以東岳【過去レコ】200名山シリーズ〜朝日連峰のずーっと奥、憧れの山へ!
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
天候 | 2日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
朝日連峰、若い頃、朝日鉱泉から大朝日に登って、竜門小屋泊、翌日はそのまま日暮沢に下るというコースで行きました。当時は朝日鉱泉はもちろん、日暮沢までバスが入ったんですね。
そのころは若かったせいもあり、ほとんどの山で、地図のコースタイムより速く歩けたんですが、この朝日連峰、いつまでたっても着かない!。なんだかすごいところに来てしまった…そんな…。
それで、このころなぜか200名山に凝っていて…、別に全部登るつもりはなくって…、その中のよさそうなのだけ、登れそうなのだけ…、当然南アルプスのヘンピな山とか北海道の日高山脈だとかは登るつもりはない…というか登れない。…そんなつもりだったんですが、ココは外せない、ぜひ登りたい…って、…でも、やっぱり縦走すべきでしたね。
山頂から大朝日に向かって延々と続く山稜見てると、なんだか、行きたくなっちゃったのを覚えています。
結局、その夢をかなえるのは10年後のこと…。
この日はレンタカーで泡滝に入ります。ダート道にビクビク、対向車が来ないんでほっとしたのを覚えています。重い荷物を背負って川沿いを行きます。結構高さがあるのでちょっと怖い道です。ここのいいところは水場があちこち。水持ってくる必要ありません。最後は七曲りの急坂ですが案外早くその日の宿の大鳥小屋へ。8月下旬ということでなぜか人もほとんどいません。水も豊富で快適な小屋でした。
翌朝は快晴、もうここから以東岳の山小屋が見えています。登りは湖畔コース。湖畔を離れると急坂になります。そんな坂道の途中、ふと気づくと動物がいます。オコジョっていうんでしょうか、初めてです。いったりきたり隠れたり戻ったりでせわしなく動いてます。歩き出すとまたいるんです。次々と出てきます。たくさんいるもんだなあと思ったんですが、後で小屋の人の話を聴くと好奇心が強くって、ついてくるということでした。
大鳥池がどんどん小さくなって、周りの山がどんどん低くなってきます。山小屋を過ぎると山頂です。大朝日は雲の中でしたが、でも寒江山あたりまでは見えます。狐穴の小屋も見え、そこまでのゆったりした尾根が続いています。なんだか、行きたくなっちゃいます。でも、今回は周回コース、オツボ峰に向かって下ります。このオツボ峰からの下りがなだらかで花もたくさん。リンドウとマツムシソウが特にきれいでした。ハクサンイチゲも少々、ウメバチソウもたくさんです。三角峰をまいて、下ったところはニッコウキスゲの群落です。その中にヒメサユリも一本咲いていました。
最後のピークで以東岳ともお別れ、どんどん下ると大鳥池も近くなり、最後はブナの急坂でした。小屋の外でゆっくり食事をして、満ち足りた気分で、昨日通った沢沿いの道を下っていきました。
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