【雨飾山♪白馬~日本海~妙高を眺める素敵なお山♪】
- GPS
- 04:49
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナ平からはブナの根っこが網の目になった階段状の坂を登る。ブナの根っこが悲鳴をあげているようで痛々しい。 ブナ平から荒菅沢までの登山道はぬかるみ多し。また粘土質ですべりやすい 登山後の温泉は雨飾荘が500円。無色透明無臭のきれいな温泉。食事休憩もできて便利 |
写真
感想
石川県からは白馬より近い百名山。なかなか登る機会がなかったのですが、紅葉もそろそろ見ごろを迎えているはず。日曜日は天気もよさそうなのでサクッと行って来ました。
R148から小谷温泉に向かう交差点、いつもは完全素通りのトンネルとトンネルに挟まれた交差点。今日はそこを左折です。時期でなければ車も少ない山道ですが、早朝6時にもかかわらずR148で信号待ちしていた3台は全部小谷温泉に向かいます。やっぱ紅葉シーズンは混むんでしょうね。
途中に見えた白馬岳は白く冠雪していたし、標高の高い北アルプスは敬遠されてしまったのか、雨飾山は大人気でキャンプ場の駐車場は車でギッシリ。
キャンプ場内の路肩に止めさせてもらってゆっくりと準備をする。天気は上々、ブナ林も黄色く色づき始めて大変気持ちがいい。
キャンプ場からスタートしてしばらくは小川が並行して流れているのですが、ここは岩魚のサンクチュアリで泳いでいる魚が見えるほど魚影が濃い。人の影が見えても悠然と泳いでます。尺上は確実にありそうな大物。渓流というよりは小川なので釣趣には欠けます。仮に釣りOKでも釣る気にはなれないかな
ブナ平と呼ばれるブナの大木が生い茂った森の中を進みます。登山道が網の目のようにブナの根っこで覆われていて、多くの人に踏みつけられてブナの悲鳴が聞こえてくるようで痛々しい。なんとかならないものですかねぇ、根っこの上は滑るし登山者にもあまり優しくはないんですよね。上り下りで階段整備するとか対策が必要かもしれません。
荒菅沢の手前の尾根を乗り越すと荒菅沢の源頭にあたる布団菱がドドーンと見えてくる。これは大迫力。一旦降って荒菅沢。ここでは多くの人が休憩中。紅葉はまだ早かったようであと一週間くらいで見ごろを迎えるのではないかとのことでした。
ここからはひたすら登りで登山道は400m毎に看板が設置されてて目安になります。頂上までは4400mなので看板は11刻みで設置されているんですが、きっちり400m計って設置されたと思しき看板は、とんでもない急坂の途中にも律儀につけられています(剣岳の早月尾根なんかは結構いい加減w)
樹林帯を抜けて急坂につけられたハシゴを登り切ると笹平に到着。金山方面への登山道のジャンクション。時間が早いので金山回って縦走するのもいいかな...と思いましたが、いきかけた登山道の真ん中に大キジがあって、完全に気力そがれました(誰ですか道の真ん中に大キジして放置していくなんて)
さて気を取り直して笹平を山頂に向けて進みます。名前の通り熊笹に覆われた平らな地形。ここまでの急峻な登山道とは対照的で身体にも優しい。最後に山頂までの短い急登を登りきると山頂到着。西の方には白馬連山がドーンと並んでいます。
いやー、この眺めはいいです。すっきりと秋の空に手前は朝日岳から鹿島槍まで後立山連峰が全部見渡せます。3000m近い稜線はもう白くなってました。秋山ももう終わりですね。後ろを振り返れば金山とその向こうに火打山でしょうか。妙高の方の山は登ったことがないのですが、こうして近くに見えると次はあそこに登ってみたいと思いました。
360度の眺望が楽しめる山頂ですが、遮るものがないので寒い寒い。体が冷えてくるのでさっさと下山開始。もうこの時点で頭の中は雨飾荘での温泉にモードが切り替えられて、次なる目標は温泉です。
今日はピストンなのですが、次から次と登山者が登ってこられてすれ違いも大変です。さすが百名山。降りきってから行きがけに見えた岩魚どうしてるかなーと、川の中を覗き込んだら、まだ同じ位置で悠然と泳いでました。ここの魚はのんびりしすぎですねw
キノコ採りの地元のおじさんいわく「ここの岩魚は禁漁だから釣られるということを知らないんであんなにボケてしもうたんじゃ」とのこと。まぁ幸せな魚たちです
下山後はキャンプ場の売店で名物のキノコ汁をいただく。なんて名前のキノコか知らないけど具沢山のキノコ汁はとてもうまかった。
往復4,5時間と登りやすくて、北アルプスの眺望がいいし、さらには下山後の温泉もあっていいお山でした。今度は雨飾温泉から登ってみよう。
はじめまして!
