紅葉の栗駒山(須川岳)をクルリと一回り
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 840m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
08:51 新湯沢渡渉地点
09:15 東栗駒山
09:37 東栗駒分岐
10:02 磐井川源流分岐
10:18 産沼分岐
10:43 三途の川
10:53 苔花台分岐
11:06 地獄谷
11:15 昭和湖
休憩
11:25 昭和湖 出発
11:58 天狗平分岐
12:15 栗駒山 山頂到着
昼食・休憩
12:41 栗駒山 山頂出発
12:46 中央・東栗駒コース合流地点
13:37 イワカガミ平
道路歩き
14:15 いこいの村駐車場 到着
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期は、いこいの村からは無料のシャトルバスにてイワカガミ平まで移動できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山計画書は、登山口周辺の下記の場所に提出することができます。 栗駒レストハウス・栗駒荘・ハイルザーム栗駒 ※ 登山道の状態は、中央コース以外の一般的な道は最近雨が降ったようなので、 いたるところで水溜りや泥濘の所がありましたが、 基本的にそれなりに整備がされているので、特に危険な場所は無かったと感じています。 (あくまでも一般的な道の場合です) 中央コースは砕石をしいていたり、下の方はコンクリートで整備されているので、 登山道と言うよりは散策路のような感じだと思いました。 ※ 裏掛コースや表掛コースなどは、崩落等により通行できないようになっているようです。 ※ この時期の栗駒山は本当に大勢の登山客で賑わっています。 道が狭い場所や、段差が大きい所などでは特に込み合いますので、 前後をよく確認しながら譲り合うなどした方がよいと思います。 特に立ち止まって譲るにしても、後続の方で譲り合えない場所で立ち止まってしまっている事があり、 どうしようもできなくなっている場合があります。 ※ 栗駒山の山頂付近一帯には風を遮るような樹木などが少ないため、風が強い場合は注意が必要だと思います。 ※ いこいの村栗駒は休業中となっています。 ※ 周辺の温泉としては、ハイルザーム栗駒の周辺にあります。 今回は「山脈ハウス」を利用しました。 日帰り入浴 大人400円 シャンプー・ボディーソープの備付あり |
写真
感想
夏場は人気が高く、特に紅葉が綺麗で有名な「栗駒山」。
登山を始めてまだ四年目の私は、まだ栗駒山には登ったことがありませんでした。
気にはなっていましたが、登山を始める前の年にこの付近で大規模な地震があり、
かなり大きな被害があったため、登山口までの道路の崩壊や登山道の崩落などで、
行きたくても行けないような時期があったのも、足が向かなかった要因の一つでした。
今回やっとその山に、それも紅葉が見頃のこの時期に登る機会が巡ってきました。
事前の調査で、とてつもなくこの時期は人が多いのがわかっていましたので、
登山口は須川温泉側ではなく、シャトルバスが出る いわかがみ平からにしました。
それほど早くはありませんでしたが登山口に向かって車を走らせ、いこいの村に着くと、
やはりいわかがみ平は既に満車のようで、交通整理の人の指示に従い臨時駐車場に車を止め、
無料のシャトルバスに乗って登山口に向かいました。
いわかがみ平の登山口に着くと、既に人、人、人の、私には経験した事のないような賑わいでした。
こりゃ今日は時間がだいぶ掛かりそうだと覚悟を決め、最終の身支度を済ませ、
登山道の案内標識を再確認してから、東栗駒コースの登山道に入っていきました。
ところが登山道に入ると人は少なく、どうも大多数の人は中央コースの方に向かったようでした。
確かにこちらの登山道は少々状態がよくなく、掘れていたり段差が高かったりしているうえに、
数日前に降った雨の影響で、道の大半がドロドロ状態でした。
私の足元はいつものスパイク地下足袋で、多少の泥壁や泥の水溜まりも気にすることなく歩いていけますが、
