【200名山・過去レコ】氷ノ山(林道・東尾根登山口より山頂へ、福定コース周回)
- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 881m
- 下り
- 886m
コースタイム
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)登山口より関宮温泉経て、和田山ICより播但道へ、砥堀ICより姫路駅、レンタカー返却 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース中、要所に案内道標あり、特段の危険・不明瞭箇所等なし |
その他周辺情報 | 関宮温泉「万灯の湯」にて日帰り入浴・休憩可 |
写真
感想
夏休みシーズンながら、この年は長い休みが取れず、金曜夜の仕事続きに新幹線で京都へ。一足先に長男と甥っ子を引き連れ京都観光中の実父と合流、市内ホテルで一泊後、土曜日はレンタカーで一同にて比叡山〜銀閣寺・池田屋など京都のメジャーな観光スポット巡り。夕食を取り、一行をホテルに送り届けた後、小生のみ夜行日帰りの氷ノ山ツアーへ出陣です。福知山・和田山と兵庫の山あいを走り抜け、コンビニで食料を調達して氷ノ山山麓のキャンプ場へ乗り入れると、間もなく日付が変わります。暫しの車中仮眠、翌朝は気温上昇を見込んで、午前5時前から行動開始です。食欲もイマイチながら軽く朝食を済ませ、車でスキー場の林道をグイグイ進んでいくと、程なく標高800m弱の東尾根登山口に到着。福定コースよりは出発点の標高が200mほど高く、その分登りはラクなのですが、この日は周回コースを予定しているため、結局林道を最後に出発点まで登り返さねばなりません…。ともあれ、朝の涼やかな空気の中、東尾根をズンズン登っていくと、1ピッチ毎に東尾根小屋、一ノ谷休憩所と程よい休憩ポイントが出現。更に1ピッチ進むと千本杉・水場のある神戸大ヒュッテ、そろそろ胃腸も本格的に稼働しお腹も減ってきて、ここで朝食の残りを平らげます。
ここから勾配もややなだらかとなり、天然記念物の古生沼などを眺めつつ、木道を進んでいくと程なく立派でステキなデザインの避難小屋の建つ氷ノ山頂に到着です。山頂は広く開け、天気明朗で展望もバツグンですが、何しろ中国山地は目立った名山・ピークも少なく、四周の山々もどれが何やら当方にはサッパリです…。夏の強い日差しにいつしか雲も湧いてきて、目を細めながら記念撮影を済ませ、日陰を選んで軽めの昼食を済ませた後、帰路は尾根を反対方向に進みます。ブナの巨木が立ち並ぶ原生林を緩やかに下っていくと、1ピッチで古い石仏の立つ鞍部・氷ノ山越に到着。鳥取県側へ下る春米コースを左に分け、尾根を右へと下るルートへ。峠の直下の一口水にて美味しい水で喉を潤し、尾根の両側に不動滝・布滝など涼やかで立派な滝を見下ろしながら、九十九折れの道をズンズン下ると、1時間弱で登山口の福定親水公園へ降り立ちます。ここからは気温上昇の中、キツい日差しを浴びながらダラダラと続く林道を登り返し、頑張って1ピッチでスタート地点の東尾根登山口に帰着です。早速車を駆って兵庫の山あい・関宮温泉へと下り、「万灯の湯」でサッパリ入浴・着替えを済ませ、播但道を飛ばして姫路へ。レンタカーを返却、日曜午後の姫路城クイック観光を済ませ、新幹線で帰京の途についたのでありました。
これにて200名山巡礼の旅もいよいよ残り20座の節目を迎え、ラストスパートといきたいところですが、残るは南ア深南部や北ア、北海道・日高の遥かな山々など、いずれも訳あって取り残してきた手強いカベが立ちはだかります…。(実際、小生は翌年からほぼ想定外・生涯2度目の海外勤務となったこともあり、200名山完登までには結局あと7年を要したのでありました…。)
[※2020年5月再録]
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