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Yamareco

記録ID: 232893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

やっと行けたよ、立山に! 

2012年10月06日(土) ~ 2012年10月08日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
16.6km
登り
1,754m
下り
1,752m
天候 6日:曇り
7日:曇りのち雨
8日:快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢の無料駐車場は夜中に到着しましたが既に満車でした。
有料駐車場(1日\1000)の駐車します。

3連休という事もあり、関電トロリーは6:30始発です。
6:00でかなりの行列。
コース状況/
危険箇所等
室堂から雷鳥沢までは岩がちょっとゴツゴツした遊歩道です。
これが意外と歩きにくい。
思った以上にきついアップダウンを何度か繰り返すこと約1時間で
雷鳥沢に到着します。
このアップダウンが帰り道は今回の行程の中で一番ツライ歩行でした。

雷鳥沢から一の越へ向かう登山道はガイドブックでは迷いやすいとの
記載がありました。
確かに??と思うところは何度かありました。

この近辺にツキノワグマが生息か。
目撃情報多数!
そして私自身も目撃!

一の越から雄山へは結構な急登です。
落石に注意。



観光地ですので、団体が多数います。
道を塞いでの観光スポット説明している団体や、
道一杯に広がって歩く団体なども大勢おり、
ちょっとイラっとする事もあるかも知れません。
遠くに見えるのは野口五郎さん??
2012年10月06日 07:28撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 7:28
遠くに見えるのは野口五郎さん??
観光放水中。
2度目ですが、迫力です。
2012年10月06日 07:29撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 7:29
観光放水中。
2度目ですが、迫力です。
なんて急なんだ。
2012年10月06日 07:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 7:55
なんて急なんだ。
紅葉はまずます。
2012年10月06日 07:59撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 7:59
紅葉はまずます。
支柱がないって、凄い事だな。
柱ない(走らない)ロープウェイだそうです。
2012年10月06日 08:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 8:00
支柱がないって、凄い事だな。
柱ない(走らない)ロープウェイだそうです。
これを降りると・・・。
2012年10月06日 09:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 9:01
これを降りると・・・。
立山に着いたーーーー!

着いた着いた♪
2012年10月06日 09:06撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 9:06
立山に着いたーーーー!

着いた着いた♪
曇りだけどこの光景に感動です。
2012年10月06日 09:12撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 9:12
曇りだけどこの光景に感動です。
みくりが池に映る逆さ立山。
2012年10月06日 09:29撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/6 9:29
みくりが池に映る逆さ立山。
血の池地獄
2012年10月06日 09:43撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 9:43
血の池地獄
背中が重いけど、立山の景色に感動しっぱなし。
2012年10月06日 09:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/6 9:45
背中が重いけど、立山の景色に感動しっぱなし。
テン場が見えた!
2012年10月06日 09:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 9:53
テン場が見えた!
あと少し!
2012年10月06日 10:03撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 10:03
あと少し!
地味にきつい遊歩道も終了です。

管理棟で受付をします。

ここもクマ出没注意だそうです。
2012年10月06日 10:06撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 10:06
地味にきつい遊歩道も終了です。

管理棟で受付をします。

ここもクマ出没注意だそうです。
やっと着いたぜ。
今年の7月から何度フラれ続けた事か。

2012年10月06日 11:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 11:15
やっと着いたぜ。
今年の7月から何度フラれ続けた事か。

浄土橋と言うらしい。

夏場は水浴びなんて出来ちゃいそう。
2012年10月06日 11:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 11:40
浄土橋と言うらしい。

夏場は水浴びなんて出来ちゃいそう。
テント張り終えた時点で昼を回ってしまったので、初日の昼くらいは手抜きをして、
室堂で食事&生ビールをします。
その途中でまた逆さ立山・浄土山。
2012年10月06日 13:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/6 13:37
テント張り終えた時点で昼を回ってしまったので、初日の昼くらいは手抜きをして、
室堂で食事&生ビールをします。
その途中でまた逆さ立山・浄土山。
おっと、剱岳か??

なんてかっちょいい山なんだ。
2012年10月06日 13:42撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/6 13:42
おっと、剱岳か??

