台高・野江股谷

2004年07月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.7km
• 登り: 769m
• 下り: 770m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:20

7:50 江馬小屋谷・野江股谷出合
8:45 イガミ滝上
9:20 鶴小屋滝
12:55 13:20 二俣（810ｍ）
14:20 14:30 CS15m滝（奥の二俣）
15:00 15:40 ナンノキ平
17:10 江馬小屋谷・野江股谷出合

アクセス

利用交通機関：

自家用車

江馬小屋谷出合までの林道終点に駐車。

コース状況／危険箇所等

中流部のゴルジュが2011年の水害で崩壊埋没してしまったとの事。
ルート的にはイガミ滝と11年崩壊地手前の8m滝の突破が核心部。
水が造った造形も見事で直登出来る滝も多く、日帰り沢としては非常に秀逸で面白い処だった。

写真

7/18 8:12

最初のゴルジュ奥に懸かる不動滝は左から高巻く。

7/18 8:20

狭まった奥にイガミ滝12mが特異な景観を見せる。
ここは両岸とも極度に立っているので巻くことにするが、その斜面はズルズルでいやらしい。コワいよ〜。かなり上まで上がって川面まで懸垂下降する。

7/18 9:14

美しい小滝をいくつか越えていくと鶴小屋滝9m。ここは磨かれた岩壁の奥に樋状に水が落ちている。自然はいろいろな造形をみせてくれる。
相棒のT氏が滝の左に取り付いて登ろうとするが、手掛かりがなく途中で進退窮まって助けてくれ〜！ヤッパリね〜。ちょっと待っとれ、急いで左を巻き上がってロープでお助け。

7/18 9:50

出てくる小滝は直登出来るものが多いのも楽しいところ♪

7/18 10:16

岩が被ったツルツルの樋状の斜瀑。この谷はこのような磨かれた滝が多い。チョット滑ったら下までスライダー。

7/18 10:43

8m滝は右を巻き気味に登る。ちょっとイヤラしいので緊張。
この滝の上から3〜400m程の間は2011年に大崩壊したらしい…

7/18 12:31

右岸にガレた大支谷が分かれるとゴルジュに入り、8m滝。倒木が掛かってますわ。このあたり、今はもう埋まってしまっている。

7/18 12:32

真っ暗な圧縮されたゴルジュ。狭いよ〜💦
ここももう岩屑の下。この先源流部。

7/18 15:46

ナンノ木平からは北に伸びる尾根をゆっくり江馬小屋谷出合まで下山した。

撮影機器：

u10D,S300D,u300D OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD

QV-2400UX CASIO

装備

個人装備

ヘルメット ハーネス カラビナ シュリンゲ

共同装備

ロープ

感想

hanagon60

シビアな滝の高巻きもあるが直登出来る滝も多く、水が穿った岩の造形も見事で見所の多い谷だった。中流部がその後崩落したのはつくづく残念。
中流から先、奥の二俣には岩の挟まったチョックストーン15m滝。ナンノ木平へは左だが、登れそうもないので右俣から巻き上がって左俣へトラバース。源流帯はさして難しいところもなく、ミズナラの樹林が美しい尾根上のナンノ木平に飛び出した。
心に残った谷なのだが、今の自分では行ける処ではありません。仕方ないですが。。
この1ヶ月後に相棒と江馬小屋谷の方にも行ったのだが、野江股谷の方がトータルでは断然面白かったとメモ帳に記録している（江馬小屋の五所ヶ滝大ゴルジュ帯を登攀する能力は当然なかったので）。