瑞牆山、八丁平、大日岩、金峰山を周遊、自然公園起点で
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- GPS
- 09:56
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,744m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
天候 | 午前中は曇り、冷たい強風、たまには日が差す。 午後1時過ぎから風が止み、気温が上がって、3時ごろからは晴れた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
みずがき山自然公園の広い駐車場を利用。売店、トイレあり。 売店の営業時間は今日16:30までだった |
コース状況/ 危険箇所等 |
みずがき自然公園 → 瑞牆山: 最初は林道、その後はまず谷沿いの道、登山道にも水が多くて凍る時には注意が必要。沢から離れると山頂までかなりの急登。 林道以外のところは全体的に滑りやすいところ、大きな段差などが多くて決して歩きやすくない。また、沢がたくさんあるので大雨の後は要注意。 瑞牆山 → 小川山への分岐: 歩きにくい急坂。今日は登ってくる人がとても多くて、降りるときに道を空けるために待っている時間が長かった。 小川山への分岐 → 八丁平: 破線ルート。なだらかな登り。道が狭いがあまり踏まれていないので地面が柔らかくてふわふわしている。沢を渡るところがあるので大雨の後は要注意。 八丁平 → 大日岩分岐: 破線ルート。最初は平坦、大日岩が近づくと登りになる。狭い尾根、ちょっと怖いところ、歩きにくいところもあるがマークなどがしっかりしていてそれに従って注意していけば大丈夫。 最後は大日岩の上に出るので高度感がたっぷり。また、岩の上を歩くので(ロープや鎖は無し)、雨や滑りやすい時にはやめた方がいいと思う。 大日岩分岐 → 金峰山 → 大日岩分岐 → 富士見平: 普通の登山道。大きな段差がたくさんある部分も。 富士見平 → みずがき山自然公園: まずは瑞牆山荘方面に下り、林道への看板が出たら林道に出る。少し歩いたら、右にみずがき林道方面を指す看板が出る。それに従って登山道に入る。尾根伝いの歩きやすい道になる。次の看板から先は「芝生広場」というのを目指す。この辺の看板がちょっと紛らわしいけど林道も近くなってくるのでそれを確認しながら適当に歩いて自然公園に着いた。 |
写真
感想
2年前に友達と歩いた西沢渓谷から鶏冠尾根、
木賊山、甲武信ヶ岳に行こうと準備していたのに、
朝の出発直前になって、行きたい気持ちがこの道を
一人で歩く不安、体調の不安に負けて心が折れた。
急きょ、八丁平から大日岩を回るルートで金峰山、
帰りは鷹見岩に寄るコースに変更。
そのつもりで車を走らせると、クリスタルラインの
きれいな紅葉を見て、標高の高いところは紅葉が終わって冬、
もう少し標高の低い山の方がいいかなとか色々考え、
先週Y-chanが歩いた、みずがき山自然公園から瑞牆山、
八丁平、大日岩を回るコースを思い出す。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234897.html
そこに鷹見岩を加えよう。
瑞牆山荘手前にみずがき山林道に入って、みずがき山自然公園
に車を止めて歩きだす。
この登山道は、今年の6月に一度下りに使った時、
素晴らしい景色でその日の一番の発見だった。
今日は秋の雰囲気で、紅葉が終わり気味だったけどまだ
きれいなところがあった。
道は歩きにくいけど、森、沢、迫力のある岩を楽しめる
本当に素晴らしいコースだと思う。
瑞牆山の山頂は景色ゼロ。後で大日岩と鷹見岩でも
展望が楽しめると思ってそんなに気にしていなかったけど、
冷たい強風が吹いて、防寒着を着て風から隠れて休んでも
15分で体が冷え切っていた。
富士見平方面を下ると、続々と登ってくる人たちとの
すれ違いで結構時間がかかる。平日なのにこんなに
登山者がいるとは・・・さすがの瑞牆山。
大勢のグループも結構いた。
小川山への分岐から八丁平を目指し始めたら、
そのにぎわいが嘘のように消えた。静かで気持ち良かった!