なんてかっちょいい山なんだ。
2012年10月06日 13:46撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 13:46
フットサルコート4面位の広さでしょうか。

フラットで管理の行き届いた
居心地の良いテン場です。
2012年10月06日 13:58撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 13:58
フットサルコート4面位の広さでしょうか。

フラットで管理の行き届いた
居心地の良いテン場です。
我が家と立山。
2012年10月06日 14:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 14:21
我が家と立山。
立山を眺めながらのビールは最高です。
2012年10月06日 16:13撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/6 16:13
立山を眺めながらのビールは最高です。
今夜は鍋。
2012年10月06日 16:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 16:52
今夜は鍋。
日も暮れた雷鳥沢。
2012年10月06日 18:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 18:10
日も暮れた雷鳥沢。
夜のテント村。
2012年10月06日 18:12撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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10/6 18:12
夜のテント村。
夜のテント村。
2012年10月06日 18:23撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/6 18:23
夜のテント村。
おはよう、立山。

曇りでテンション下がります。
2012年10月07日 07:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 7:00
おはよう、立山。

曇りでテンション下がります。
頼む、晴れてください。
2012年10月07日 07:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 7:52
頼む、晴れてください。
あそこを越えると剱岳が見えるのか。
2012年10月07日 07:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 7:52
あそこを越えると剱岳が見えるのか。
大日岳方面も紅葉が綺麗。
2012年10月07日 07:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 7:52
大日岳方面も紅葉が綺麗。
2012年10月07日 07:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 7:53
2012年10月07日 08:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 8:48
2012年10月07日 08:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 8:51
2012年10月07日 08:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 8:52
ナナカマドが真っ赤です。
2012年10月07日 09:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 9:01
ナナカマドが真っ赤です。
2012年10月07日 09:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 9:01
2012年10月07日 09:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 9:21
2012年10月07日 09:25撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 9:25
奥大日岳とナナカマド。
斜めに撮ってます。
2012年10月07日 09:49撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 9:49
奥大日岳とナナカマド。
斜めに撮ってます。
結構登ったかな。
2012年10月07日 09:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 9:53
結構登ったかな。
セルフ撮り。
2012年10月07日 10:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/7 10:02
セルフ撮り。
実が真っ赤です。

この後、黒光りをしたヤツ、
ツキノワグマを目撃してしまいます。

おっかないのでその後は
猛ダッシュ。
2012年10月07日 10:34撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/7 10:34
実が真っ赤です。

この後、黒光りをしたヤツ、
ツキノワグマを目撃してしまいます。

おっかないのでその後は
猛ダッシュ。
2012年10月07日 12:23撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:23
2012年10月07日 12:24撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:24
2012年10月07日 12:25撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:25
2012年10月07日 12:25撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:25
2012年10月07日 12:28撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:28
2012年10月07日 12:28撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:28
2012年10月07日 12:43撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:43
2012年10月07日 12:43撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:43
2012年10月07日 12:44撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:44
2012年10月07日 12:44撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 12:44
2012年10月07日 13:29撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 13:29
2012年10月07日 13:52撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 13:52
2012年10月07日 13:52撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/7 13:52
雄山の稜線と星空。
2012年10月07日 20:13撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 20:13
雄山の稜線と星空。
雷鳥荘の灯りと天の川。

2012年10月07日 20:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 20:16
雷鳥荘の灯りと天の川。

適当に天の川を撮っていたら
真ん中に流星が!!

奇跡的なショット。

2012年10月07日 20:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 20:37
適当に天の川を撮っていたら
真ん中に流星が!!

奇跡的なショット。

奥大日岳と星空。

2012年10月07日 20:39撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/7 20:39
奥大日岳と星空。

早朝の立山。
キンキンに冷えました。
2012年10月08日 05:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 5:32
早朝の立山。
キンキンに冷えました。
凍ってるね。
2012年10月08日 05:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 5:45
凍ってるね。
2012年10月08日 06:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 6:51
剱岳が見たくて、室堂乗越へと向かいます。
2012年10月08日 06:54撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/8 6:54
剱岳が見たくて、室堂乗越へと向かいます。
おぉぉ、すごいゴツゴツ。
2012年10月08日 06:57撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 6:57
おぉぉ、すごいゴツゴツ。
2012年10月08日 07:03撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 7:03
2012年10月08日 07:09撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/8 7:09
2012年10月08日 07:11撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/8 7:11
あそこを登っちゃうんですか・・・。
2012年10月08日 07:12撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 7:12
あそこを登っちゃうんですか・・・。
セルフ撮り。
2012年10月08日 07:29撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 7:29
セルフ撮り。
今度は剣御前から眺めたい。
2012年10月08日 07:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 7:32
今度は剣御前から眺めたい。
気持ちいい稜線歩き。
2012年10月08日 07:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 7:45
気持ちいい稜線歩き。
今日は青空と紅葉が綺麗だ。
昨夜の雨のおかげかな。
2012年10月08日 08:20撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
4
10/8 8:20
今日は青空と紅葉が綺麗だ。
昨夜の雨のおかげかな。
遅めの朝食。
今日も鍋&うどん。
2012年10月08日 08:41撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
10/8 8:41
遅めの朝食。
今日も鍋&うどん。
帰りたくないなぁ。

2012年10月08日 10:06撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/8 10:06
帰りたくないなぁ。

