やっと行けたよ、立山に!
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,754m
- 下り
- 1,752m
天候 | 6日:曇り 7日:曇りのち雨 8日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
有料駐車場(1日\1000)の駐車します。 3連休という事もあり、関電トロリーは6:30始発です。 6:00でかなりの行列。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から雷鳥沢までは岩がちょっとゴツゴツした遊歩道です。 これが意外と歩きにくい。 思った以上にきついアップダウンを何度か繰り返すこと約1時間で 雷鳥沢に到着します。 このアップダウンが帰り道は今回の行程の中で一番ツライ歩行でした。 雷鳥沢から一の越へ向かう登山道はガイドブックでは迷いやすいとの 記載がありました。 確かに??と思うところは何度かありました。 この近辺にツキノワグマが生息か。 目撃情報多数! そして私自身も目撃! 一の越から雄山へは結構な急登です。 落石に注意。 観光地ですので、団体が多数います。 道を塞いでの観光スポット説明している団体や、 道一杯に広がって歩く団体なども大勢おり、 ちょっとイラっとする事もあるかも知れません。 |
写真
感想
今年は7月から何度か立山行を計画しましたが、
ことごとく天気にフラれ続けました。
今回も直前に台風が到来し、今回もまたダメかと思いましたが、
紅葉見たさに意を決して立山にGo。
1日目
某雑誌で、扇沢から室堂まで4時間かかる場合も・・・。
などと書かれていたのでそれ位を覚悟します。
連休の為、始発は6:30です。
6:00の時点で大勢の行列。
始発を諦め2便(7:00発)に乗車します。
その頃にはチケット行列はなし。
トロリーとケーブルカーは待ち時間ほとんどなし。
ケーブルカーを乗る時に整理券を配られます。
これは次のロープウェイに乗る改札順の札です。
バス2便に乗り、整理券は9番。
待ち時間は約20分。
展望台もあり、待ち時間も苦ではありません。
ロープウェイを降り、またトロリー乗車。
これも待ち時間ほとんどなし。
4つの乗り物に乗りますが、手荷物代金として、600円だったかな。
関電トロリーとそれ以上とで別払いです。
重たい荷物の背負ってはおろしての繰り返しで、
結構疲れてしまいます。
しかし、室堂の光景に疲れを忘れます。
玉殿の湧水がとても冷たくておいしい。
力水です。
遊歩道を歩くこと約1時間で雷鳥沢キャンプ場に到着します。
あれだけ行列していた割にはテントの数が少ないです。
剱岳方面に向かう人が多かったのでしょう。
7:00にバス乗車して、テント場到着が11:00頃だったかと思います。
順調に到着できた方でしょう。
管理棟でキャンプ場での注意事項を聞き、代金を支払い
テント設営します。
クマが出没するので臭いの出るものは前室ではなく、
必ずテント内に入れる事と注意を受けます。
設営場所を決め、周りのテントを見回します。
隣のテントときたら・・・。
注意事項を守れていない方でした。
ビールの空き缶、調理器具が出しっぱなしです。
そんな訳で移動して設営。
設営を終えるころにはもうお昼を回っています。
奥大日に行きたかったけど結構疲れたので
室堂でご飯と生ビールを頂くため、
また室堂まで往復します。
今日はこれだけ。
晩御飯食って飲んで寝るだけ。
明日晴れるといいな。
雨の予報だけどね。
2日目
5時前に目覚めます。
周りのテントから今日は諦めだな、との声がします。
どんよりと曇ってます。
・・・、また寝ます。
7時に起床し、遅めの出発。
雷鳥沢から一の越へ山崎カール内を通過するルートで向かいます。
とにかく紅葉が綺麗です。
あと少しで一の越だというあたりで休憩しながら上を眺めると、
なにやら黒光りするあやしい物体がモソモソと動いてるじゃないですか。
もしかして・・・。
クマじゃないですか。
居るとは聞いていたけど、まさか目撃するとは。
しかもそんなに遠くないです。
おっかないのでそれからは必死の形相で走ります。
標高が高いのでヒィヒィいいながらのダッシュです。
やっと人に会い、クマを見たことを告げると
その方たちも雄山の上の方からクマがいるのを見たと
余裕の表情でサラッとおっしゃいます。
一の越で暫く休憩のあと、雨が降り出し
何も見えませんが雄山に向かいます。
結構な急登です。
岩がゴロゴロしてるので、落石しないよう、あたらないように注意です。
1時間位で登頂です。
天候のせいか、神社も閉まってます。
お祓いでもしてもらいたかったなぁ。
大汝・富士の折立もゲットしようと思ってましたが、
何も見えないし、人も少ないし、
迷っても嫌なのでまた室道経由でテントへ帰ります。
今日は結構汗をかいたので近くの雷鳥沢ヒュッテの温泉に入ります。
これは普通の宿の温泉と同じで、
広く綺麗な温泉です。
こんなに高い山で温泉に入れるなんて。
さっぱりした後のビールがおいしい!