普通に登山靴を履いている人にとっては、いくらスパッツを付けていても、ちょっと躊躇するような道でした。
そんな状態の道でしたが、こまちゃんはスパッツも付けずに身軽にヒョコヒョコ登っていきます。
それもほとんどズボンを汚さずにです、さすがですね〜。
そんな歩きに感心しながら順調に歩いていくと、やはり人の列に追いついてしまいました。
やっぱり人が多いからしかたがないのかと思いましたが、どうも段差が大きくなったりすると、
どうしてもそこで流れが一旦止まってしまい、それが渋滞の要因になってしまっているようでした。
そんな行列でしたが、よく観察しながら歩いて行くと、追い抜けるスキはあるものですね、
一旦追い抜きだすと、そのままの勢いに乗ってしばらく歩かなくてはいけませんが、
なんとか疲れが出始めている体に鞭を打って(笑)、2〜3の集団を追い抜く事ができました。
集団を抜けると、ちょうど周囲の眺めもよくなり、人の流れも順調になったので、
気持ちよく東栗駒山の頂上を目指して歩いて行くことができました。
この日はこんな感じで人混みの中をそれなりに順調に進み、
栗駒山の東西南北の斜面に広がる見事な紅葉を味わいながら、クルリと一回り歩いてきました。
それぞれの斜面に広がる紅葉は、それぞれの斜面で趣が違い、一回りしてよかったと思います。
私の地元の八甲田の紅葉もいいですが、やはりどこの山もその山独特の味があり、
行ってみないとわからないものだと感じました。
こんな機会を与えてくれたこまちゃんに感謝です。
今回も楽しい山行をありがとうございました!
最後に報告となりますが、今回のルートを見てわかる人がいると思いますが、
実は東栗駒分岐から磐井川源流分岐に向かって歩きました。
この東栗駒の分岐には「裏掛コースは崩落により通行止め」の看板が立てられています。
私は事前の調査と当日の登山口の標識により裏掛コースの崩落部を確認し、
崩落している部分は裏掛コースの本コース内上部であり、この区間内ではないと認識していました。
ちょうど今回、このコースの様子を見に少し入った所で一人の登ってくるベテラン登山者と会い、
その人の私達をチェックしながら見る目を感じながら、このコースについての状況について話を聞くことができました。
その人の助言をもらったその上で、今回この区間を歩いてみる判断を最終的に決めたのですが、
今回歩いた区間にはやはり崩落している箇所はありませんでした。
また、磐井川源流分岐の所には何も登山道の状態を知らせる標識はありませんでした。
(標柱を見ると、確かに裏掛コースや東栗駒山方向の表示もありません)
しかし、ここで皆さんに誤解の無いように言っておきたい事は、
確かに今回私達が歩いた区間内では崩落している所はありませんが、ここを歩く登山者は極々少数だと思います。
コースの整備も一切行われていません。
つまり下草などはもちろんのこと伸び放題で、かなり道を隠していますし、
本来の裏掛コースの分岐周辺は廃道寸前の藪化が進んでおり、
普通の視線からは完全に登山道は見えなくなってしまっています。
今回の記録の33・34・35枚目の画像を見てください、この画像の中に登山道はあり、この中を私達は歩いています。
画像のように登山道は完全に見えない状況ですし、実はこの画像の中に分岐もあります。
地形図を持っていて、それをそれなりに見て使う事ができる。
または以前からここを歩いていてこの区間が頭に入っている。
そして藪漕ぎに負けない心構えも持ち、道を見失った時の安全確実な判断ができるなど、
それなりの実力と行動ができる人以外には、私は絶対に勧めない事は確かな区間だと感じました。
自分の行動を正当化するわけではありませんが、この区間については軽はずみな行動は避けていただきたいと思います。
去年は各新聞を彩った栗駒山
各地が枯れ紅葉になった残念な年に、紅葉をみせた山でした
たくさんの人が訪れることは知っていたけれど、どうしても行ってみたかった山でした
朝ご飯をしっかりとって、登山口へのシャトルバスに駐車場から乗り込みます
窓から見える赤い帯にやや興奮気味に登山口へ到着した。たくさんの登山者がワイワイするなか、脇の登山口から東栗駒に向けて出発!
