く、つま先が冷える。
しばらくすると、多くの登山者が双六岳へ。
そのうちに、日の出は5:44との声が。あと10分程あるので急いで朝食を食べ再び外に出るとかなり明るいが太陽が見えない(山に隠れている)
なんともチグハグ。
部屋に戻ると誰もいない。一人で準備し小屋の人に見送られ元気よく6:27スタート。
※3日間とも出遅れた。
双六岳稜線に出てからは、快晴のもと展望を楽しみながら頂上を目指す。なんとも気分がいい。頂上では何人かの写真をとり、烏帽子から来たテン泊の登山者と少しお話し。
だいぶ時間も経ったので、笠ヶ岳に向け出発。
途中、途中で時間チェックしながら写真もパチパチ。
槍ヶ岳の見晴らし抜群の所では、槍ヶ岳を背景に数人が一緒にジャンプ。写真に収めていた。
※最近は、こういうのが流行りなのか。。。
秩父平までの道程でちょっとしたピークがあり、ここからの展望がまさに絶景!!
思わず「ヤッホー」と叫ぶところだった。
秩父平では、ヘリコプターが何度も稜線に飛来。何かあったかと思いきや単なる荷揚げだった。
笠新道分岐では、前回の反省から12時までの到着を目指し、ほぼ予定通りの12:03に到着。この先の笠ヶ岳へ。
ここからが結構時間がかかった。この頃にはだいぶガスも出ていて笠ヶ岳が見え隠れ。ガスの上にすっくと顔を出すその姿を見て、何故か映画「天空の城ラピュタ」を想像。
笠ヶ岳への最後の登りはちょっと堪えるも距離が短いので助かる。
頂上に着いた頃には、ガスが拡がってしまい期待した展望は×
今回、期待した雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳は一面ガスっていて、とても残念でしたが、山行中、展望が開けた時の景色はとても素晴らしいものでした。
また、初日雪に見舞われ、駆け足で過ぎてゆく北アルプスの秋も実感しました。
今年最後の北アルプスは、3日間に渡る山行で思う存分歩く事ができました。
来年は、縦走にもチャレンジしてみたい!!
ひょえ〜もう雪ですか
笠ヶ岳ではガスがかかっていて展望×という事ですが、他 はとても素敵ですね。
紅葉は、一面一色に色づくのではなく、モザイク状というのかしら??赤や黄色やオレンジがいい具合に綺麗に混ざった感じがとても素敵です
こういう染まり方は高山ならではなのでしょうか??
話はそれますが、「天空の城ラピュタ」は宮崎駿アニメで一番好きな映画です ちなみに2位がトトロ、3位がナウシカです(←どうでもいいですよね )
高い山に行くと雲が近かったり見下ろす感じになるんでしょうか?
雲の流れるのを見ているのって好きです。心が現れますよね
紅葉は、一面一色ではなかったです。まだらというか
デジカメで綺麗に撮るのは、なかなか難しいですね
そう言えば、今年は10年に一度の美しさだそうです。
奥多摩や奥武蔵の紅葉もかなり期待できそう
笠ヶ岳は近づくにつれ聳えて見え、頂上に向けて登山道がジグザグに伸びていました。雲がアクセントになってより高く感じ、まさに天空といった印象でした
因みに、宮崎駿アニメでは「風の谷のナウシカ」が一番好きです
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