北八ヶ岳日帰り8の字周回【麦草峠−北横岳−大河原峠】


- GPS
- 08:22
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
歩行時間7:43+休憩時間0:39=全行程8:22
標準コースタイム12:50、短縮率65%
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰宅は14:30駐車場発、R299を諏訪方面に下り諏訪南ICより中央高速に乗り甲府自宅に16:20着。 |
写真
感想
麦草峠から大河原峠まで8の字型に周回してみました。冬型の気圧配置で好天が期待できましたので、朝一に出発して写真撮影をメインに、タイムもなるべく短縮することを目標にしました。標準コースタイムは12時間50分でしたので、60%として7時間42分。遅くとも8時間を切ることとしました。
水は、途中の大河原峠か双子池で補給できますので、1.5リットル持っていき、途中で1リットル程度の補給を考えていました。
○麦草峠〜三ッ岳〜北横岳
丁度6:00に駐車場を出発。
麦草峠から雨池峠まではよく整備されていて、歩きやすいトレイルでした。積雪は、数cmで、スパッツ等不要でした。前日夜間の強風のためか、トレイルに木から落ちたフレーバ状の雪が散っていて大変歩きやすかったです。踏むとサクサクしていてとても気持ちの良い感覚でした。
雨池山から三ッ岳周辺は、岩稜地帯で手強かったです。まだ早朝のため岩が結露して凍っており、足を乗せると滑りスピードが出せない状況でした。
三ッ岳から坪庭の分岐に出ると、急に道が良くなります。ハイカーもちらほら現れて孤独から開放されました。
北横岳までは気温が低くて指先が冷たく、常に暖めていないとならない程でした。平地の真冬より寒かった。
ここまで2時間48分とまあまあのペースでした。(11分遅れ)
○北横岳〜天祥寺平〜大河原峠
北横岳で記念撮影をしてさっさと下ります。寒くて休んでる余裕がありません。北岳からの下降路は、予想より雪が少なく、ハイペースで下ることができました。
亀甲池から天祥寺平は、フラットで緩い下りです。笹もきれいに刈り払われていて、とても歩きやすいトレイルでした。
天祥寺平から大河原峠までは、走るにはちょいと厳しい緩やかな登りで、早歩き程度で行きます。気温も徐々に上がってきて、ジャケットを脱ごうか迷うところでしたが、心地よいそよ風が吹いていたため、我慢してしまいました。
大河原峠は、舗装された林道が延びていて、駐車車両がそこそこありました。おにぎりを食べようと思っていたのですが、外でくつろぐには寒すぎたため、大河原ヒュッテにお邪魔しました。薪ストーブが不完全燃焼しているようでちょっとスモーキーでしたが、ホットミルクを注文して、おにぎりとせんべいをいただきます。寒いときに暖かい飲み物は身体の芯に染み渡ります。八ヶ岳スーパートレイルのパンフレットを見ながらのんびりしていたら、結構な時間が過ぎてしまいました。9分遅れまで取り戻したのに、33分遅れでの出発となってしまいました。水はこの時点で1リットル以上残ってました。4時間で0.4リットルくらいしか消費してません。
○大河原峠〜双子池〜北横岳
大河原峠を急いで出発し、双子山の山頂近くに達すると、MTBを寝かした二人組が休んでました。あれっ?なんと15年ぶりにクライマーの日吉丸(あだ名)にばったり。同行のK氏は、初めてお会いしましたが、奥多摩クライマーの有名な方でした。今日はMTBのダウンヒルと大河原峠にあるボルダーで遊ぶとのこと。しばし談笑して先を急ぎます。
双子池から大岳までの登りは、地図上300mほどで等高線もそれほどこみ入っていないので気にしていませんでしたが、実際は岩稜地帯の直登コースで、足にかなり来ました。途中、天狗の露地近くで、北横岳から下山中にお会いした方と再度すれ違って、また談笑してしまいました。
大岳からは高差の少ない露岩地帯を行きます。微妙に岩を飛び越えられない状況で、細かい上り下りを強いられ、距離以上の疲労となりました。
北横岳に本日二度目の登頂。この時点で13:00です。遅れは50分となり目標達成は、無理となりました。気を取り直して、65%に目標変更!です。それでも20分の遅れですから、残りは走らないと間に合いません。
○北横岳〜坪庭〜麦草峠
下山路は登山客が多くてすぐに追いついてしまいます。すれ違いで止まって待つことも多くスピードにのれません。坪庭まで下ってくると人も減り山頂駅まで飛ばしました。遅れを10分まで短縮できました。
あとは、緩やかな下りだから、さらに縮められるだろうと予想してました。
山頂駅から五辻までは、木道が整備されていて、あっという間に到着。5分の遅れとなりました。ところが、五辻から出逢いの辻までコースタイム10分となっていましたが、ぐちゃぐちゃの泥地帯や泥に埋まった岩地帯などに阻まれ、走ることができませんでした。
後日地図を見てみたところ、山頂駅から五辻まで1.5Km 30分なのに五辻から出逢いの辻まで1.2Km 10分となっていました。出逢いの辻までが長く感じたのは、走れなかったというよりコースタイムが現状と合っていなかったようです。
出逢いの辻からオトギリ平まで枯れた沢状のトレイルを登り返します。沢を避けるように踏み跡があるのですが、沢の両側に散在していて、歩きにくいところでした。
オトギリ平からは道も良くなり、国道に到着。ズルして国道を駐車場まで歩きました。ズルしたおかげで、コースタイムの65%(2分オーバー)で全行程を歩くことができました。
GPSログによると沿面距離 23.8Km、累積標高差 1,700mでしたが、数字より厳しい行程でした。
○食料、水分
ゼリー飲料6個(5個消費)、半固形食料2個(2個消費)、おにぎり1個、塩せんべい4枚(全て消費)、干し梅2個(消費せず) 持参。大河原ヒュッテにてホットミルク購入。
1.5リットルハイドレーションパックにミネラルウォータ1.5リットル。駐車場到着時点で0.75リットル余り。
○装備
ザック(14リットル)、ハイドレーションパック(1.5リットル)、行動食、スマートフォン、ハンドタオル、心拍計GPSウオッチ、デジカメ(一眼レフ)、地図(コピー)、カッターナイフ、車・家の鍵、熊鈴、お金。
トレランシューズ、登山用カーゴパンツ、撥水ノースリーブシャッツ、ドライロングTシャッツ、ウィンドストッパジャケット、防寒手袋。
○未使用のもの
ペーパー、ファーストエイドと薬少々、免許証、保険証、ビニール袋、レスキューシート、ゴアテックスレインウェア(上のみ)、テーピング、予備単三電池1個、靴擦れ保護パッド、ヘッドライト、ポール、キネシオテープ、充電用リチュウムイオンバッテリ。
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