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記録ID: 235481
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

初の女子カベ 完登!前穂4峰正面壁 松高ルート〜5/6のコル

2012年10月06日(土) ~ 2012年10月08日(月)
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Momopeachy その他3人
GPS
66:50
距離
22.7km
登り
1,712m
下り
1,704m

コースタイム

6日 上高地 6:20 → 11:10 奥又白 沢をわたる地点まで偵察。
7日 奥又白 5:00 → C沢チョックストーン上 6:10(同行してたもう1Pと別れる)
   →ルート途中(おそらく1Pめ途中)から登攀開始 7:40 → 11:40 終了
   緩斜面をトラバースし、4峰から5峰に向かう稜線(20分休憩)12:30→ 15:00 奥又白
8日 奥又白 7:20 → 11:20 上高地
天候 6日 曇り→夜は雪〜雨
7日 曇り→晴れ
8日 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【地図についてのおことわり】
GPSデータではないので、地図、写真のマッピングともにたぶんけっこう不正確(特に4峰デプローチ・・・)。
かーなーり〜のだいたいですので、悪しからず。。。あまり参考にはしないでね m(_ _)m

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

・奥又白からA沢に向けて登った後、4峰に向けてガレガレの沢をトラバースするが、けっこう悪くて滑りやすい。雪はポツポツくぼみに残っている程度でルート上にはない。
・C沢をチョックストーンに向かう急登もかなり大きな岩も浮いていて、乗った岩が崩れて脛にヒット。幸い止まったからよかったが、そうでなければ脚が折れてた(かそれ以上かな・・・)。ぜったい前の人のフォールラインに入らないように歩くべし。
・4峰松高ルートの取付きと終了点がわかりにくい。
・そのせいか、登攀終了後の4峰から北尾根にでるところは、道がはっきりしているわけではなかった。どこでも通れる感じではあるが、むしろロープを結んでいないので落ちたら危険。
・北尾根〜5・6のコル
西穂〜奥穂ルートをちょっと悪くした感じの楽しい稜線!ただしジャンダルムより浮石が多く、落ちうる感じ。視界があれば、道迷いはなさそう。
紅葉目当ての人々でにぎわう上高地から出発!
2012年10月06日 06:25撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/6 6:25
紅葉目当ての人々でにぎわう上高地から出発!
煙がいい感じ・・・秋だね〜
2012年10月06日 08:00撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/6 8:00
煙がいい感じ・・・秋だね〜
謎のケルン・・・と思ったら、こんないわれのある場所でした。昔からクライマーの土地だったんですね・・・ドキドキ
2012年10月06日 08:46撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/6 8:46
謎のケルン・・・と思ったら、こんないわれのある場所でした。昔からクライマーの土地だったんですね・・・ドキドキ
奥又白!ここも紅葉してます♪
2012年10月06日 11:14撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/6 11:14
奥又白!ここも紅葉してます♪
左から、3本槍、前穂本峰、2,3峰、一番大きいのが4峰(広い平面が正面壁)、5峰まで見えてます☆
2012年10月06日 12:07撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/6 12:07
左から、3本槍、前穂本峰、2,3峰、一番大きいのが4峰(広い平面が正面壁)、5峰まで見えてます☆
前穂高!
2012年10月06日 12:52撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/6 12:52
前穂高!
明るくなってくるころ、沢をトラバースします
2012年10月07日 05:32撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/7 5:32
明るくなってくるころ、沢をトラバースします
まだ雪が残っているけど、歩くルート上にはなかった
2012年10月25日 22:37撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/25 22:37
まだ雪が残っているけど、歩くルート上にはなかった
ガレガレ・・・乗るそばから崩れる・・・
2012年10月07日 05:52撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/7 5:52
ガレガレ・・・乗るそばから崩れる・・・
沢を見上げる。ここは割としっかりしてそう
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/9 22:19
沢を見上げる。ここは割としっかりしてそう
4峰
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/9 22:19
4峰
ここを右上していく
2012年10月25日 22:42撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/25 22:42
ここを右上していく
4峰!真下からみるとそそり立ってる・・・
2012年10月07日 06:33撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/7 6:33