いきなり泥と水溜まりに邪魔をされながら、先行の人たちを時折抜きながら登っていく。
なかなか木の背丈があるのでわかりにくいが、周りの葉は紅葉。
チラチラする景色を背伸びしたりしつつ、沢に出た。わずかの間、ナメを進める。楽しい!
残念ながら、すぐに対岸へ。だんだんと草木の背が下がり、中央コースと登ってきた景色が広がるようになった。
わあっ、と声あげながらさらに青空の下に足が進む。
栗駒山頂に登っていくたくさんの人を見ながら、東栗駒に到着した。ここからは気の赴くままに須川温泉方向に回り込む。人の気配がほとんどない静かな紅葉が広がるルートを草を笹を時には枝をかき分けて見にくい足元の中を進む。人の力のいかに頼りないことか!まだ5年も経っていないのに。
メインルートに入るとこれまで以上にたくさんの人がいた。出で立ちも年齢も様々で比較的カラフル。何だかちょっと浮いている?そんな感じの二人組。
サクサクと歩ける道をいいペースでぐいぐいと抜いていく(爆)
昭和湖で紅葉を眺めながら一休みして、彩りのなかをまたまたぐんぐん行く!
遠くに感じた山頂までも、景色の良さにも助けられてあっという間。
沢山の人たちと一緒にいつものようにパンごはん
ガスが一時かかったものの、出発にはすっと晴れて眼下の紅葉のタペストリーに向かって降りられた。
たびたび振り返り、周りをキョロキョロ。足元は半分以上が舗装(爆)なので散漫でもまずは大丈夫(笑)
駐車場に着いて、シャトルバスの待ち行列を見るや、下まで歩くことに。最後の舗装歩きが実は一番きつかったが、下り切れば素敵なひとときだけが瞼の裏に残っていた。
すてきな秋をありがとう
しゅんちゃん、ありがとう!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
栗駒の紅葉も、komちゃんも、shinちゃんも
輝いていますよ。
私たちは、おでこが?
山はきらきら紅葉でした!
本当にいい季節ですね
良い天気にも恵まれて、いい山行でした。
ちょっと昼前から雲が出てきたのは残念でしたが、
肉眼では十分に紅葉を楽しむ事ができました。
朝晩の冷え込みも強くなってきたので、
さらに色が増してきていると思います。
次の週末はどこの山も賑わいそうですね。
shun-sちゃん、相変わらずアクティブでスゴイですネ。
紅葉真っ只中の山は素晴らしいです。
この素晴らしい景色もあと僅かと思うと少し淋しいです。
私は冬はチト苦手なものですから
うーん、アクティブですか
本人にそんな自覚はありませんが
紅葉はいいですよね
でも新緑も、夏の緑も、そして冬の白もいいですよね
結局私の場合は一年中です
内心では、早く爬虫類が引っ込まないかと期待しているんですがね
その日は7時過ぎくらいにいわかがみ平の駐車場に着いて仙台のサークルの方々を待って車で朝飯食いながら音楽聴いてたよー。上り始めたのが9時近いから会ってないなぁ。一段下の道路際に停めてたから、きっと自分のすぐ脇をバスで通り過ぎたんだね〜。
なんで山行載せてないかって?
理由は今日載せた乳頭山縦走に書いてある
なーんだ、いたんだ〜
全く気が付かなかったと言うか、あの人の数じゃ無理だってね
へー、そういうことで記録がね〜
なんかさー
どこかの記録で見たんだけど
この時期の栗駒は須川から・・・・・
とかなんとかって書いてるのを見たんだよねぇー
そのバツかも
おつかれさまでした
※はまちゃん訂正 (^^ゞ
上の内容は、はまちゃんじゃなかったね
どこかで読んだんだよな〜
最近記憶が曖昧で。。。。。
(*´・人・*)ごめんね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する