記録ID: 2335788
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
【過去レコ】栂海新道から日本海へ!2009年の記録
2009年08月17日(月) ~
2009年08月19日(水)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 2,740m
- 下り
- 4,133m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:00
2日目
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 12:15
3日目
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:05
5:35
20分
白鳥小屋(白鳥山)
9:18
12分
二本松峠
9:30
52分
入道山
10:40
親不知海岸
■17日(月) 晴れ
平岩駅からバスで蓮華温泉へ。アヤメ平を抜け、瀬戸川と白高地沢を渡り五輪尾根に取付いた。水場のある花園三角点でランチタイム。この付近は展望も素晴らしいが、加えてチングルマ等の高山植物の宝庫となっていました。栂海新道の分岐点となる吹上コルを越えて朝日岳まではワンピッチ。山頂からの雪倉岳、白馬岳の展望を楽しんだ後は、何回かお世話になったことのある朝日小屋へ。
■18日(火)晴れ時々曇り
朝日小屋の朝食開始は4:30だったようで、写真データで確認すると5:38には朝日岳山頂に到着していました。吹上のコル分岐から栂海新道へ一歩を踏み出す際の、不安感や期待感などが入り交じった複雑な心境が今でも甦って来ます。実際に歩き始めてみると、不安感など一気に吹っ飛び、黒岩平までの池塘や小池が点在する高原台地状の稜線歩きはロケーションも含めて、テンションも上がり最高の気分で歩いていたと思います。黒岩山からは富山、新潟の県境尾根を「これでもか!」とばかりに小ピークのアップダウンを繰り返しながらゆっくりと高度を下げていきました。今宵は白鳥山山頂に建てられた白鳥小屋に宿泊。独りと思いきや、一匹の大きなカマドウマと同宿に。食事中も、やたらと辺りを跳ねまわるので困りました。
■19日(水)晴れ時々曇り
いよいよ日本海へ向け、展望のきかない地味な樹林帯をひたすら暑さに耐えながら下りました。ようやく国道8号線に降り立ちました。山旅の締めくくりに、海岸まで降りて「日本海で泳ぐ」を実行しました。
※泳いだ後は、親不知観光ホテルで入浴・送迎で親不知駅へ。糸魚川経由、大糸線で平岩駅へ戻りました。
平岩駅からバスで蓮華温泉へ。アヤメ平を抜け、瀬戸川と白高地沢を渡り五輪尾根に取付いた。水場のある花園三角点でランチタイム。この付近は展望も素晴らしいが、加えてチングルマ等の高山植物の宝庫となっていました。栂海新道の分岐点となる吹上コルを越えて朝日岳まではワンピッチ。山頂からの雪倉岳、白馬岳の展望を楽しんだ後は、何回かお世話になったことのある朝日小屋へ。
■18日(火)晴れ時々曇り
朝日小屋の朝食開始は4:30だったようで、写真データで確認すると5:38には朝日岳山頂に到着していました。吹上のコル分岐から栂海新道へ一歩を踏み出す際の、不安感や期待感などが入り交じった複雑な心境が今でも甦って来ます。実際に歩き始めてみると、不安感など一気に吹っ飛び、黒岩平までの池塘や小池が点在する高原台地状の稜線歩きはロケーションも含めて、テンションも上がり最高の気分で歩いていたと思います。黒岩山からは富山、新潟の県境尾根を「これでもか!」とばかりに小ピークのアップダウンを繰り返しながらゆっくりと高度を下げていきました。今宵は白鳥山山頂に建てられた白鳥小屋に宿泊。独りと思いきや、一匹の大きなカマドウマと同宿に。食事中も、やたらと辺りを跳ねまわるので困りました。
■19日(水)晴れ時々曇り
いよいよ日本海へ向け、展望のきかない地味な樹林帯をひたすら暑さに耐えながら下りました。ようやく国道8号線に降り立ちました。山旅の締めくくりに、海岸まで降りて「日本海で泳ぐ」を実行しました。
※泳いだ後は、親不知観光ホテルで入浴・送迎で親不知駅へ。糸魚川経由、大糸線で平岩駅へ戻りました。
天候 | 8月17日 晴れ時々曇り 8月18日 晴れ時々曇り 8月19日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
<復路>親不知駅より北陸線で糸魚川駅 糸魚川駅より大糸線で平岩駅 東京⇔平岩駅間は車利用 ※駅前の藤屋商店に駐車(薄謝) |
その他周辺情報 | ■親不知観光ホテル 入浴+送迎料金 現在は1500円(2009年は1000円) |
写真
感想
★「山岳野郎の青春」(小野健・著)の初版本を18歳の時に購入して「栂海新道」の存在を知って以来、38年目にして、ようやく憧れのルートを歩くことが出来ました。夏山最盛期にも関わらず栂海新道に入ってから、途中すれ違ったのは2日間でわずか2パーティー(単独2人)のみでした。
★小野健さんは2014年3月に81歳で亡くなられました。
栂海新道の開設に貢献した小野健さんの功績をたたえた銘板が2016年に親不知コミュニティ広場に建立されているそうです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:344人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
peak315さん
私たちは2013年7月21日に八方尾根から入りました。
雪がとても多くてルートを一回外しました。(笑)
途中スノーブリッジ状の残雪があってわざと乗っかって崩したら雪に挟まれて死ぬほど痛かったです。
アブ攻撃には一切あいませんでした。
それを知った親知らずホテルの旦那さんが驚いていたのを思い出します。
晴れたのが入山日と下山日だけでした。
もう一度行けたらなと思います。
追伸
丁度38年前に国道8号を車で走行中にとぼとぼ歩く単独行の方を見かけました。
うわさに聞く新道を降りてきた人だなーと憧れたのを覚えています。
八方尾根からですか?素晴らしい!最低3泊は必要だったのでしょうね。
私も「栂海新道」の存在は知っていたものの、若い頃はメジャーなコースを優先してしまい、50代半ばの挑戦になってしまいました。
話は違いますが、borav64mさんの槍ヶ岳・北鎌尾根、谷川・東尾根etcの記録を拝見しました。モノクロならではの臨場感もあって見応えありました。
ははは。
「1Q84」を読みながら
天狗山荘〜白馬岳山頂宿舎〜朝日小屋〜栂海山荘〜白鳥小屋〜親不知観光ホテル
です。
栂海山荘のトイレが最高でした。(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する