(過去レコ)日向山⇔鞍掛山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日向山から八ヶ岳の展望が素晴らしいことは、稲城市の長田さんから聞いていた。
日向山だけでは時間が余るので、鞍掛山まで行くことにした。
午前3時、新しく購入した手首の振動式の目覚まし時計で起きる。
八王子IC近くの吉野家で朝食後、八王子IC〜韮崎IC間を高速走行。
登山口には丁度良い6時頃に着く。
ライト無しで足元が見える6時10分頃にスタート。
緩やかに曲がりくねった上り坂で、ハイキングコースに相応しい大変歩きやすい道。
1450m付近から雪があったが、日向山頂上までは全く問題なし。
背後にはすっきりした富士山が黒いシルエットとなっていた。
夜がすっかり明けてみると、八ヶ岳は大部分に雲が掛かっていた。
今日は冬型の気圧配置で、上空はよく晴れているが風が非常に強い。
日向山頂上の三角点の所は林の中で展望は良くないが、そこから2分ほどで広く開けた砂地に着く。
日向山の展望地は花崗岩が風化した完全な砂地だった。
鞍掛山方面へ一歩踏み入れた途端、踏み跡は少なくなり、この山を歩く人の少なさが想像された。
日向山の砂地を下った鞍部から2〜3分歩いた付近で、左下のやぶの中から人の声がしてびっくり!
「この辺から上がれるから上がっちゃおうか?」と言っていて、ダートの林道から入って、上りで道が分からなくなったのだろうか…
「道に迷ったんですか?」と大声を掛けると、3人ほどの姿が見えた。
再度、「鞍掛山へ行かれるんですか?」と言うと「はい」との返事有り。
これで私もかなり心強くなった。
余り歩かれてないような初めてのルートが心細かったから。
ルートは雪でかなり不明瞭な所もあったが、木に巻いたテープが多く、それを追う。
日当たりの良い地面は雪がないが、吹き溜まりは靴がすっぽり埋まり、アイゼンを持って来なかったことを悔いる。
鞍掛山の展望台は、甲斐駒ヶ岳を見上げる絶景の展望台だった。
甲斐駒が山岳信仰の山なので、昔、この鞍掛山は遥拝所的な山だったのだろうか。
風が大変強くて寒かったが、防風着を着ることもなく、鋸岳の北端から地蔵岳のオベリスクまで、更に南の富士山まで眺めていた。
薮を這い上がっていた人達とは鞍掛山の下りで会う。
私が登山口へ着いた時にあった八王子ナンバーの車の人達で、4人連れだった。
下りでも八ヶ岳連峰には雲が掛かったままだった。
帰路、予定通り山梨市のほったらかし温泉に入る。
正面に富士山が見えるこっちの湯に入り、最高の気分だった。
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