でも帰らねば。
来た時とたいして変わらぬ重量。
2012年10月08日 11:04撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 11:04
でも帰らねば。
来た時とたいして変わらぬ重量。
さようなら、ありがとう立山。

また来年!
2012年10月08日 11:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 11:15
さようなら、ありがとう立山。

また来年!
何度も振り返ります。
2012年10月08日 11:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/8 11:27
何度も振り返ります。
このガスを吸うとちょっと苦しい。

2012年10月08日 11:47撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 11:47
このガスを吸うとちょっと苦しい。

何キロ背負ってるのか?
しかもサンダルで。

脱帽です。
2012年10月08日 12:04撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 12:04
何キロ背負ってるのか?
しかもサンダルで。

脱帽です。
風が爽やかです。
2012年10月08日 12:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
10/8 12:21
風が爽やかです。
もうちょっと居たいなぁ。
2012年10月08日 12:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 12:21
もうちょっと居たいなぁ。
あぁ、室堂ターミナルに着いてしまった。

2012年10月08日 12:31撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 12:31
あぁ、室堂ターミナルに着いてしまった。

キトキト??

2012年10月08日 13:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 13:00
キトキト??

黒部湖が綺麗です。
2012年10月08日 13:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
10/8 13:02
黒部湖が綺麗です。
2012年10月08日 13:18撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 13:18
2012年10月08日 13:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 13:32
ちょっと前まであそこに居たのか。
2012年10月08日 13:42撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 13:42
ちょっと前まであそこに居たのか。
扇沢に着いてしまった。

なんだかちょっぴり寂しいな。
2012年10月08日 14:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
10/8 14:27
扇沢に着いてしまった。

なんだかちょっぴり寂しいな。

感想

今年は7月から何度か立山行を計画しましたが、
ことごとく天気にフラれ続けました。

今回も直前に台風が到来し、今回もまたダメかと思いましたが、
紅葉見たさに意を決して立山にGo。


1日目
某雑誌で、扇沢から室堂まで4時間かかる場合も・・・。
などと書かれていたのでそれ位を覚悟します。
連休の為、始発は6:30です。
6:00の時点で大勢の行列。
始発を諦め2便(7:00発)に乗車します。
その頃にはチケット行列はなし。
トロリーとケーブルカーは待ち時間ほとんどなし。
ケーブルカーを乗る時に整理券を配られます。
これは次のロープウェイに乗る改札順の札です。
バス2便に乗り、整理券は9番。
待ち時間は約20分。
展望台もあり、待ち時間も苦ではありません。
ロープウェイを降り、またトロリー乗車。
これも待ち時間ほとんどなし。
4つの乗り物に乗りますが、手荷物代金として、600円だったかな。
関電トロリーとそれ以上とで別払いです。

