鶏冠山〜甲武信ヶ岳 (ビビった! バテた! そして、感動の再会!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,909m
コースタイム
⇒09:19第3岩峰⇒09:40鶏冠山頂上の標識⇒10:09(2115M峰?)⇒11:05(2177M峰?)⇒12:21木賊山
⇒12:35甲武信小屋12:40⇒12:53甲武信ヶ岳13:31⇒13:52木賊山⇒13:57戸渡尾根分岐
⇒14:48徳ちゃん新道分岐⇒16:07西沢渓谷駐車場
天候 | 素晴らしい晴天に恵まれました。(^^)/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌朝、西沢渓谷駐車場に移動(←橋の真下にあります) |
コース状況/ 危険箇所等 |
二俣吊橋〜鶏冠山 ・踏み跡がしっかりとしていて、赤テープや案内板もあるため、迷うことなく 進めます(でも迷いました) ・東沢を1度、闊歩して渡ります。 闊歩して渡った後、鶏冠谷沿いへ進みます。 ☆鶏冠山核心部☆ ・第2岩峰⇒鎖場が3ヶ所あります。最初の鎖場は迂回路あり。 ・第3岩峰⇒危険でした。迂回路を利用することをお奨めします。 鶏冠山〜木賊山 ・赤テープの数が激減。何度かルートを間違えて戻ることがありました。 ・たまに痩尾根があり、注意が必要です。 ・シャクナゲの藪コギが多数あります。 ・倒木等も沢山あります。 ・最後の木賊山への登りは、コンパスを見ながら尾根を北へ進みます。 やがて、主脈縦走路に行き着きます。 木賊山〜甲武信ヶ岳 ・特に危険はありませんでしたが、最後の急登は厳しかった…。 木賊山〜[徳ちゃん新道]〜駐車場 ・特に危険はありませんでした。カラマツの紅葉が綺麗でした。 |
写真
感想
昨年、奥秩父で見たカラマツの紅葉が美しかったことを思い出し、カラマツの紅葉が見られる山に登りたいと思った。
乗鞍岳に登って、帰りに乗鞍高原で紅葉を見る計画でしたが、直前で調べてみると10月以降は道路が通行止めで、
更に山頂付近は積雪で真っ白になっているとのことでした。
乗鞍はあきらめて、カラマツの紅葉が見られる他の山を探しましたが、高い山は何れもピークを過ぎているものばかり。
今年も奥秩父でカラマツの紅葉が見られる場所が無いか探したところ、西沢渓谷付近でカラマツの紅葉がピークとの
情報を見つけました。
西沢渓谷は、七ッ釜五段の滝等があり、紅葉時に一度行ってみたいと思っていました。
しかし、まてよ?
そういえば西沢渓谷付近で気になる山があったな?
確か鶏冠山で、岩峰の面白そうな山だったハズだ。
鶏冠山について調べてみると、山梨百名山の中でも難関の山で、ルート・ファインディングで進む山とのこと。
そんなわけで、今回も急遽予定変更での登山になりました。
前日夜に出発し、中央自動車道を勝沼ICで降りて進む。
勝沼ICは、乾徳山に登った時以来です。
あの時はナビが無く、勝沼ICからかなり迷った記憶がある。
冬に登った乾徳山の徳和入口の前を過ぎ、懐かしく感じながら道の駅みとみに到着。
ここで車中泊をして、翌朝に西沢渓谷駐車場に移動しました。
朝6:00に駐車場を出発。
二俣吊橋を渡ると、鶏冠山と書かれた小さい案内板があります。
ここから沢伝いに歩くのですが、『沢を渡ったら尾根を登る』という情報を
『橋を渡ったら尾根を登る』と勘違いをし、
全然関係ない山の急斜面登り始めてしまいました。
当然の如く、全然踏みしめられていないため、かなり登り辛い。
しかも落ち葉でズルズルと滑るため、かなりの体力を消費しました。
通常ならば『おかしい』と気付くハズですが、ルートファインディングと
いう言葉に惑わされ、疑いもせずに進んでしまいました。
結局30分程急斜面を登ってから間違いに気づき、登った斜面を下りて戻りました。
下りるのも辛い急斜面で『よくこんなところを登ったな?』と我ながら感心しました。
正しいルートは、踏み跡・赤テープもシッカリとあって間違えるハズのないルートでした。
沢沿いに登山道を歩き、河原にでて、東沢を闊歩して渡ります。
靴を履いたまま、飛び石で進み、何とか濡れずに渡ることができました。
しかし、先程のルートミスによる急登で、既に足腰がヨタっていることに気づきました。
