磐梯山(裏磐梯スキー場発火口一周)
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- GPS
- 05:02
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 975m
- 下り
- 972m
コースタイム
↓
8:13 ゲレンデ上部の分岐
↓
8:41 噴気口分岐(川上登山口から合流)
↓
9:33 分岐(猪苗代&渋谷登山口から合流)
↓
9:51 弘法清水
↓
10:15 磐梯山頂
11:05 山頂出発
↓
11:44 八方台分岐
↓
12:10 銅沼(あまぬま)
↓
12:46 スキー場駐車場到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*登山ポストは国道459号線から裏磐梯スキー場に入る角に設置されていました。 *下山後の温泉は、459号線の角からほど近い裏磐梯高原ホテルで入りました。日帰り入浴は14:30でおしまいのようでした。1200円でシャンプーボディーソープタオルなどすべてあり。 *飲食店はわかりません。 |
写真
感想
学生時代は思い切りインドア派。若い時のアウトドアと言えば「芋煮会」しか思いつかない。それがなぜか180°方向転換、週末にはできる限り山に行くようになってしまったがいまだにビギナーの域を出ず(笑)
さて、「偽ハイキング」で磐梯山に登ったもん=3と、息巻く私であったが、勉強の苦手だった当時を思い出してみたいと、早朝3:30に自宅を出発し登山口の裏磐梯スキー場へと車を走らせた。(偽ハイキングについては日記に記載済み。)
7:44 裏磐梯スキー場の駐車場出発
初めはゲレンデの中を歩く。ススキが生い茂っているが歩く道は十分に確保されている。車は数台止まっていたが、私と同じ時間帯に出発した人(ゲレンデを歩いていた人)は、男性一人、女性グループ3人組(とてもにぎやかで楽しそうなの)、ご夫婦 だった。少し歩くと目的地である磐梯山が荒々しく姿を現し、意欲を喚起させる。
8:13 分岐
ゲレンデの上部まで来ると道は二手に分かれる。銅沼や中の湯跡方面を経由していく㊙西側の道と、火口原や櫛ヶ峰方向に向かって行く東側の道。私は「噴火口」と案内されている後者の道を行く。しばらくは普通の林の中の道で、アップダウンもほとんどなく本当に登っているのかと疑いたくなる。しばらく歩き、突然木がなくなる。それが火口原だった。
あまりにだだっ広い荒れた地面。道などない。どこを歩きどこを目指していいかわからない。目を凝らし何か手掛かりがないか探る。…と、左側の奥にピンクのリボンがぶら下がっているようだ。…さらに左に視線をやると何やら立て看板もあるようだ。とりあえずそこまで行ってみる。 ぼろぼろで字がはがれおちそうな案内看板、裏磐梯登山口と書いているようだが、反対方向が頂上か。と、ロープが張られ、正しい道を教えてくれている。道を見つけられた。焦りはしなかったがこれはよくわからないぞ。まるで雪渓、もしガスなどで視界がきかなかったら焦ることになるのだろうな…火口原ではとにかく左側です。
8:41 噴気口分岐
川上登山口からの道が合流する。そこから先の火口原は赤ペンキを頼りに進んでいく。ロープやら赤ペンキやら赤テープやら見逃してはいけない。地図で「崩壊場所迂回」と書いてあったがよくわからなかった。
さらに進むと急登になる。地面は火山灰質?泥質?滑りやすそうだが道の横にループ状の丈夫な鉄が突き刺さっていて、これを頼りに登れる。なかなかいいぞ。と、登りきったところで後ろを振り返ると素晴らしい展望が。そして目の前には火口の淵。
9:33 分岐(猪苗代&渋谷登山口から合流)
ここから先は火口の淵を歩く。おそらく太古の昔のわが学生時代もここを歩き、巨大な爆裂火口に目を丸くしたに違いない。火山地形ってやっぱり凄い。しかもここはまだまだ活火山、真新しい切り口がとても生々しく、ナンチャッテ地質屋の私はアドレナリンが噴出するのを感じるのでした。さて、弘法清水まであとひと登り。短いけれど割ときつい感じ。
