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Yamareco

記録ID: 2372555
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳 マヤクボ沢から

2020年05月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
10.9km
登り
1,495m
下り
1,477m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:10
休憩
0:50
合計
8:00
5:25
127
登山道入り口
7:32
7:32
111
マヤクボ沢出合
9:23
9:52
87
マヤクボ沢カール下
11:19
11:35
54
12:29
12:34
51
1680地点(スキー終了)
13:25
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【登行】
・登山入口から1750mまでシートラ。
・1750mからシール登行。
・マヤクボ沢2400m〜2540mまでクトー装着。
・マヤクボ沢カールはシートラ&アイゼン。急斜面の為、ピッケル又はウィペット必須。
・稜線手前でのトラバースは滑落注意。
・山頂手前の急斜面もダブルウィペットで。
【滑走】
・山頂は雪切れの為、20mほどツボで降りスキーへ換装。
・山頂直下急斜面をトラバースして稜線のドロップポイントへ。
・山頂直下はスラフがカールの下部まで流れることが多いので下部監視のうえ行動。
・マヤクボ沢出合手前でタテ溝が大きくなる。
・1680mまでスキー滑走。
おはようございます。
シートラで登行開始。
2020年05月31日 05:26撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 5:26
おはようございます。
シートラで登行開始。
テクテク。
2020年05月31日 05:37撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 5:37
テクテク。
季節は白から緑に。
2020年05月31日 05:43撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 5:43
季節は白から緑に。
でも雪はある。
2020年05月31日 05:59撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 5:59
でも雪はある。
大沢方面。
2020年05月31日 06:13撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 6:13
大沢方面。
まだ担ぐ。
2020年05月31日 06:19撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 6:19
まだ担ぐ。
1750mからスキーを履く。
振り返って爺ヶ岳。
2020年05月31日 06:33撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 6:33
1750mからスキーを履く。
振り返って爺ヶ岳。
山頂が見えた。
2020年05月31日 06:40撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 6:40
山頂が見えた。
また振り返って爺ヶ岳。
2020年05月31日 06:55撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 6:55
また振り返って爺ヶ岳。
もうすぐマヤクボ沢出合。
2020年05月31日 07:30撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 7:30
もうすぐマヤクボ沢出合。
右のマヤクボへ行きます。
2020年05月31日 07:38撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 7:38
右のマヤクボへ行きます。
山頂方面ガスってきた。
徐々に足に来てる。
2020年05月31日 07:40撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 7:40
山頂方面ガスってきた。
徐々に足に来てる。
コルの下2540m大岩で2回目の大休止。
一年前は両足痙攣によりここで撤退。
2020年05月31日 09:25撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 9:25
コルの下2540m大岩で2回目の大休止。
一年前は両足痙攣によりここで撤退。
鹿島槍ヶ岳見えた。
2020年05月31日 09:25撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/31 9:25
鹿島槍ヶ岳見えた。
蓮華岳。
シェルを羽織りアイゼン&シートラでカールに取付く。
2020年05月31日 09:56撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 9:56
蓮華岳。
シェルを羽織りアイゼン&シートラでカールに取付く。
稜線に乗り上げたら下からガスが湧いてくる。
2020年05月31日 11:06撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 11:06
稜線に乗り上げたら下からガスが湧いてくる。
蓮華岳もガスに巻かれる。
2020年05月31日 11:06撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/31 11:06
蓮華岳もガスに巻かれる。
コルから稜線に乗り上げるトラバースが嫌らしかった。
最後は山頂直下の急斜面に取付く。
2020年05月31日 11:06撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 11:06
コルから稜線に乗り上げるトラバースが嫌らしかった。
最後は山頂直下の急斜面に取付く。
ビクトリーロード。
2020年05月31日 11:16撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 11:16
ビクトリーロード。
登頂〜。
2020年05月31日 11:21撮影 by  iPhone 8, Apple
3
5/31 11:21
登頂〜。
長野県側はガスガス。
2020年05月31日 11:24撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 11:24
長野県側はガスガス。
黒部湖、立山、劔は拝めた。
2020年05月31日 11:26撮影 by  iPhone 8, Apple
4
5/31 11:26
黒部湖、立山、劔は拝めた。
薬師岳。
富山方面のガスは少ない。
2020年05月31日 11:27撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/31 11:27
薬師岳。
富山方面のガスは少ない。
高瀬ダムから先の槍穂方面の北アはガスの中。
2020年05月31日 11:28撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/31 11:28
高瀬ダムから先の槍穂方面の北アはガスの中。
五色ヶ原って平坦だな。
2020年05月31日 11:28撮影 by  iPhone 8, Apple
3
5/31 11:28
五色ヶ原って平坦だな。
マヤクボ沢コルを滑って山頂方面を振り返る。
2020年05月31日 11:59撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 11:59
マヤクボ沢コルを滑って山頂方面を振り返る。
下もガスガス。
2020年05月31日 12:00撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:00
下もガスガス。
2500m位でガスを抜ける。
2020年05月31日 12:04撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/31 12:04
2500m位でガスを抜ける。
マヤクボ沢出合手前。
タテ溝祭り。
2020年05月31日 12:07撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:07
マヤクボ沢出合手前。
タテ溝祭り。
右側から滑ってきた。
2020年05月31日 12:10撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:10
右側から滑ってきた。
2000m〜1800m位は快適滑走。
2020年05月31日 12:17撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:17
2000m〜1800m位は快適滑走。
起伏が出てきた。
2020年05月31日 12:20撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:20
起伏が出てきた。
でも快適に滑れる。
2020年05月31日 12:20撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:20
でも快適に滑れる。
まだ行ける。
2020年05月31日 12:27撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:27
まだ行ける。
1680m地点。
ここでスキーは終了。
2020年05月31日 12:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/31 12:29
1680m地点。
ここでスキーは終了。
スキーを脱いで振り返る。
標高差1100m滑走できた。
2020年05月31日 12:29撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 12:29
スキーを脱いで振り返る。
標高差1100m滑走できた。
沢でスキーを洗う。
2020年05月31日 12:32撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/31 12:32
沢でスキーを洗う。
担いでテクテク。
足は完全に売り切れ状態。
2020年05月31日 12:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/31 12:52
担いでテクテク。
足は完全に売り切れ状態。
泥んこになりながら。
2020年05月31日 13:03撮影 by  iPhone 8, Apple
5/31 13:03
泥んこになりながら。
降りてきた。
レリーフの詩を読んで、コロナ禍のなか本当にそう思った。
2020年05月31日 13:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/31 13:27
降りてきた。
レリーフの詩を読んで、コロナ禍のなか本当にそう思った。
お疲れさまでした。
2020年05月31日 13:46撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/31 13:46
お疲れさまでした。

