表妙義(日本三大奇勝)中間道〜紅葉真っ盛り
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 651m
- 下り
- 649m
コースタイム
天候 | 晴れ(風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト…登山口に用意されていました ・登山道の状況…各所に道標があるので、迷うことはないと思います。中間道(関東ふれあいの道) ・整備状況…一部、路肩や鉄製橋脚が崩落しているところもありましたが、注意書きがあるので見落とさないようにしましょう。登山道や階段は狭いところが多いので、ツアー客との往来で、何度か渋滞しました。 ・鎖場…石門周辺の鎖場は有名ですが、ほとんどは一本しかないので、混雑すると渋滞するとおもまれます。それでなくとも、皆さん撮影にいそしんでいますので、それだけで渋滞が発生していました。「大砲岩」周辺は鎖場も少なく、断崖絶壁ですので、自己責任での行動が必要です。 ・下山後の温泉…駐車場のすぐそばに「もみじの湯」があります 3時間500円(内風呂/露天風呂/洗い場10人分程度。大広間あり)。確認しませんでしたが、おいしそうな匂いがしていたので、食事ができると思います。 ・トイレ…コース途中にはトイレがないので、登山道に入る前に済ませておきましょう |
写真
感想
日本百名山の「赤城山」(紅葉はおしまい)にしようか、百名山ではないけれど、紅葉と鎖場が楽しめそうな日本三大奇勝の「妙義山」にするか、迷ったが、情報によれば、妙義山の紅葉が見どころということなので、妙義山に決定!
思えば、小学生の遠足で行った以来、実に三十数年ぶりの訪問となり、当時の記憶はなし。初登山の気持ちでワクワクする。
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●上級者コースと一般コース
ヤマレコでは多くの方が、険しい岩場の続く「上級者コース」(白雲山・金洞山)に挑戦されていますが、ヘタレでトレッキング主体の私は、迷わず「一般登山道(中間道)」を選択。標高自体が低いのでなめてかかりましたが、岩場あり、上り下りの反復で、”関東ふれあいの道”というフレンドリーな名称とは裏腹に、初心者の自分には十分楽しめるコースでした。
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●ルート選択
・両登山口間を結んでいるバス路線はありませんので、タクシーを使わない場合は一筆書きでの周回ルートを取ることになります。
この場合、時計回り(先に高低差を稼ぐ)、反時計回り(徐々に登っていく)の2コースであり、経験者からのアドバイスで、時計回りとしました。
結論的には、このコースでよかったようです。中間道コース自体はアップダウンを繰り返すため、ぢっちもどっちといった感じでしたが、終盤部分はだいぶ下った感があったので、中間道登山口(反時計回りのスタート地点)からだと、最初がしばらくきついと思います。(ガイフドマップでは時間差表示なしですが…)
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●各ルートの感想
【道の駅〜一本杉登山道】
・片側一車線の舗装路(妙義紅葉ライン)に沿って約30分ほど歩きます。アップダウンもほとんどなく、ウォーミングアップにはちょど良いと思います。道路はくねくねしていて見通しが悪いので、きれいな紅葉・風景を撮影したいがあまり、路上で撮影するのは大変危険です。
・途中でお猿さんの歓迎を受けました。こちらを威嚇することもなく、黙々と餌を見つけていました。
【一本杉登山道〜石門群登山口】
・約45分間の登りです。このコースを選択しない場合は、一般道をテクテクと歩くことになります。距離的には登山道のほうが圧倒的に短いですが、その分短距離で高低差を稼ぐので、普段、運動していない自分にはいきなりの試練でした。見晴らしは良くありません。
【石門群登山口〜第四石門(石門広場)】
・登山口から第一石門が見え、手始めに「かにのこてしらべ」で数メートルの鎖場があります。
・第二石門は、名物?かにの横ばい、たてばり、つるべさがりと”一粒で三度おいしい”ポイントです。ただし、蟹の横ばい、たてばりは鎖が一本しかありませんので、交互通行しかありません。特に一方通行との表示はありませんでしたが、さて、実際はどうなのでしょうか?
【大砲岩周辺】
・自分にとっては今回のルートの核心部でしょうか。
・垂直登り(鎖あり)の後、大砲岩、胎内くぐり、天狗のひょうてい等自然が作り出す奇形と見たわした時の風景が絶景です。
・大砲岩・胎内くぐり…鎖等はありません。落ちたら一巻の終わりと思います。
・天狗のひょうてい…鎖があるのでひょうていには登れますが、ひょうていの鎖場までの数メートルは、両サイドが切れているにもかかわらず、歩く場所が狭いうえに、鎖・手すり等はありません。腰が引けました。
【大砲岩〜あずまや】
・アップダウン、崖の下くぐり、鉄階段等が何度となく繰り返されます。変化に富んでいるのでそれほど飽きないはずですが、石門・大砲岩の後だと、なんとなく淡々と歩いてしまった印象です。
・それでも紅葉はきれいです。(写真にとるとなかなか伝わらず。。。)
・あずまやは団体客でごった返していました。老若男女、妙義山の人気のほどがわかりました。(だいぶにぎやかではるか遠くから話し声が聞こえていました。何かイベントをやっているのかと勘違いしたくらいです)
【あずまや〜中間道登山口】
・しばらくのアップダウンの後、終盤はずっと下っていました。
・途中、橋脚の崩落や狭く歩きにくいところが一部にありましたが、総じてよく整備されているコースと思います。
・ただし、道幅が狭いので団体客との擦れ違い時は待たざるを得ません。
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