月山と葉山を結ぶ分水嶺 姥ヶ岳〜月山〜826m標高点(岩根沢コース)
- GPS
- 08:57
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:55
天候 | 小雨のち霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
姥沢小屋跡から直接月山に登るルートは滑落しやすく危険との案内板があったので戻り山麓駅からリフトの下を歩く.ここはやや急だが歩きやすい.リフト山頂駅から姥ヶ岳までは残雪がありやや急なのでアイゼンを付けて登る.姥ヶ岳から牛首までも残雪により登山道が隠れている場所が多い.牛首付近にも残雪があるが,月山の登りはほとんど残雪がない 月山から岩根沢のコースの下り始めは残雪がなくお花畑の中を下るが,標高1900mから1600m付近までは広大な雪の斜面となる.緩斜面なので滑落の危険は少ないが,今回は霧で視界が悪くGPSで軌道修正しながら下った.ここは視界が悪いとGPSがないとルートファインディングに苦労すると思う.1600m付近から登山道が現れ残雪がほとんどなくなる.この先登山道は長いが全体的に歩きやすい.林道は途中,がけ崩れがあり銅山川沿いに向かう林道分岐に通行止ゲートがある. |
その他周辺情報 | 道の駅にしかわに併設する水沢温泉館で入浴した(300円). |
写真
感想
中央分水嶺の吾妻連峰から飯豊,朝日,月山に続いている分水嶺の一部の山行.月山から先の分水嶺は葉山と羽黒山まで繋げようと考えている.今回は葉山に続く分水嶺の前半の山行となる.ここは長いが登山道や林道があるので時間の割に距離は稼げる.3週連続で土曜日に登山をしているので今日は休養日にしようと思っていたが,天気予報が雨から晴れに変わったのでまた行くことにした.
前夜に岩根沢から826m標高点まで行き自転車をデポする.ここまでならばあまり路面は荒れていない.姥沢の駐車場には数台しか車がなく夜空には満点の星が出ており期待して眠った.しかし朝起きると風雨で周囲は霧だった.バスの時刻の関係で早く出発したかったが,雨が小降りになるまでしばらく待ってから出かけた.
6日に来た時はリフトの関係者からまだ始発まで時間があるのでリフトの下を歩いてもいいよと言われたが沢コースで登った.今回は天気も悪いのでリフトの下を歩いたが,こちらの方が歩きやすく速い.リフトの終点駅付近でアイゼンを付け姥ヶ岳まで視界の悪い霧の中を登る.後で気づいたがここにはロープによるマーキングがあったが,ゲレンデの境界なのかもしれない.月山までは霧雨で風も強く残雪で登山道が隠れている場所も多いのでGPSで確認しながら歩く.月山山頂は誰もいず寒いのですぐに下った.
岩根沢への下り始めはお花畑だがすぐに広大な雪の斜面になる.霧で何も見えず標高差約300mをGPSで軌道修正しながら歩く.登山道に復帰してからは少しやぶっぽい場所や倒木もあるが全体的に歩きやすい.このコースは登山道もアプローチも長く指導標も少ないが,昔からの参拝道で良く踏まれており静かな登山をしたい方には良いコースと思う.下山途中に清川行人小屋に向かう一人の登山者とすれ違ったが,他には誰とも会わず静かな山を満喫できた.
郡界の分岐で勘違いし本道寺コースを下ってしまい途中で引き返したので時間を無駄にした.そのため予定していたバスに乗れず最終のバスになってしまったが,道の駅にしかわでかなり時間に余裕ができ併設されている水沢温泉館で入浴し汗を流した.自転車で下る途中で寄った国の重要文化財に指定されている岩根沢三神社は立派で一見の価値があると思う.マスクをして乗車したバスには誰も乗客がいなかった.新型コロナ感染の影響と思う.
ここから南西に続く分水嶺山行:
朝日と月山を結ぶ分水嶺 姥ヶ岳〜湯殿山〜大岫峠(道のない有名な山)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2380149.html
ここから北に続く分水嶺山行:
月山から続く分水嶺 月山〜羽黒山(消えつつある参拝道)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2438412.html
ここから東に続く分水嶺山行:
月山と葉山を結ぶ分水嶺 826m標高点〜十文字山〜葦草森山〜三合山〜十部一峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3185550.html
ここから東に続く山行:
月山から続く分水嶺 月山〜念仏ヶ原〜肘折温泉
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2350574.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する