重たい荷物の背負ってはおろしての繰り返しで、
結構疲れてしまいます。

しかし、室堂の光景に疲れを忘れます。

玉殿の湧水がとても冷たくておいしい。
力水です。


遊歩道を歩くこと約1時間で雷鳥沢キャンプ場に到着します。

あれだけ行列していた割にはテントの数が少ないです。

剱岳方面に向かう人が多かったのでしょう。

7:00にバス乗車して、テント場到着が11:00頃だったかと思います。

順調に到着できた方でしょう。

管理棟でキャンプ場での注意事項を聞き、代金を支払い
テント設営します。

クマが出没するので臭いの出るものは前室ではなく、
必ずテント内に入れる事と注意を受けます。

設営場所を決め、周りのテントを見回します。

隣のテントときたら・・・。
注意事項を守れていない方でした。
ビールの空き缶、調理器具が出しっぱなしです。

そんな訳で移動して設営。


設営を終えるころにはもうお昼を回っています。

奥大日に行きたかったけど結構疲れたので
室堂でご飯と生ビールを頂くため、
また室堂まで往復します。

今日はこれだけ。
晩御飯食って飲んで寝るだけ。

明日晴れるといいな。
雨の予報だけどね。


2日目
5時前に目覚めます。
周りのテントから今日は諦めだな、との声がします。

どんよりと曇ってます。
・・・、また寝ます。

7時に起床し、遅めの出発。

雷鳥沢から一の越へ山崎カール内を通過するルートで向かいます。

とにかく紅葉が綺麗です。


あと少しで一の越だというあたりで休憩しながら上を眺めると、
なにやら黒光りするあやしい物体がモソモソと動いてるじゃないですか。

もしかして・・・。

クマじゃないですか。

居るとは聞いていたけど、まさか目撃するとは。
しかもそんなに遠くないです。

おっかないのでそれからは必死の形相で走ります。
標高が高いのでヒィヒィいいながらのダッシュです。

やっと人に会い、クマを見たことを告げると
その方たちも雄山の上の方からクマがいるのを見たと
余裕の表情でサラッとおっしゃいます。


一の越で暫く休憩のあと、雨が降り出し
何も見えませんが雄山に向かいます。

結構な急登です。
岩がゴロゴロしてるので、落石しないよう、あたらないように注意です。


1時間位で登頂です。

天候のせいか、神社も閉まってます。

お祓いでもしてもらいたかったなぁ。



大汝・富士の折立もゲットしようと思ってましたが、
何も見えないし、人も少ないし、
迷っても嫌なのでまた室道経由でテントへ帰ります。


今日は結構汗をかいたので近くの雷鳥沢ヒュッテの温泉に入ります。
これは普通の宿の温泉と同じで、
広く綺麗な温泉です。

こんなに高い山で温泉に入れるなんて。
さっぱりした後のビールがおいしい!

しかしこの後、本格的な雨に。

外で食べられないので仕方なく火災に注意しながら
テント内で調理&食事です。

今日は鍋とおでん。

寒い日にはもってこいのメニューで、ビールも進みます。


9時を過ぎると雨も上がり、満天の星空が。

これを見たかったんです。


カメラをセットし、寒さを忘れて空を見上げます。

キットレンズでもこれだけの写真が撮れることに感激。

こうしてもっといい機種が欲しくなるんだな。




今日はクマ・おこじょ・雷鳥を目撃し、
満天の星空も眺めることもでき、
充実した1日でした。



3日目
シュラフの選択を間違えたかな。
モンベルの650FPの#1と800FPの#3を持っていて、
今回は#3を選択。
ダウンやウールのインナーでガッツリ着込んで
シュラフに入りますが、寒さで目が覚めました。

周りの人の会話ではマイナス10度位まで下がったようです。

寒い訳です。

寒いけど、快晴なので気分は爽快です。

食事の前に室堂乗越まで行き、剱岳を見に行きます。


物凄いゴツゴツ感と威圧感。

あんな所を登っちゃうんだ・・・。

行ってみたいけど憧れのままでもいいかな・・・。



帰る時間を考え、サクサク下ります。

テントに着いた頃にはもうテントの数も減って、
寂しげな雰囲気です。

最後の食事と景色を楽しみ、
寂しさを感じながらテントをたたみ、
帰路につきます。


この遊歩道を室堂までの道のりが今回の行程の中で
一番つらかった気がします。


乗り物の混雑もそれほどなく扇沢に到着してしまいます。



あぁ、終わってしまった。


テントを購入する動機になった立山でのテント泊。
満天の星を眺め、写真に収めたかった。

1日しか晴れませんでしたが、立山を満喫できたかな。

仕事の都合上、親分を連れて来ることができませんでしたが、
来年は連れて行ってあげたいと思います。

そういう意味では最高の下見旅行となりました。


とにかく満足です。



高い交通費をかけて行くだけの価値はあると思います。

ただし、1泊ではもったいない。

最低2泊はしたいと思います。



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コメント

t-stix92さん、こんにちは!
いいですねー
室堂には一度だけ行った事があるのですが、1泊どころか立山登ってとっとと扇沢に戻ってしまったので、じっくり腰を据えて紅葉愛でながら充実した散策・・・うらやましいです

帰りの黒部湖を見下ろす景色も、特にこの時期は素晴らしいですね。きっと息をのまれたことでしょう

それにしても、自分の親を連れていく、とはいいアイデアですね。
私もどこかへ連れて行くという親孝行をしたことがないので、考えちゃいました

おつかれさまでした
2012/10/14 13:45
yamahiroさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

テント2泊は食事も余分に持っていくので
ザックが大変重たいけど、
そのぶんどっしり腰を据えた行動が出来るので
かなり楽しかったですよ


親分とは私の彼女で、鬼嫁とまではいかないくらいの
恐ろしさなので、
ここでは親分と呼んでおります。


私の両親はオーバー70なので、連れて行っても
富士山5合目散策や室堂散策など、
交通手段を用いて高い所に行けるような所が
限界ですかね。

今回みくりが池温泉付近で80〜90歳くらいの
おばあちゃんがいらしてました。

私も自分で楽しんでばかりいないで
たまには無理やり?連れ出すのも
いいかも知れませんね

行くなら高所の温泉なんかが良いですかね。
2012/10/14 20:18
失礼しました!
すみません、親分を親と完全に読み違えました

そうですか!
うちの相方も、実家では社長と呼ばれていたんだ、
と威張っておりますが、
山に連れて行くと、歩くのは私より早いけれども、
いろいろとわがままで・・・
「親分」の方が怖い けど頼りがいがありそうですね!

失礼をば、いたしました
2012/10/14 20:49
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