地蔵峠 ↑コメカイ道 ↓横谷トンネル・取付け道路

2020年07月02日(木) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 12.4km
• 登り: 847m
• 下り: 845m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:29

8:52 スタート地点
9:19 9:19 釣瓶岳登山口
9:25 9:25 地蔵峠・釣瓶岳登山口
10:30 10:30 コメカイ道出合
11:40 11:53 ヒジキ滝
12:43 12:47 コメカイ道シシ谷出合（下）
13:29 14:04 地蔵峠
14:39 14:40 横谷トンネル取付け道路下山口
16:08 16:09 R-367出合
16:21 ゴール地点

コメカイ道では、登山道の状態を確認しながら、ゆっくりと。必要な個所では、作業をしています。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今回、R-367の朽木栃生と朽木村井の中間点の「レストラン四季」の直ぐ北側の広い所に駐車致しました。

コース状況／危険箇所等

　朽木栃生の旧集落跡からの登山道の最初の部分が、砂防堰堤工事の為、一部、変更になっています。案内板・ガイドロープがあります。
　コメカイ道は、入口のコメカイ道出合に「崩落・通行不可」の警告メッセージがありますが、山慣れした登山者ならば、通過出来る様に、トラロープ設置・ステップ切りがしてあります。あくまで、自己責任です。
　地蔵峠から、横谷トンネル東口南の下山口までは、倒木処理が終わっています。普通に歩けます。あちこち、新たな倒木が出ていますが、大丈夫です。
　横谷トンネルは、照明がありません。今回、小さいLEDの懐中電灯を使用して、通りました。
　横谷トンネル取付け道路（村井側）は、車でも、通過出来ますが、落石・落枝が多く、車が傷付く可能性があり、これも、自己責任です。高島市は、「通行止め」としている様です。特に、豪雨時は、かなり危険になると考えられます。
　横谷トンネル取付け道路と稜線作業道との分岐の標識の所から、R-367へ向かって、古い山道の跡をたどって、農道跡から、R-367へ、下っています。GPS機器で、稜線を大きく外さない様に下れば、大丈夫です。
　今回、ツキノワグマの新しい「熊剥ぎ・マーキング」は、見当たりませんでした。

写真

7/2 8:08

前回、白倉岳に登った時に、出会った、紀州犬系の犬の写真を撮らせて頂きました。6/25に出会った事を思い出してくれて、機嫌よく、撮影に応じてくれています。立派な大きな耳を見てあげて下さい。