しかしこの後、本格的な雨に。
外で食べられないので仕方なく火災に注意しながら
テント内で調理&食事です。
今日は鍋とおでん。
寒い日にはもってこいのメニューで、ビールも進みます。
9時を過ぎると雨も上がり、満天の星空が。
これを見たかったんです。
カメラをセットし、寒さを忘れて空を見上げます。
キットレンズでもこれだけの写真が撮れることに感激。
こうしてもっといい機種が欲しくなるんだな。
今日はクマ・おこじょ・雷鳥を目撃し、
満天の星空も眺めることもでき、
充実した1日でした。
3日目
シュラフの選択を間違えたかな。
モンベルの650FPの#1と800FPの#3を持っていて、
今回は#3を選択。
ダウンやウールのインナーでガッツリ着込んで
シュラフに入りますが、寒さで目が覚めました。
周りの人の会話ではマイナス10度位まで下がったようです。
寒い訳です。
寒いけど、快晴なので気分は爽快です。
食事の前に室堂乗越まで行き、剱岳を見に行きます。
物凄いゴツゴツ感と威圧感。
あんな所を登っちゃうんだ・・・。
行ってみたいけど憧れのままでもいいかな・・・。
帰る時間を考え、サクサク下ります。
テントに着いた頃にはもうテントの数も減って、
寂しげな雰囲気です。
最後の食事と景色を楽しみ、
寂しさを感じながらテントをたたみ、
帰路につきます。
この遊歩道を室堂までの道のりが今回の行程の中で
一番つらかった気がします。
乗り物の混雑もそれほどなく扇沢に到着してしまいます。
あぁ、終わってしまった。
テントを購入する動機になった立山でのテント泊。
満天の星を眺め、写真に収めたかった。
1日しか晴れませんでしたが、立山を満喫できたかな。
仕事の都合上、親分を連れて来ることができませんでしたが、
来年は連れて行ってあげたいと思います。
そういう意味では最高の下見旅行となりました。
とにかく満足です。
高い交通費をかけて行くだけの価値はあると思います。
ただし、1泊ではもったいない。
最低2泊はしたいと思います。
いいですねー
室堂には一度だけ行った事があるのですが、1泊どころか立山登ってとっとと扇沢に戻ってしまったので、じっくり腰を据えて紅葉愛でながら充実した散策・・・うらやましいです
帰りの黒部湖を見下ろす景色も、特にこの時期は素晴らしいですね。きっと息をのまれたことでしょう
それにしても、自分の親を連れていく、とはいいアイデアですね。
私もどこかへ連れて行くという親孝行をしたことがないので、考えちゃいました
おつかれさまでした
コメントありがとうございます。
テント2泊は食事も余分に持っていくので
ザックが大変重たいけど、
そのぶんどっしり腰を据えた行動が出来るので
かなり楽しかったですよ
親分とは私の彼女で、鬼嫁とまではいかないくらいの
恐ろしさなので、
ここでは親分と呼んでおります。
私の両親はオーバー70なので、連れて行っても
富士山5合目散策や室堂散策など、
交通手段を用いて高い所に行けるような所が
限界ですかね。
今回みくりが池温泉付近で80〜90歳くらいの
おばあちゃんがいらしてました。
私も自分で楽しんでばかりいないで
たまには無理やり?連れ出すのも
いいかも知れませんね
行くなら高所の温泉なんかが良いですかね。
すみません、親分を親と完全に読み違えました
そうですか!
うちの相方も、実家では社長と呼ばれていたんだ、
と威張っておりますが、
山に連れて行くと、歩くのは私より早いけれども、
いろいろとわがままで・・・
「親分」の方が怖い けど頼りがいがありそうですね!
失礼をば、いたしました
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