9:51 弘法清水
小屋あり。営業中の表示もあった。中には一歩も入らなかったので何があるかよくわからない。ここまで来るとかなりの数の人がいた。清水とはいうものの自分は「水」発見できず。無視して山頂を目指す。ここから山頂までは一本道。翁島登山口以外から入った人全員もれなくここを通過して山頂を目指すので混みようといったらすごいのなんの、日曜日なもので家族連れやら30〜40人団体さんやらマラソン参加者やら…いつも静かな道を歩く田舎者はちょっと閉口(+_+)
10:15 磐梯山頂
岩の積み重なりといった感じの山頂。大勢の人が休んでいる。北は桧原湖に西吾妻山、南は大きく丸い猪苗代湖…とにかく展望よろし。晴れた空、青い空、何もかもが素晴らしい。今日もまたこの目に素敵な景色を記憶させた。これてよかった。生きてて良かった。とはいうもののやっぱり人だらけだ〜(みんな楽しんでいるのよね)
いつもどおりにコーヒー1杯。あとは何もいらない。
11:05 山頂出発
帰りは中の湯跡方面に向かい西回りで下山、もし時間が許したら八方台に下りてみようかなーとかいろいろ考えていたが、帰りも混雑によりゆっくりとしか下りれず、時間は許してはくれなかった。まあ、こんな時はゆっくりに限るよな…とか何とか言って、混雑が終わったら小走りしてしまった…何にもならないのに。
11:44 八方台分岐
12:10 銅沼(あまぬま)
ここ面白い。明治の噴火の時にできたものらしい。水は強酸性、鉄分含んで赤茶けている。赤茶色の小山に上がって写真撮っていたらずるりと滑ってあちこち泥だらけになった。ものすごく恥ずかしかった。先に来ていた若い男性2人にその醜態を見られてしまった。この方たち山頂でも見たな。さすがに若い方は早いなあ。
12:46 スキー場駐車場到着
混んでいたのは山頂〜弘法清水のあたりだけ。この短い一本道がめちゃめちゃ混む。お風呂はスキー場への入り口近くのリゾートホテルで、何と1200円。その代わりそこには何でもそろっている。高級そうなシャンプーやボディーソープ、タオルもブラシも準備されている。着替えさえあれば何もいらない、しかも露天風呂からの景色はまるで絵ハガキ。沼の向こうに磐梯山。泉質はちょっと塩からいナトリウム泉とでもいうのか。お湯に特徴はないけれど施設が立派過ぎ〜。銅沼ですっ転んで泥だらけの人間にすら笑顔で対応してくれたホテルの従業員さん、有難う(^O^)/
学生時代にだまされて連れていかれた磐梯山。今度は自分の意思で行った。比較するには太古の記憶はあまりにも薄れている。しかし、火山の姿を見るときの感動は、若いころと少しも変わってはいない。
コメント
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いいですね〜
昔を思い出して山歩き。
僕も昔は自発的な山歩きとは無縁でしたが、飯豊の麓の温泉で合宿したことと、面白山でスキーしたことが懐かしく今でも思い出してしまいます
コメント頂いた丁岳ですが、磐梯山のような有名な山ではないので、人と会うことはたぶんないと思います。
僕がもしあそこで単独女性と会ったら、ちょっとびっくりするかもしれません
それくらいちょっとワイルド系なのです
思い入れがある丁岳、いつか歩けるといいですね
tooleさん
ありがとうございます(^_^)ノ
磐梯山はやっぱりあの爆裂火口が私には魅力的です。またも目の当たりにできて良かったです。
丁岳を含む丁山地はとてもワイルドな印象
二年前に甑山に連れて行って貰ったのですが、一人ではやはり不安な感じがしました。
丁岳ならますますです(>_<)
有名どころだけでなく、近くのパンチのきいた山にも行きたいです(*^^*)
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