7/2 8:12

大きい耳、細く長い顔・口、日本オオカミの遺伝子でしょうか？　他にも、日本オオカミの特徴があります。

7/2 8:46

スパッツの中に、防虫スプレーを吹き込みます。ヤマビル対策です。

7/2 8:56

駐車地です。直ぐ近く、南側に「レストラン四季」があります。

7/2 9:18

朽木栃生まで、南へ歩きました。R-367からの登山口です。

7/2 9:24

朽木栃生旧集落跡です。写真、右の標識の所を登って行きます。駐車場は、工事の為、使用出来ません。

7/2 9:25

6/25に登った「白倉岳」の山頂は、雲の中です。

7/2 9:30

登山道の九十九折への取り付き辺り、工事の為、迂回路が設定されています。

7/2 9:34

工事用の取り付け道路、かなり掘り込まれて来ました。鉄板が敷かれています。

7/2 10:29

コメカイ道出合です。警告メッセージがありますが、登山道の状態確認と、整備の為、入ります。

7/2 10:51

苔の衣を纏ったトチの大木です。この季節ならではの姿です。

7/2 10:54

コメカイ道最大の、トチの巨木です。いつもの様に、挨拶をして、下を通り抜けて行きます。

7/2 11:14

2018年のコナラの倒木です。上を迂回します。根の部分の土が、かなり減って来ました。

7/2 11:19

ワリ谷源流部のトチの大木です。

7/2 11:21

二番目のトチの群生帯です。このトチにも、苔がたっぷりと付いています。

7/2 11:21

直ぐ近くのトチ大木です。根元をトラバース道が通っています。トラロープが設置してあります。

7/2 11:23

振り返っています。トラロープは大丈夫です。

7/2 11:36

ここから、ヒジキ滝に下り始めます。谷底まで、トラロープが設置されていますが、慎重に下ります。

7/2 11:40

左岸のトチの大木です。夏に向かい、良い姿になって来ています。

7/2 11:50

ヒジキ滝です。梅雨時期なので、水量は多めです。

7/2 11:51

右岸の岩場です。トラロープ・ハーケンを確認します。大丈夫です。

7/2 12:03

コメカイ道シシ谷出合（下）へ下り始める鞍部です。風が通るので、小休止です。スパッツに、ヤマビルが一匹付いていました。

7/2 12:30

唐鍬で、溜まった落ち葉、土石を掻き出しました。放置すると、少しずつ、谷側に傾いて行き、危険になります。

7/2 12:42

コメカイ道シシ谷出合（下）近くの立木に、テープを巻き、「栃生・ヒジキ滝←」と記します。

7/2 12:43

コメカイ道シシ谷出合（下）の二つの谷の合流点です。写真、左側がシシ谷の源流部です。踏み跡が見えます。

7/2 12:46

コメカイ道シシ谷出合（下）の標識です。

7/2 12:52

シシ谷源流部、最大のトチの大木です。

7/2 12:57

2018年、遭難されたご夫婦が、間違って入られたと、推測している谷です。今は、昨秋の間伐処理で、通り難くなっています。ご夫妻のご冥福をお祈り致します。

7/2 13:00

サワグルミの大木です。この時期、葉の特徴から、良く分かります。

7/2 13:04

コメカイ道シシ谷出合（上）です。左折、渡渉して、谷筋沿いのトラバース道を登ります。

7/2 13:21

上方に、稜線が見えますが、此処は、右折します。

7/2 13:23

直ぐに、古い作業道を横切り、トラロープで、上に、上がります。

7/2 13:29

地蔵峠に着きました。こちら側にも、警告とロープがあります。

7/2 13:32

地蔵峠の標識です。

7/2 13:36

お地蔵様です。湯呑に、お茶を注がせて頂きました。飴が、三つ、お供えされていました。有難う御座います。

7/2 13:52

直ぐ近くの展望所から、伊吹山です。山頂は、雲の中です。

7/2 13:52

手前、リトル比良です。遠くに、霊仙山ですが、雲が被さっています。

7/2 14:01

下山開始前、両膝にサポーターを装着します。下には、テーピング（50mm）を、朝、施しています。

7/2 14:07

此処まで、稜線ルートと畑集落への下山ルートが平行しています。昔は、此処で、稜線に乗り直し、コメカイ道北ルートへと、蛇谷ヶ峰方向に進んだ様です。

7/2 14:09

倒木処理で、切断したブナから、新芽が伸びています。良かったと云う、気持ちです。

7/2 14:39

横谷トンネル取付け道路の登山口に、降りました。トンネル東口に向かいます。

7/2 14:46

横谷トンネルです。照明はありませんので、LEDの小さい懐中電灯で、通り抜けます。

7/2 15:01

約15分弱、掛かっています。出口です。

7/2 15:04

ヤマアジサイが迎えてくれます。

7/2 15:19

こちらは、白いものです。

7/2 15:35

地形図上にもある崩落個所です。

7/2 15:40

これは、比較的、新しい様です。他にも、各所に、崩落個所があります。急斜面に設置された、林道の宿命でしょうか？

7/2 15:52

横谷トンネル取付け道路と、地蔵峠への作業道の分岐です。ここから、直接、R-367へ、下ります。

7/2 15:57

昔の良く掘り込まれた、山道が残っています。この山道沿いに下ります。

7/2 16:05

古い農道に出ました。もう、下に、R-367が見えます。

7/2 16:08

R-367へ下りました。右側を駐車地へ戻ります。

7/2 16:41

駐車地で、スパッツを外して、確認すると、ヤマビルが、一匹這っていました。中には入っていず、被害はありませんでした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

