仙丈ヶ岳 美しい雪景色 地蔵尾根から日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,359m
- 下り
- 2,353m
コースタイム
5:25 第2林道横断
5:40 第2林道横断出口
6:25 第4林道登山口
7:55 松峰小屋手前
10:30 上部稜線に出る
11:40 仙丈小屋上部
11:55 仙丈ヶ岳山頂
13:05 上部稜線から降りる
14:40 松峰小屋手前
15:50 第4林道登山口
16:35 孝行猿の遺跡
16:45 市野瀬駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは民間の人の好意による駐車場に設置してある。 危険な個所はほとんどない。一部ガレ場があるくらい。上部稜線は多少岩場があるが大したことはない。ただし、このルートは道のりが長く下山時にも登り返しが多くあるので、体力に自信のない人は松峰小屋に泊まること。 積雪期は雪の状態にもよるが、上部稜線に出てから仙丈小屋までの間が斜度の大きい所があるので注意を要する。 また、上部稜線に出る手前のトラバースは雪が積もると斜度が大きくなるので直登し手前の稜線に出たほうが良い。 |
写真
感想
11/2の地点で天気予報で一番天気の良さそうな所は南アルプスとか中央アルプスだった。
仙丈ヶ岳か越百山。どちらの山にしようか迷った。仙丈ヶ岳は山レコの情報では山頂付近は雪がある。道のりも長い。でも、朝早くから登ればひょっとしたら日帰りができるかもしれない。もう少し遅い時期になると雪が山頂付近だけでなく標高が低いところまであるようになる。そうなったら日帰りは到底無理。
思い切って仙丈ヶ岳に行く。道のりが長いので12:00の地点で山頂に辿りつかなければ撤退する。
1:50 自宅を出発。尾張パークウエーから小牧東インターより中央自動車道に乗り伊奈インターで降りる。R361号線から152号線に入る。赤い橋を渡り親孝行猿の遺跡の看板と仙丈ヶ岳の看板を目印に市野瀬の駐車場に行く。
この駐車場は民間の人の好意による駐車場である。
4:50 まだ真っ暗。空には星が無数に輝いている。とても綺麗だ。寒い。車の気温は0℃。ラテを点け厳冬用の登山靴にスパッツを付ける。山頂付近はどのような状態になっているのかわからないのでピッケル・12本爪のアイゼン・カンジキをリュックに装着し登山開始。
真っ暗な中、ピンク色のテープを注意深く探し登っていく。
第2登山口から林道に出る付近から空が明るくなってくる。
明るくなってきたら南駒ケ岳から仙涯嶺の稜線が朝日を浴びて見える。とても綺麗だ。
第4林道登山口。ここが登山口である。
ほとんどか落ち葉とか腐葉土の積もったフカフカな登山道をアップダウンを繰り返しながら登っていく。訪れる人が少ないので登山道が荒れていない。
やがて苔むした登山道になる。シラビソの中を行く。地蔵尾根の登山道は本当に好きだ。
松峰小屋を過ぎるとちらほら雪があり始める。
ガレ場を登ると見晴しの良い所に出る。ここからの見晴しはとても素晴らしかった。
北アルプスの穂高〜槍・乗鞍岳・中央アルプス・南アルプスの塩見岳〜荒川岳がとても綺麗に見えた。メッチャ感動した。
上部稜線に出る手前のトラバース地点は雪があり多少固くなっていて滑りやすい。
上部稜線に出た所からの見晴しもメッチャ素晴らしく本当に感動。これだから山はやめられない。
少し登ると今度は仙丈ヶ岳の雄姿。地蔵尾根から登る稜線から見る仙丈ヶ岳は三角錐でとても綺麗だ。
雪をまとい、神々しい。真っ青な空と仙丈ヶ岳。本当に感動した。
登山道に雪が彼方此方にあり、多少固く滑りやすい。
ピークを3箇所超えると雪が一気に多くなる。
雪のある斜面のトラバースをする。最初のトラバースは登山靴のままで登ったが、斜度が大きいのでアイゼンを装着し、ピッケルを使う。
このあたりが一番注意を要する所で、仙丈小屋上部あたりからはアイゼンなしでも登れる感じだ。
寒い。やっとも思いで山頂到達。思わずヤッター!と叫んだ。山頂には北沢峠から登ってきた人が約10人位居た。
写真を撮り合う。山頂からの見晴しはとても素晴らしい。
雪の富士山。雪の北岳〜間ノ岳・雪の塩見岳〜荒川岳・雪の北アルプス・雪の乗鞍岳・雪の御嶽山・雪の木曽駒ヶ岳
白く見えない山は甲斐駒ケ岳・鳳凰三山・八ヶ岳・南駒ケ岳から南部の中央アルプス。
本当に感動した。
寒いので早々に下山開始。雪の積もった中を下っていくのは楽しい。
何度か仙丈ヶ岳の雄姿を撮りながら下っていく。
本当に美しい姿だ。
長い道のりをアップダウンを繰り返しながら下山。
山の低いところでは紅葉がとても綺麗だった。
今回の登山は雪があり、どのような状態になっているのか分からないから、早朝暗いうちから登山を開始した。12:00までに行ける所で撤退しようと思っていたので山頂まで行けて本当にうれしかった。
ピーカンな天気で見晴しもメッチャよく、とっても良い山行だった。
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