いい天気だったようですネ
私は暗い中登山口を出発したので、イワナや綺麗なブナ林を見ていませんが、写真を拝見して、イイですネ
大キジですか こまったもんですネ
動物は安全のためか登山道に糞が多いですが、、
キジは隠れて打たないと、、、
hottenさん コメありがとうございます
hottenさんのレコを事前に読ませていただいてました。金山縦走いいなぁって
自転車がないのでまた自転車買ってからにしようと思ったのですが、キャンプ場までの林道の登りが結構長くて大変そうですね
でもいつかはチャレンジですね、焼山の方にも縦走路があるようなのでそちらにも興味があります
またこれからもよろしくお願いします
手を振ったの見えてましたか(笑)
南側の隣り山で、二ヶ月ぶりの登山を楽しんできました
運動不足で何回か脚を攣って参りましたけど
この日は穏やかな陽気でしたね〜 後立山から北アぜ〜んぶが見事に峰々が連なり、富士山まで見えましたからね!
雨飾は地面の見えない時に登ったので、ブナの根っこの悲鳴は聞こえなかったのですがそんなに根っこ道なんですか
のんびりイワナの聖地
永年禁漁の地だとボケちゃうなんて面白いですね
沢沿いの印象的な巨木 私も感動しました!
高妻山が最初わからなくて
焼山、火打山とつづくその先が高妻山なんですかね、今回の雨飾山で妙高、戸隠に興味が湧いてきました
ブナの根っこは痛々しかったですね、百名山じゃなかったらあんなに踏みつけられることもなかった山なのではと思いました。
イワナはボケきってましたね 逃げないんですからね、そういえばライチョウも人を見て逃げないのは日本だけと聞いたことがあります。
それだけ大事にされているわけですからいいことですよね
お疲れ様でした。
何で11分割なんだろうって思ったけど、400m置きなんですねー、なるほど
気候が石川と似ているからでしょうか、ブナ林がとっても良い感じですね
以前、雨飾山は登ったことがあるのですが、読んで字のごとく雨に飾って終わった一日でした
でも、晴れているとこんなに良い景色だとは。
これは行ってみないとですね
確かに似てますね、白山でも同じようなブナの大木が育ってますよね
景色は良かったですよ、特に白馬方面の眺望が良かったです
北アルプスがシーズンオフになった頃に登ると気候的にもちょうど良くていい感じでした
こんばんは。
懐かしい雨飾山。
山名に惹かれて何度か訪れました。
夜行に乗って南小谷でバスに乗り換えて。
もう何年も前のことです。
それ以来ご無沙汰してます。
手軽に登れて、展望よし、温泉よし。
人気のある所以ですね。
人が多いのも頷けます。
雨を飾る山、wikiで調べてみると雨乞いをした山なんですね
南小谷でバスに乗り換えて登山口まで、なかなか旅愁がありますね、もっぱら車で登山口に行くことが多いので、体力的にもつらいし、電車とかバスのは旅してるという感じがあっていいですね
登りやすくていい山でした
sakuraさん ワンちゃんの写真が変わりましたね
私の日記に雨飾山への登頂意思を示されてましたが、こんなに早く行かれるとは思ってませんでした
先を越されてしまったなぁ(悔)
しかし中々人気の山みたいですね。 来年、頑張って息子と行きますよ
プロフの写真をイメチェンしてみました
あ、ちなみに同じ犬です、当たり前か
雨飾山、百名山だけあって大人気ですね、お手軽に日帰りできることもあると思います。
BMさんだったらピストンは物足りないと思いますよ hottenさんみたいに金山を縦走するコースがいいと思います。私もいずれチャレンジしてみたいですね
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