燧ヶ岳
- GPS
- 10:27
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ→晴れ時々曇り 風あり。山頂付近では5〜10m程度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※売店前の舗装された駐車場が満車の場合は林道入口を右手に下ったところに第2駐車場もあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 見当たりませんでした。 【コース状況】 ●大清水〜一ノ瀬 緩やかな登りが続く砂利の林道。一ノ瀬休憩所にトイレあり。 ●一ノ瀬〜三平峠 一ノ瀬休憩所を過ぎるとすぐに登山道と林道の分岐あり。登山道の方へ進む。 沢沿いをしばらく進むと九十九折の登山道に。曲がり角には木の階段が設置されている。 九十九折を登りきると一瞬眺望が開け、ここからは登山道は緩やかになり木道が現れ始める。 途中に岩清水という水場あり。樹林帯の木道を進んでいくと三平峠に到着。 ●三平峠〜長英新道分岐 三平峠からは木道の下り。濡れていると滑りやすいので注意。 尾瀬沼に突き当たり東岸を反時計周りに進むと尾瀬沼ビジターセンターに到着。 ここからは尾瀬らしい湿原の木道が続く。 尾瀬沼山荘、尾瀬沼ビジターセンターにトイレあり。 ●長英新道分岐〜燧ヶ岳 長英新道の分岐から木道は終わり、長英新道の前半は緩やかな登りが続く。 登山道は水はけが悪くぬかるみが目立ち、浸食も進みかなりえぐれている。 後半は階段が出始め、斜度を上げていくと1つ目のピークのミノブチ岳に到着。 ミノブチ岳のピークは標識はないが、土の広場となっていて尾瀬沼がキレイに見える。 ミノブチ岳を過ぎるとしばらくは平坦な尾根道を進み、俎瑤亮茲衂佞から山頂までは岩場の急登となる。 俎瑤ら柴安瑤榔麕召らの眺め通りいったん鞍部まで降り岩場を登り返す。 ●燧ヶ岳〜見晴 山頂からしばらくはガレ場の急登を下る。 森林限界を下回り樹林帯に入った後も、一本調子の下りが続く。 段差が大きいところが多く下りにくさを感じた。 見晴新道の分岐の手前から登山道はようやく斜度を緩める。この辺りもぬかるみ多し。 見晴新道分岐からは再び木道となり、ゆっくり下ると見晴に到着。 小屋のほとんどは今シーズンの営業を終了。 ●見晴〜沼尻 段小屋坂は白砂峠までじわりじわりと高度を上げるため、登り基調の木道となる。 急斜面は木道でないので安心して進むことができる。白砂峠を過ぎるとほどなく白砂田代へ。 整備された木道を進むと沼尻に到着。 ●沼尻〜三平下 南岸コースを時計周りに進む。皿伏新道分岐から三平下までは湖面にかなり近づけるところもあり。 このコースは整備があまり行き届いておらず、壊れた木道が散見された。 皿伏新道分岐を過ぎると一部木道が崩落していて迂回する箇所もあり。 コース全体は平坦だが小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいく。 |
写真
感想
あれはちょうど1ヶ月前。
鳩待峠を起点に鳩待通り〜八木沢道〜見晴〜至仏山を経て
鳩待峠までグルッと周回するつもだったのだが、
アヤメ平を過ぎた辺りの下りの濡れた木道で滑って転倒。右足をひどく捻挫。
痛みを我慢しながら牛歩で来た道を引き返しやっとの思いで鳩待峠まで何とか戻る。
そんなことがあり、木道恐怖症に。
雷鳥平の称名川を渡る橋や白出沢の重太郎橋でも腰が引けておっかなびっくり。
しかし、いつまでもトラウマを抱えていてはいけない!