(本来ならば、未だ全然登っていないハズなのに)
周囲の紅葉を楽しみながら急坂を登り、登山道を進んでいきます。
かなりバテバテなので、甲武信ヶ岳まで厳しそうだな〜と感じました。
やがて岩場が続くようになり、第2岩峰の険しい岩壁が出現しました。
第2岩峰の右には、巻き道がありました。
第2岩峰から先は、ネット等でよく見る険しい岩尾根が続きます。
更に進むと、最も危険と思われる第3岩峰に突き当たりました。
鶏冠山頂上の標識は、第3岩峰の少し先にありました。
ここから先は赤テープの数が減り、ルートを誤って戻ることが何度かありました。
シャクナゲの藪コギが続いたり、倒木が何本も進路を防いだりと、厳しいルートが続きました。
2115M峰(鶏冠山の本当の山頂?)、2117M峰を越えると木賊山に続く急登が始まります。
木賊山に続く急登はかなりキツく、途中からはシャクナゲと雑木の藪コギが一層厳しくなりました。
奥秩父主脈縦走路にでると、すぐに木賊山頂上につきました。
主脈縦走路はGW以来で、あの時は雪の中の踏み抜き地獄で苦労しましたが、その分だけ懐かしく感じました。
甲武信ヶ岳に登る前に、甲武信小屋に立ち寄りました。
小屋の主人に会って挨拶をすると、今日は泊まらないのか?と笑顔で応えてくれました。
久しぶりの再会に感激しました。
この後は甲武信ヶ岳に登り、金峰山まで続く奥秩父主脈縦走路を懐かしく眺め、
山頂でラーメンを食べた後に徳ちゃん新道で下山に向かいました。
時間があったら西沢渓谷も歩くつもりでしたが、最初のルートミスで時間と体力を消費したため
駐車場に戻って帰宅に向かいました。
今回も内容タップリで大満足の山行でした。
甲武信ヶ岳行きましたか。
地図で見ると群馬県境にも近いようですが、実際に行くとなると走行距離がありそうです。
奥秩父方面は行ったことがないのですが、岩場もあり、魅力的ですね。シャクナゲの藪漕ぎ、お疲れ様でした。
石楠花の木は堅そうで折れない、結構反発があって歩きにくいですね。俎瑤廼賚しました
石楠花の開花時季は素晴らしいでしょうね。
鶏冠山頂上の写真、手袋はいつものでしょうか?
ozesaiさん、こんばんは。
鶏冠山〜甲武信ヶ岳は手強いルートでした。
岩場の写真は、あえて少ししか載せませんでしたが、
まともに登ると、かなり危険度が高いルートでした。
(ビビリました )
岩場以外にも、シャクナゲの藪コギや、雑木林の中をコンパスを頼りに歩いたりして、
ワイルド感に溢れていました。
(鶏冠山のルートは、『山と高原地図』には破線ですら書かれていません)
シャクナゲの藪コギ、そういえば ozesaiさんも先日、俎瑤之亳海靴討い泙靴燭
手袋は昨年とは違うものを使ってます。
一昨年まで使っていたものに戻しました。
鶏冠谷でお会いしてましたね。
我々が写っています(笑)
(緑のレインウェアを来ているのが私です)
すれ違わなかったので鶏冠尾根で甲武信に行ったかなと
思ってました
鶏冠尾根の様子がよくわかりました。
こちらも冒険っぽい感じで楽しそうです。
石楠花トンネルの藪こぎは手強そうですね
まだ西沢渓谷ピストンでしか歩いたことがないので、
こちらにも足を延ばしてみたいです。
nabekaさん、こんにちは。
初めて甲武信ヶ岳に行った時、ヘルメットをたくさん持っている登山者を見て『みんな何処に 行くんだろう?』と思っていたら鶏冠山だと後で知りました
危険度、迷走度共に高いルートお疲れ様でした
年末の山梨県との対決場所は赤岳、それとも○○○?
こんにちは nabekaさん
つい袋のデザインに魅せられて、買ってしまう熊ラーメン
私も買って、山で食べる機会が無く、家で食べました
味は同感ですネーー
力が余っていそうなので、最初のルート間違いは、
気負い抜きにちょうど良かったでしょうね
私も甲武信小屋に昨秋行きましたが、オヤジさんは荷揚げ中で、会えませんでした
小屋の中のおおらかなセルフ買いが、思い出に残っています。。。
年末決戦に燃えている黄色いテニスボールの方がおりますので、
年末は楽しみですネ
メッセージありがとうございましたヽ(^o^)丿
確かに同じ頃に同じくラーメンを
(こちらマルちゃん生麺 )食べておりました!