装備

個人装備

ヘルメット ザイル 30ｍ/10m カラビナ スリング ナイフ 携帯用鋸 携帯用鉈 唐鍬 ストック ピンクのテープ 雨具 食料 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 地図（地形図） コンパス GPS2台 筆記用具 スマートフォン 予備バッテリー 時計 タオル ファーストエイドキット ゴム付き軍手

感想

youtousha

　先ず、前回、6/25に出会った紀州犬系の犬さんの写真を撮りに、西村井を参りました。ご主人、御在宅で、快く、撮らせて頂きました。この犬さんに、会うのは、二回目なので、犬さんとしては、もっと、遊びたい様子でしたが、コメカイ道へ行くので、「また！」と云う事で、今回は、撮影だけにしました。
　工事の為、朽木栃生旧集落跡から直ぐの、登山道が少し変更されていますが、きちんと、表示され、ガイドロープも張ってあります。
　コメカイ道は、梅雨時期の割には、荒れていず、安心でした。只、鞍部で小休止した時に、スパッツの上を、ヤマビルが這っていました。駐車地に帰った時にも、ヤマビルが、スパッツの上を、這っていました。ヒジキ滝や、シシ谷源流部辺りでは、ヤマビルに警戒が必要だと思います。
　横谷トンネル内は、照明が無く、何らかの、照明を携行された方が良いと思います。
　横谷トンネル取付け道路（村井側）は、落石・落枝の危険性があります。特に、豪雨時は、崩落の危険性があると、考えられます。高島市としては、現在、通行止めとしている様です。
　横谷トンネル取付け道路と稜線作業道との分岐から、R-367へ下る部分は、昔は、山仕事で良く使われたと思われる、掘り込まれた山道の跡があります。この山道の跡を大きく外さない様にして、古い農道・R-367へ下れば、大丈夫だと思います。

コメント

chiconopapa

ご苦労様です
youtousyaさんこんばんは。ご無沙汰しています。
ライフワークの米買い道整備ご苦労様です。
自粛解除後比良に出かけるようになりましたが、湖西線側からの登りばかです。公共交通機関利用者にとっては朽木側の交通事情があり、さらにヤマビルに生理的嫌悪感を持つため朽木側からの歩きが遠のきます。よって春、秋に登ることが多くなります。
いつも防虫スプレーをスパッツの内側に吹き込まれておられますが、何か特別なスプレーですか（すいません。つまらない質問で）。
また、切断したブナの情報も載せて下さりありがとうございます。新芽が伸びているとのこと良かったです。

youtousha

コメント、感謝です。
chiconopapaさん、コメント有難う御座います。
　防虫スプレーの件ですが、特別なものではありません。スギ薬局の店頭に、置いてある物を買いました。
　メーカーは、三和インセクティサイド株式会社で、蚊取り線香メーカー（ライオン）が前身の様です。商品名は「虫よけスプレー」です。300ml入りで、オレンジ色の容器です。一番安かったのが、購入理由です。
　成分は、ディート原液換算で、10(w/w)%と、表示されています。この「ディート」は、ポピュラーな虫よけ剤で、店頭に置いてある防虫剤の全てに入っている様です。この「ディート」の濃度が高いと、強力と表示されている様です。
　スパッツの内側に、吹き込んでおくと、内側には、ヤマビルは入らない様です。これまで、入って来た事はありません。長時間の山行きの場合、途中で、再度、吹き込む事もあります。参考になれば幸いです。

　「ど根性ブナ」の事が気掛かりで、気を付けて通りました。未だ、か細い芽なので、心配ですが、大きく成長してくれる事を、願っています。　

chiconopapa

防虫スプレー
youtousyaさん、こんばんは。
詳しい説明ありがとうございました。
購入して活用させていただきます。
ブナさん、頑張って欲しいですね。