4峰!真下からみるとそそり立ってる・・・
取りつきが分かりにくく、左下から登り返す
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/9 22:19
取りつきが分かりにくく、左下から登り返す
来た道を振り返ると・・・
2012年10月31日 20:49撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/31 20:49
来た道を振り返ると・・・
最終ピッチはスッキリしたフェース
2012年10月31日 20:49撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/31 20:49
最終ピッチはスッキリしたフェース
最終ピッチ横の壁・・・けっこう立ってます
2012年10月31日 20:49撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/31 20:49
最終ピッチ横の壁・・・けっこう立ってます
リードをビレイしつつ、こっそり下を撮影してみた。上がってきたなぁ
2012年10月07日 11:59撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/7 11:59
リードをビレイしつつ、こっそり下を撮影してみた。上がってきたなぁ
終了点が分かりにくく、登攀終了。ロープをしまって稜線に向けて右へ。・・・方向的にはあっているはず
2012年10月31日 20:49撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/31 20:49
終了点が分かりにくく、登攀終了。ロープをしまって稜線に向けて右へ。・・・方向的にはあっているはず
突然開けた下界はなんと涸沢カーーール!!道、合ってた!カラフルなテント村と10年ぶり?とのうわさの紅葉に感動・・・(3段紅葉だったらしい)
2012年10月07日 12:07撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/7 12:07
突然開けた下界はなんと涸沢カーーール!!道、合ってた!カラフルなテント村と10年ぶり?とのうわさの紅葉に感動・・・(3段紅葉だったらしい)
右を見ると、5峰に向かう北尾根稜線です
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/9 22:19
右を見ると、5峰に向かう北尾根稜線です
コルに降りるところにお助けスリング。特に使わなくても降りれるので、たぶん冬用かな?
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/9 22:19
コルに降りるところにお助けスリング。特に使わなくても降りれるので、たぶん冬用かな?
コルまで降りて振り返ると、カッコイイ4峰!
2012年10月09日 22:19撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/9 22:19
コルまで降りて振り返ると、カッコイイ4峰!
5.6のコル。右の谷に向かいます
2012年10月08日 20:43撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/8 20:43
5.6のコル。右の谷に向かいます
だらだら降りて・・・最後の谷をトラバースすると奥又白はすぐそこ
2012年10月09日 22:20撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/9 22:20
だらだら降りて・・・最後の谷をトラバースすると奥又白はすぐそこ
翌朝は快晴☆
2012年10月09日 22:20撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/9 22:20
翌朝は快晴☆
4峰再び!
2012年10月08日 07:16撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/8 7:16
4峰再び!
パノラマコースとの分岐から北尾根。あそこにいたのかぁ・・・
2012年10月31日 20:52撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/31 20:52
パノラマコースとの分岐から北尾根。あそこにいたのかぁ・・・
4峰正面壁と月。
2012年10月31日 20:52撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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10/31 20:52
4峰正面壁と月。
新村橋からも、はっきり見えてるよ
2012年10月31日 20:53撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
10/31 20:53
新村橋からも、はっきり見えてるよ

感想

外岩デビューして丸1年。
初級者女子パーティーで、取りつきからデプローチまで二人でこなせた記念碑的な本チャン山行になった。
(偵察とアプローチ途中まではベテランさんと一緒だったけど)

夜中に雪が降り、はじめての岩場で岩がどうなっているかわからずに出発。
濡れた草つきのアプローチが意外に悪い。
取りつきの分かりにくさ。
登ってしまった後に、よもやの取りつき敗退?(というか、敗退するにも降りれるの?)と悩み、
3級なのに、怖すぎのピッチ。
終わった後にもデプローチ。
お天気が見方をしてくれたけど、、、

フリーとは違う本チャンの怖さ。
いろいろいろいろ。
山って怖いなぁ。面白いなぁ。


思わず記念にブログにも記録してみちゃいました。
http://momopeachy.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

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