あの日は本当にすばらしいカラマツでしたよね!
そして鶏冠山はあんなにスリリングな山だったんですね
HPにもすこしお邪魔させていただきましたが、
八海山の鎖場や岩場の写真がとってもハードで
見てるだけで楽しかったです(紅葉の写真も素晴らしかったです!)
東沢を渡る写真…使わせて頂きました(^^)
鶏冠山、自分は今回はじめて登りました
軽い気持ちで、挑んだのですが…。
正直、かなりビビリました。
第3岩峰は途中まで登ってから、
『場違いな所に登ったな〜』と感じました。
何とか上まで登れましたが、全く余裕が無かったです
hiro-tさん達のグループは、いやはや凄いですね〜
あれだけサクッと登れると、気持ち良さそうですね!
(※石楠花トンネルも、手強かったですよ〜)
Maieさん、こんばんは。
鶏冠山は、確かにヘルメットが似合う山でした。
(石楠花の藪コギ用? ではないですね)
また、迷いやすい山でもありました。
(普通なら絶対に迷わない場所で、迷っちゃいましたが…)
結構ハードなルートでしたが…、
世の中には、テントを背負って夜叉神峠から1日で鳳凰三山〜北岳に登る人もいるらしいので、
そう考えると、疲れてられないですね〜
年末の対決場所はやはり赤岳でしょうか?
URUさん、こんばんは。
熊ラーメン、自分はドンキで購入しました。
あのインパクトのあるデザインは、『是非、山で 』
と手がでてしまいますよね!
以前、あるレコで『秋田なまはげラーメン』を
食べている人がいましたが 、
それに対抗できるかな〜?と思いました。
(そういえば、下山後に『ラーメン3杯食べ歩き』をしていた人もいましたね…)
甲武信小屋の主人とは、一言二言の会話でしたが、やはり懐かしく感じましたね〜
(未だ半年前ですが)
tanu-kiさん、こんばんは。
同じ時間帯に山頂でラーメン・・・
しかも、あの狭い山頂で・・・
ということで、思わずレコにコメをさせていただきました。
徳ちゃん新道は何気にロングコースですよね
道中は、ホント、紅葉が綺麗で心が癒されました。
写真が止まらなくなるのは、自分も同じでした
お疲れ様でした!
(※HPは拙いものですが )
今晩は、nabekaさん
前回の八海山といい、今回の鶏冠山と甲武信ヶ岳も、goodタイミングで深秋の紅葉の山に行かれていますね
レコを拝見していると、写真でこれだけ綺麗だと実際は凄〜い綺麗な紅葉でしょうね
お天気にも恵まれてとても羨まし〜いです。
登山道から外れた急斜面は辛そうですね 怪我せずに良かったです。登山道の有り難みを感じますよね
山梨チームは、nabekaさんが来られた勝沼インターから、西沢渓谷までの間に住んでいます。3日に来られていたのだと驚きました
近くの山梨の山に来ていただき満足して帰っていただいたと思うと嬉しく思います
お疲れ様でした
mipomipoさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます!
山梨チームの住まいは、勝沼IC〜西沢渓谷までの間でしたか!
(驚きです! )
周りは素晴らしい山ばかりですね。
(羨ましい! )
冬に登った乾徳山や今回の甲武信ヶ岳、今後登りたい大菩薩嶺等々・・・。
今後もちょくちょくとお邪魔させていただきますので、ヨロシクです
登山道のありがたみ・・・つくづく感じました。
登山道あっての登山なんだな〜と思いました。
(※甲武信ヶ岳〜雁坂峠周回レコは、凄いですね〜
URUさんと同じく、速過ぎる〜〜(@_@;)の感想です )
亀レスですいません
nabekaさん、こんにちは!
甲武信ヶ岳だけでも大変なのに鶏冠山も周られるなんて
流石ですね〜
チームIも素晴らしいですがチームYは強敵ぞろい
mipomipoさんは本当に凄いですよね〜
いつもレコを拝見させていただいて腰抜かしてます
熊ラーメンGOODです
ラーメン対決なら私も参戦したいのですが・・・
お疲れさまでした
fall
fallさん、こんばんは。
鶏冠山〜甲武信ヶ岳は、濃い内容の山でした。
(いろいろな意味で、なかなかハードでした)
笹や草の藪漕ぎならまだしも、シャクナゲや、その他の低木の藪漕ぎで、
体中総攻撃を受けました。
自分はMではないですが、こーゆー普段は経験できないコースも、面白いものですね〜
※決戦は、fallさんもK県代表で。
ラーメン対決も、面白そうですね。
あと、丹沢ハイク、お疲れです
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