丹沢主稜
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,932m
- 下り
- 2,196m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・西丹沢〜桧洞丸:危険箇所は特に無し。 ・桧洞丸〜臼ヶ岳:登山道整備中。危険箇所は特に無し。 ・臼ヶ岳〜蛭ヶ岳:崩壊が進んでおり、ヤセ尾根あり。 ・蛭ヶ岳〜丹沢山:気持ちの良い熊笹の稜線が続く。木道が増えた。 ・丹沢山〜塔ノ岳:ここも木道が増えた。 ・塔ノ岳〜大倉 :特に危険箇所無し。花立の階段を補修中。 |
写真
感想
先日の休日出勤代休があることから、天気の良い平日に休みを頂き、山に行くことにした。最近ガッツリと歩いていないこと、地元丹沢もしばらく訪れていないので、主稜を歩くことにした。主稜は何度も歩いているので、特に問題は無いが、日が短くなっているので、明るい内に下山出来ない可能性が高く、ヘッ電歩きとなるので、下山口は安全、道迷いの可能性が低い、大倉とした。また、本ルートは長丁場となるので出来るだけ装備は軽くしたいので、行動食と水、雨具と簡単な装備として、なんと6.5kgとなった。それでも水2Lとツエルト、一眼レフは積んでいる。もっとがんばれば4kg台も可能である。
西丹沢へは、交通機関が不便なので、西丹沢自然教室への到着は8:30となった。平日なのに駐車場はほぼ満車となっており、びっくりした。直ぐに出発する。
ゴーラ沢では水量が多く、徒渉する場所が無く、危うく靴を濡らすとこであった。駐車場に多く車が止まっていたので、多くの登山者が入るかと思ったが、ほとんど人はおらず、静かであった。山頂に近づくとツツジが紅葉しており、非常に綺麗であった。
山頂に着いた。山頂には誰もおらず、静かであった。コンビニで買ったおにぎりを食べて先を急ぐ。青ヶ岳山荘を過ぎ、急斜面を下る。荒れた登山道の補修工事が行われていた。ご苦労様です。急斜面を下りきり、緩斜面に入る頃、右手に沢があり、水が流れていた。将来、主脈から山中湖まで縦走する際、ここで給水出来ればとても良いと思った。いつも流れているのだろうか。
金山谷乗越、神ノ川乗越を過ぎ、臼ヶ岳手前で大きなブナであろうか、真っ黄色の紅葉しており、非常に綺麗であった。
臼ヶ岳から蛭ヶ岳が大きく見える。眼下には熊木沢の大きな河原も見える。先を急ぐ。多少のアップダウンを繰り返し、所々、崩壊しているヤセ尾根を抜ける。臼ヶ岳から蛭ヶ岳間の登山道は、通る度に崩壊が進んでいると感じられる。
蛭ヶ岳の急登を登る。ここを登るのは2回目である。以前はかなり堪えたが、今回はあっさりと登ることが出来た。山頂に着いておにぎりを食べる。山頂には誰もいない。非常に天気が良く、テーブルに寝転がり、空を眺めた。ゆっくりと雲が流れている。風の音と虫の鳴き声しか聞こえない。非常に良い気分である。
のんびりしてから出発する。すでに14時を過ぎており、明るいうちに大倉に着くのは難しくなった。鬼が岩を過ぎ、熊笹の稜線に出る。蛭〜丹沢山の稜線は丹沢で一番好きだ。谷川岳に良く似ている。掘れた登山道には沢山の木道階段が出来ていた。オーバーユースによって登山道は荒れ、木道が出来るのは仕方ないが、あまり階段が出来ると登山している気がしない。と言いつつ、自分もオーバーユースの一人であるが・・・。
この時間でも何人かすれ違う。恐らく蛭ヶ岳山荘泊まりであろう。丹沢山に到着するが、そのままスルーする。緩やかのピークを過ぎ、塔ノ岳直下に差し掛かると、紅葉が綺麗であった。紅葉の大きさでは桧洞丸のゴヨウツツジが大きかったが、塔ノ岳周辺は沢山の木々が紅葉しており、個人的にはこちらの方が綺麗だと思った。
塔ノ岳で少しゆっくりする。いつもは沢山の登山者がいるが、平日でこの時間なので泊まり客と思われる数人しかいなかった。その泊まり客と話しをしてヘッドランプの準備をして出発する。西斜面も紅葉が綺麗だった。花立を過ぎ、いつもの階段に差し掛かると、階段の補修を行っていた。薄暗くなってきた頃であるが、ここでもすれ違う人がいた。若いアベックである。前を歩く若い女はジーパンとスニーカーを履き、明らかに登山初心者であった。後ろを歩く男は大型ザックを背負っているので、ある程度の経験者であるが、この先、真っ暗の中、花立の階段、花立先の岩場を歩かせるのはか可愛そうとだと思った。
堀山の家を過ぎた頃、完全に暗くなり、ヘッドランプを点灯した。大倉尾根はかなり歩いていること、夜中の歩行経験もあることから、余裕で歩くことが出来た。但し、ペースは落ちた。
そして大倉に着いた。バス停には誰もいなかった。
【まとめ】
久しぶりにガッツリと歩いた。また、久しぶりの丹沢であった。涸沢は10年に一度の紅葉と騒がれていいるが、丹沢もそうなのであろうか、もこんなに色が付くのかと思う位に紅葉が綺麗であった。
前述の通り、登山道は多く補修が行われており、歩きやすくなった。但し、木道階段が増えて、山を歩いている気がしない。残念であるが、仕方が無いことである。これからしばらくすると雪の季節となる。去年は沢山雪が降ったが、今年はどうであろうか。楽しみである。
蛭〜丹沢山の稜線は良いですよね〜
以前、ヘロヘロになった事思い出しました。
平日の静かな丹沢、よさそうですね!
こんにちは。
ガッツリと歩きました。未だに筋肉痛です・・・。次回はユーシンから同角ノ頭に行こうかと思っています。
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