思い出の山行�� 憧れの槍ヶ岳（表銀座縦走）

1982年08月02日(月) ~ 1982年08月04日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 41.8km
• 登り: 3,152m
• 下り: 3,010m

コースタイム

1泊目：燕岳（テント）
2泊目：槍岳山荘（素泊まり）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

車を松本駅前駐車場に駐車（これがいけなかった）し、
有明まで電車、帰りは上高地からバス、新島々から電車を乗り継いで
松本ぼんぼんで賑わう松本駅へ・・・

コース状況／危険箇所等

西岳から槍ヶ岳は要所要所注意。
槍の穂先は充分注意！！
南岳から天狗池までの降下も急なため注意。

写真

有明からバスに乗り中房温泉へ。
合戦尾根を登りつめ、燕山荘前のテント場でテント設営。
落ち着いたところで燕岳へ。

燕岳から北燕岳方面。
今回は北燕岳はパス。日が暮れるまで
燕岳の奇岩と遊ぶ・・・

燕岳より、槍の穂先を抑えました！！？

燕山荘前から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳。
明日はいよいよ、あの天辺に挑む。

裏銀座の山々に落ちる夕日。

綺麗な夕日とシルエットの燕岳。

一夜明け、素晴らしいご来光！！
今日は憧れの槍ヶ岳の天辺に立つぞ！！

燕岳より、表銀座縦走の始まり始まり・・
ずっと、目指す槍ヶ岳が見えている。
槍ヶ岳の”Y”雪渓が良く見えます。

大天井岳を巻いて、西岳へ向かう。
槍ヶ岳がだんだん近づいてくる。
小槍も良く見えている。

ヒュッテ大槍あたりかな？
いよいよ槍ヶ岳が近づいて来た！！

槍ヶ岳の肩に着いた。
ここで二泊目のテント設営をしようとしたが、いっぱいのため
山荘に泊まってくれとのこと。
残念だが、自炊小屋に宿泊。

憧れの槍ヶ岳の頂上を踏み、南下する。
大喰岳より、槍ヶ岳と槍岳山荘。

大喰岳山頂雪田より槍の穂先を望む。
スプーンカットの残雪がいいねえ。

大喰岳より、中岳、南岳を望む。
遠くに穂高連峰が見えている。

南岳山頂より。
キレット越しの北穂、奥穂が目の前に立ちはだかる。

南岳から天狗原を経由して氷河公園へ。
ここから槍沢を下り、上高地へ。
疲れたので松本駅に停めた車でさっさと帰ろうとしたのだが・・・

感想

sumak

山を初めていつかは登りたい山の一つに槍ヶ岳があった。
あの天を突くような槍の穂先に立ってみたい・・・

今から38年前の夏休み、同僚のMさんとその槍ヶ岳に行く計画を立てた。
折角だから燕岳から槍を目指す表銀座コースとし、
1泊目は燕岳、2泊目は槍ヶ岳のテント泊まり。
車を松本駅において電車で有明まで行き、帰りは新島々から電車で戻るというプラン。

天気は安定して、合戦尾根では名物のスイカを食べながらゆっくり燕岳まで。
テントを張って、夕方まで奇岩と写真を撮って一日目を終えた。
翌日、暗いうちにテントを撤収し、憧れの槍ヶ岳を目指す。
表銀座も天気は良く、登りにつれ槍が近づき、最高の縦走路。

夕方、槍の肩に着き、テントを張ろうとするがいっぱいで山荘泊まり。
宿泊の手続きを終え、槍ヶ岳山頂へ向かう。
急な鎖場を登り終え、そして憧れの槍ヶ岳の山頂に立った。

最終日は南岳まで行き、氷河公園経由で槍沢へ。
長い上高地までの道を歩き、最後はヘロヘロ。
新島々の電車に乗ると、乗客は浴衣姿の人ばかり。
どこかで盆踊りでもあるのかな・・・
電車は松本駅に着き、車を停めた駅前駐車場に行ったとたん唖然・・・
なんと、駐車場が松本ぼんぼんの盆踊り会場になって、女の子たちがたくさん踊っている。

ええ？停めた車の姿が無い！！?　よ〜く見ると端っこに1台の車が邪魔そうにおいてある。
盆踊りが終わるまで待って、盆踊りの係員に高額の駐車料金を払って
その場を後にした。

〜2020年5月6日登録〜