この辺で、まだ時間が早いので金峰山にも行けるのではと、
考え始める。
八丁平から大日岩までの道は、今回初めてだった。
とってもきれいな森を通って大日岩の展望台に行く道、
これを今まで歩かないで損したと思った!天気が悪ければ
大日岩が危ないけど、天気のいい時は通るべき道、
これからこの辺を歩く時の定番になりそう。
大日岩の分岐で休憩。時間的には何とかなりそうだけど
天気が悪そうな金峰山へ行こうかどうしようかと迷って、
このエリアについて私より詳しいY-chanと電話会議。
結果、ダメなら引き返せばいいからとりあえず行ってみる
ことにした。
実際に登ってみると、風は強かったけど登山道には
そんなに吹かなかった・・・気温が低くて展望も
ほとんどなく、本当に今一つの条件だった。
山頂は寒くて、かつ、五丈岩に登ろうとして
大騒ぎしている若者団体がうるさくて、結局休まずに
下山することにした。
大日岩でまた腰をおろして休憩、その後トボトボと
疲れた足で転ばないように注意して下る。富士見平は
瑞牆山からの登山者で大賑わい、その後の林道まで、
下山者が列をなして歩いていた。
ここからみずがき山自然公園までの道も、今日のいい
発見だった。とても歩きやすく、柔らかく、疲れた足に
優しい。しかも周りの森が美しい・・・
みずがき山自然公園に戻った時、ちょうど夕日がいい感じで
山にあたっていた。この時間はもう青空が広がって、
すっかり晴れていた。
鶏冠尾根は歩かなかったけど、瑞牆山・金峰山を両方登れて、
いろんな感触の道を歩いて、充実した一日だった。
疲労感も足の痛みもほどほど、もう少し体力に自信を
持ってもいいかな、と思う一日でもあった。
2009年の11月に、殆どこれと同じルートを歩きましたが、13時間とC-chanより3時間も余分に時間がかかりました。
10時間でこのルートが歩けるなら完全に復活ですね。おめでとうございます
樹氷が見られる季節になったんですね。紅葉のシーズンもそろそろ山では終わりでしょうか。今回は山頂でガスって展望が無くって残念でしたが、これからは空気も澄んで、晴れると展望の良い時期になりますね。そして直ぐに冬山の季節がまた来ます
Futaroさん、こんばんは
おおお、今見ました、2009年歩きましたね・・・ルートの唯一の違いは起点ですね。
でも、雪があったじゃないですか
元々滑りやすい道を氷や雪の条件で歩いたら、おそらく「完走」もできないと思いますよ、私には
完全復活か・・・2年前の自分にはまだ追いついていませんが、まあ、これでいいやと私は満足しています
樹氷、期待もしなかったのでびっくりしました。
この日の金峰山のほかのレポを見ると、朝は相当奇麗だったと思います。
この時季、標高の高いところは、「雪が降る前」に歩きたいし、でも標高の低いところの紅葉も楽しみたいし・・・行き先に迷いますね。
来週、どうしようかな。
C-chanさん
天気は少し残念でした。
瑞牆山・金峰山はただピストンするより
この周回の方が楽しめそうですね。
朝日、夕日時の黄葉ってオレンジの太陽光を
浴びてキレイ。この時間帯良いですよね。
山では黄葉が下がってきて、上は霧氷や降雪、
あっという間に冬になりそうです。
kankotoさん、おはようございます
そうですね、お天気は本当に残念、展望も楽しめるコースなのに。でも、あの天気で鶏冠尾根を止めて正解、とも思いましたよ
瑞牆山と金峰山の普通のピストンは、登山道が歩かれすぎて道として楽しめませんね。今回のような周遊だと最初の不動沢の谷、小川山分岐から八丁平・大日岩の破線ルート、そして金峰山の稜線歩きというハイライトがあって本当にいいです。
最後の下りも、びっくりするくらいきれいな道で、なんで誰も歩かないんだろうと不思議でした。
紅葉が下がってきて、仕事が忙しいのに紅葉が見たいところがありすぎて困ってます
今日の雨で、雪のラインはどの辺でしょうね・・・
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