浅草岳 敗退寸前
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | 曇一時みぞれ後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
遠征5日目。天気予報では朝には雨が上がり昼前から晴れるとのこと。昨日は雨のため道の駅ゆのたにで停滞。今日はいいぞと勇んで登山口に行ったが、降ってはいないものの雲が垂れ込めている。だが天気予報を信じフル装備で出発した。
○登山口駐車場〜桜曽根登山口
駐車場から5分位でムジナ沢登山口に到着した。しかし古ぼけた案内柱があるだけで登山届BOXもない。あんな大きな駐車場があるのに登山口の案内標識がこれでは迷うし、不安になるわなと思いながら入って行った。
道はしっかりしているが相変わらず案内板はない。地図にない小沢の渡渉が3回連続してある。道なりどんどん進んだが途中で小雨が降り出しカッパを着た。え〜晴れるんじゃなかったの(T_T)さらに窪地を詰めたところで平坦な植林地帯に入った。時折現れる残雪にトレースが残されていたが、ここでぷっつりと途切れいくら歩き回ってもわからない。地形図などと照らし合わせてみると登山道は今いるピークを巻いている。でも道は確かにここまであったし、おかしい?考えていても仕方ない一度戻って確認してみようとなり、巻道と思われるところまで10分位戻った。やはり巻道はない。痕跡すら見当たらない。やはり今戻ってきた道が登山道だろう。再度道を確認しながら歩くと、先程の道が途絶えた所に来てしまった。やはりここまでは間違いない。再び違うところから探すと道らしきものを見つけた。周りを見るとテープもある。こんな所にあったか。再び登山道を歩きだすと直ぐに林道に出て、ムジナ沢渡渉地点に至った。この道迷いで1時間近くのタイムロス。雨は降ってくるし道には迷うしで、テンションはしっかり下がってしまった。
まだ時間は早いので十分行ける。800m辺りから雪がつながりだし、薄いトレースを拾いながら桜曽根登山口に到着した。
○桜曽根登山口〜浅草岳
雨は上がるどころか多くなってきたので、仕方なくカッパのズボンも履いて出発した。すると新しいトレースを発見した。そうかネズモチ平から来たのかと喜んだのも束の間、尾根に乗って数mで引き返している。_| ̄|○やはり他力本願ではダメだ。自力で行こう。ワンゲルファイト!
しばらく尾根は細いので迷うことはなかった。しかし次第に広くなり木もない一面真っ白の斜面だ。おまけに薄くて古いトレースはいかにも頼りない。そのうえ小雨がみぞれに変わってきて、辺りがガスって白くなり始めた。登りはいいが、この状態での下りは全く自信がない。コンパス頼りで歩くのは危険だな。どうする?ここまでとするか?と悩みながらのろのろと歩く。でも昼前から晴予報なのでもう少し我慢して登ってみるか。嘉平与ボッチ辺りの風の陰で腹ごしらえをして歩きだす。何とかみぞれは止んだようだが風は冷たい。前岳の登り辺りでガスが切れ始めた。これなら何とか下りも迷わず行けそうだと少し安心する。前岳から頂上まではあと少し。吊尾根を歩いて山頂到着。360°の展望とのことだが何も見ない。残念😢。今度は田子倉から来るぞ!一等三角点で記念撮影して下山開始だ。
○浅草岳〜駐車場
時間も押しているので早々に下山し始めた。やはり下りは早い。マイトレースもしっかり残り、外さないように下って行くだけだ。ホワイトアウトを怖れた地点もガスが切れて明るくなっていて難なく通過できた。そして一気に桜曽根登山口に到着。林道わきに桜が咲いており、青空に映えてきれいだった。晴れて暖かくもなってきた。正面に守門岳を見ながらどんどん下る。尾根にはタムシバ、カメの木の花などが咲き、雪の解けた所にはショウジョウバカマ、イワウチワが咲いていた。正に春爛漫だ。往きに迷ったところも全く問題なしだ。でもやはり登りでは迷うと思った。ちょっと嫌な渡渉も難なくクリアし、登山口に到着。ゆっくり歩いて駐車場へ。
※感想
今回のコースあまり使われてないのか、最近のレコは見つからなかった。本当のホワイトアウトではないのに怖かった。自分の実力でいけば晴が絶対条件と思った。平日のうえに自粛中なので今日は全くの一人、駐車場の車も1台のみ。
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