感想

4月12日の乗鞍岳山行後に長野県にも緊急事態宣言が発令され、山スキーを自粛していた。
その間は仕事以外では外出せず、休日は庭造りをして過ごしていたので、本日までは家の敷地から一歩も出ていない。今シーズンのスキーは諦めていたのでトレーニングもしていなかった。
体力的には厳しいだろうと思いながら、約50日振りの山行をステイ信州で一年振りの針ノ木岳へ行ってきた。

5時過ぎに微妙な天気の中、板を担いで登行開始。
なまっている体にスキーの重みが、ずっしりとのしかかってくる。

藪はそんなに気にならず、出だしは元気に登山道歩き。左岸から右岸に渡ると雪が出てくるがツボのままで問題ない。
昨年は大沢出合手前の藪突破でルートロスをしたが、今回はすんなりと突破出来た。登行開始から1時間ほど歩くと雪面が安定してきたので、スキーを履き重荷から解放される。久しぶりのスキーの感触。うれしい。

更に1時間ほど歩くとマヤクボ沢出合に到着。
針ノ木峠方面ではなく、昨年撤退したマヤクボ沢に取付きスキーのままジグを切りながら登り始めたら足が出なくなりだす。想像以上に体がなまってるじゃん。2400m程度まで行き斜面の端で1回目の大休止でエネルギー補給をしクトーを装着する。そこからカール下まで100mの登行にも1時間を要してしまった。マヤクボ沢の登行は鬼門なのか…?

カール下の大岩で2回目の大休止を採りアイゼン&シートラに換装する。
元気を取り戻しカールをキックステップで登る。結構な高度感だ。アイゼンの爪が抜けたら滑落必死なので斜面にへばりつきダブルウィペットで確実に登る。
1時間ほどで稜線手前まで行き、稜線下をトラバースしながら稜線に乗り上げる。
このトラバースは、昨年に針ノ木峠方面から乗り上げた時も一番緊張した場所だ。
稜線に乗り上げたら山頂直下の最後の急斜面に取付く。こちらも距離は短いが気の抜けない斜面だ。登ったら山頂までのビクトリーロードです。

登頂〜。
長野県側はガスガスで視界無しだが富山県側の劔岳、立山、薬師岳は良く見える。
写真を数枚パシャパシャしたら針ノ木峠側を登っていた後続の単独登山者さんが登ってこられた。

さぁ降りよう。
山頂は雪切れしているのでアイゼンをしまい20mほどツボで下り稜線でシールを剥ぎスキーに換装。
視界はイマイチだが雨が降る前にさっさと帰ろう。
山頂直下の急斜面をトラバースするとスラフが流れるので下部に人がいないことを確認する。トラバースしながらマヤクボ沢コル上部ドロップポイントへ。
前回の乗鞍岳の事もあり緊張する。

心を落ち着けてマヤクボ沢カールへGO〜。
本当はぶっ飛ばして滑りたいが、ガスで視界も悪くタテ溝も気になるので安全滑走を心掛ける。久しぶりのスキー滑走に心が躍る。
雪質は不純物の多いザラメながら、ワックスを十分塗り込んだスキーは良く滑る。
ダイレクトにマヤクボ沢を落としマヤクボ沢出合まで滑りたかったが、山頂で会った登山者さんの情報では、雪が切れているかもとのことだったので登行ルートで下る。
2500mくらいからガスを抜けた為、タテ溝を蹴散らし全力滑走。2000mくらいからはタテ溝も少なくなり更に快適。小さな地雷は仕方ないね。
1680mまで、標高差約1100m滑れた。大満足。
沢でスキー板を洗いシートラへ換装し1時間弱テクテクして無事下山。

久しぶりの山行は、ヘロヘロになった。

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コメント

流石!!
はじめまして。下山後に駐車場で挨拶した者です、毎回レポート拝見してました。
また(来シーズン?)楽しみにいています
2020/6/1 19:25
Re: 流石!!
SAYAKAFUさん

コメントありがとうございます。
当日は、マヤクボ沢方面から登行していて先行者もなく、スライドする人もいなかったので下山して駐車場に着いたらスキーヤー(SAYAKAFUさん)が片付けをしていてビックリしました。針ノ木峠からのピストンだったのですか?
乗鞍岳でもお会いしてたとのことで再度ビックリでした。
2020/6/1 23:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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