ということで、尾瀬の紅葉を楽しむというお題目を掲げて、
トラウマを克服するために再び尾瀬の地を訪れることに。
本当なら前回と同様のコース取りにするべきだが、
マイカー規制が終了し、異常に値段の高い鳩待峠の駐車場を使うのはくやしいので、
今回は大清水から燧ヶ岳を目指す。
朝5時。満天の星空の下、大清水をスタートしまずは林道歩き。
歩いているうちに段々と明るくなり回りの様子がはっきりしてくると色付いた木々が見え始める。
写真を撮るにはまだまだ暗いので帰りの楽しみとする。
尾瀬の紅葉は尾瀬沼(1660m)よりも若干標高が低い1500m付近が最盛期を迎えているようだ。
三平峠の手前でいよいよ木道のお出まし。うまい具合に近々に雨は降らなかったようで、
よく乾いているため登山靴のフリクション?が効きひと安心。三平峠まで順調に歩を進める。
しかし三平峠を過ぎた辺りから第一の難関に差し掛かる。
木道は下りのうえに、霜が降りて濡れている。試しに靴を滑らせてみるとツルっとする。
これは要注意!ということでゆっくりゆっくり一歩ずつ足の裏全体をベタッとしっかり付けて、
端から見ると腰が引けてた思うが何とかクリアし三平下に到着。
三平下からが第2の難関。沼のほとりの木道が朝早いせいで凍っている。
ここも同様に慎重に進みクリア。尾瀬沼ビジターセンターでホッと一息。
木道を歩くことに集中していて、あまり気にしなかった天気のことが気になり出す。
尾瀬沼近辺は晴れたり曇ったりだが、燧ヶ岳を見ると雲に覆われている。
この日は風があるので山頂付近の雲を流してくれればいいのだけど…。
長英新道に入ると木道も終わり、視界が開け出すミノブチ岳までは黙々と登る。
ミノブチ岳到着するも、俎堯⊆動濁瑤魯スの中。奥白根山なども見えない。
ただ雲の隙間からは天使のはしごが見えている。でも晴れの山頂は難しそう。
俎瑤謀着すると風もそこそこありじっとしていると寒い。案の定視界もゼロ。
すぐに柴安瑤妨かう。
しかし!こんなこともたま〜にあるもんです。
柴安瑤猟詐緜床爾鯤發い討襪箸いなり青空が広がり始める。
ここでテンションマックス。
柴安瑤らは太陽の光を浴びてキラキラ輝く尾瀬沼の様子。
何より素晴らしかったのが尾瀬ケ原の麓の木々の紅葉。
カラフルな絨毯が敷き詰められたように広がっている。
そして金色に輝く尾瀬ケ原の草原を挟んでその先には至仏山の姿が。
「尾瀬っていいなぁ」と心から思える瞬間でした。
絶景を眺めながら見晴新道を下るが視界があるのはわずな区間。
あとはひたすら樹林帯を下り見晴まで出て、尾瀬ヶ原を眺めながらお昼を食べる。
帰りは見晴から段小屋坂を通って沼尻経由南岸ルートで三平下まで戻る。
木道恐怖症はというと…今回は運良く全体的に前回よりも乾いていたせいか、
後半はだんだんと慣れてきて、結局転ばずに無事歩き通すことができた。
ガチ濡れた木道を想像すると…まだまだブルッと身震いしてしまうけど、
今回の山行で一歩前進することができた。
今週は仕事でヘトヘト、劔でやってしまったヒザもちょっと痛みが残る…
「今週は山はお休みしよう」と思っていたものの、
いざ金曜日の夜を迎えると、ウズウズウズ「あ〜やっぱり行きたい!」。
というわけで、紅葉ハントもできる燧ヶ岳へ。
まだ暗いうちに登山口に到着。
空には満点の星。いい天気がのぞめそうだ!
ところが、尾瀬沼あたりに来てみると
燧ヶ岳の山頂は、なんだかうっすら灰色の雲に覆われている。
周辺もそこだけ薄暗く、ちょっと不気味・・・。
一方で、やや神々しさも感じたりもして。
天気が怪しいこともあったけど、
やはり少しずつ季節は冬に向かっているようで、歩いていても寒さを感じる。
とくにこの日はけっこう風があって、
ちょっと立ち止まると、手の先が冷たくなってしまうほど。
ただし、燧ヶ岳への登りは意外にキツく、
大きな岩や段差を乗り越えていかなければならないところもあって
ここでは汗だくに。
そうこうしながら、順調に山頂に到着。
すると、驚いたことに、山頂に着いたとたんに
怪しげな雲がさーっと引いてゆき、青空がひらけた!
山頂から見える紅葉は見事!!!の一言。
下を見下ろすと、こんもりした木々が赤や黄色に染まっていて、
まるで絵画を見ているよう。
先々週の立山、先週の涸沢につづき、
3週連続してキレイな紅葉を見ることができるなんて、
めったにできないこと。今年は紅葉ハント大成功!
と、調子が良かったのはここまで。
このあとの下山で、ヒザの痛みが出てきてしまう。
いつもよりカラダも重いぞ・・・。
慎重に下りるも、ヒザをかばっていたせいか今度は足首まで痛くなる始末。。
登山口までは意外と長い道のり、気が遠くなるー。
登山口ちかくの駐車場が遠くに見えたときは、
「来週はぜったい山はお休み!」と心に誓う。
山には行きたいけど、私の足とカラダはしばらく休養が必要。
来週は、これまでの山行を振り返ったり、みんなのヤマレコみて予習したり、
登山靴や山グッズのメンテなんかをしてみようかな。
そろそろ冬山も目前だし、アイゼン、ピッケルのチェックもしなくちゃ!
これはこれでちょっと楽しみ。
のんびり家で山への思いを馳せることにしようっと。
尾瀬の素敵な紅葉写真につられてお邪魔しました。
あまりにも見事な紅葉と素敵な写真で、一層尾瀬への思いが募りました。ありがとうございました。
motocoさん
初めまして。コメントありがとうございます!
写真よりもやっぱり実際に見た方がもっとスゴいんですよ〜。
尾瀬の紅葉の見頃はまだもう少し続きそうな感じだったので、
息子さんと是非!
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