高天ヶ原から剱岳


- GPS
- 176:00
- 距離
- 93.1km
- 登り
- 8,544m
- 下り
- 9,008m
コースタイム
11日 松本3:58==4:39大町4:50==5:10葛5:35--東沢8:10--10:05湯俣12:10--15:30最終吊橋
12日 最終吊橋5:40--9:30三俣山荘--11:30鷲羽岳--16:20高天ヶ原
13日 高天ヶ原4:50--5:40高天ヶ原峠--10:00薬師沢--13:45太郎小屋--14:35薬師峠
14日 薬師峠4:50--6:00薬師小屋--7:00薬師岳--11:30スゴの頭--13:00越中沢岳--16:00五色ヶ原
15日 五色ヶ原5:20--5:50ザラ峠--8:30一の越--9:30雄山--11:57剱沢13:08--15:40剱岳16:00--18:20剱沢
16日 剱沢7:00--8:00真砂沢--11:00仙人小屋--12:30仙人湯14:30--16:20阿曽原
17日 阿曽原4:13--8:25欅平9:17==10:45宇奈月11:03==11:40魚津14:17==17:11上田
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
予約できる山小屋 |
|
感想
我々は大町から高瀬川をのぽり湯俣、三俣蓮華、高天ケ原を軽て薬師連峰を縦走して、剣岳に至るコースを通って捧平に下りた。当初は阿曾原から下の廊下を経て黒部ダムに出る予定であったが通行不能のためコースを変更した。
10日。上田駅を出発して松本駅にてテントを張って寝る。
11日。朝8時に起きて大町行の電車にのり大町からバスで葛温泉に着いた。ここで荷をあずけて、トンネルの多い平らな道を歩きはじめた。東沢まで約10kmのコンクリート道を一度もも休まずに歩き、足の裏カ痛くなった頃やっと東沢に着いた。途中人間より大きなタイヤをもった重ダンプがおそろしげに走っていた。東沢で荷をうけとり、ぐっと細くなった道を湯俣へと向った。
湯俣でサンサンと日の照る下で温泉につかり、もう歩く気はしなかったが、12時過ぎ出発した。沢ぞいのすべりやすい道を、また今にも切れそうな吊橋をいくつもわたりながら歩き、三俣蓮華への登りにかかる手前でこの日の行程を終えた。夕食はきじめしことカレーライスであった。19時に寝た。
12日。朝っぱらから急登で、硫黄尾根がすばらしかったのだけが救いであった。三俣のコルの下で食事をして鷲羽へと向った。この付近のお花畑が一番きれいだったように思う。鷲羽のピークを越え、岩苔乗越にてみそ汁をすすりながら少し雪上訓練。そして泥と蚊の道を高天ガ原へと下った。この日天場がなかったので、小屋に泊った。
13日。黒部源流ぞいの道をたどって薬師沢へと向かった。このあたりの渓谷美は最高であった。この日は太郎小屋へ登り薬師岳手前の薬師峠にてテントを張る。末だ踏んだピークは鷲羽岳のみ。
14日。今日はコースタイムから見ると強行軍であるという訳で3時に起きて出発した。薬師のピータから見える五色ケ原は、はるかかなたである。小倉アイスをたべたりして、気持ちのよい尾根歩きを続け、スコ乗越、越中沢岳を苦しさの中にすぎ、五色ケ原についた。この日もきじ
話ををしながらのきじめしであった。
15日。今日も強行軍である。立山を越え、剣を登って下りなければならない。3時に起きたけれど、結局出発は5:20であった。一の越でまた小倉アイスを食べ、立山を越えて剣沢につきテントを張り剣岳へと向う。さすがに剣はすばらしく、今までの血と汗が報われた感であった。剣ピークの大雲海をあとにして剣沢にくだり、小林パーティー、藤井パーティーを見つけ、食事のすこしぱかりのおこぼれにあずかった。
16日。吉池はこの日下山。残り3人は阿曾原へと向かった。裏からの剣も表以上にすばらしい。仙人湯にて泣たび湯につかり、今までの汗とアカを、パンツまで洗って流した。それからまた歩いて、阿曾原にてツェルトをかぶって寝た。
17日。暗いうらから歩きだし、すばらしい黒部谷を4時間で樺平に至った。樺平からおさるの電車に乗って宇奈月にいき、結局上田に17時についた。よく歩いたよい山行であった。
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