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Yamareco

記録ID: 243844
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無雪期ピークハント/縦走
比良山系

蓬莱山

2012年11月11日(日) [日帰り]
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senrakuya その他1人
GPS
03:57
距離
2.7km
登り
493m
下り
480m

コースタイム

7:40金比羅道650m地点‐8:20金比羅峠‐9:20-蓬莱山山頂-9:45休憩ポイント-10:40金比羅峠-11:10金比羅道650m地点

ログは不調から復活しましたが設定ミスで変なログだったので手入力です。

写真はカメラも携帯も忘れたためありません。
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
びわ湖バレイ駐車場へのゲートは8時半まで開きません。
よって金比羅神社の方にスタート地点を変更しました。
金比羅道は舗装はしてありますが
ジムニーを四駆にしてローギアでゆっくり進まないと不安になる道でした。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは金比羅神社より少し下の道にあり。

感想

息子Rが新しい山靴を購入してから天気や部活の都合で全然登れてなくて
今日はどうしても登りたいとのこと。
私自身も、先々週の朝からの雨と先週のマラソンで二週間山に行っていないので
禁断症状が出ている。ぜひとも今日は登りたい。
だがしかし、天気予報は無情にも昼から雨。

武奈ヶ岳の紅葉に行こうと予定はしていた新しい靴が雨デビューでは
かわいそうなのでが昼までに下山できる高畑山で靴降ろしすることを前日に決定。
がしかし、朝5時の時点でこちらは朝9時から雨予報。
高島は12時からの雨予報だったのでびわ湖バレイから蓬莱山、
様子をみて小女郎池までの山行計画に変更して出発しました。

実はびわ湖バレイに行くのは初めてでそこから蓬莱山に登るのも初めて。
7時過ぎに到着したらびわ湖バレイのゲートが閉まっている。開くのは8時半。
そこまでは待てなかったのでプランBの金比羅道からピストンに変更。
金比羅道へはなかなかワイルド。ジムニーでよかった!
てか、こういう道走るために購入したからといきがって四駆にチェンジ。
少々の悪路も怖くないがスリップと滑落にはピリピリした。
工事途中のえん堤が行き止まり。平なところがあったのでそこに駐車。

いきなりの急登の登山道を歩き始める。

やる気満々Rのハイペースに引っ張られる。
昼までに下りられればいい計画と少しでも山に入りたいだけだったので
コースタイムも短めだがなかなかいい汗をかく。
本来、わりと「ガレ場」とも呼べるくらいの大き目の岩がごろごろしている
九十九折の道が落ち葉が積もって「ややソフト」な道になっているのだろう。
新品の靴降ろしにはいい道かもしれない。
一息つきたいところで金比羅峠。
晴れていたらきっといい展望だろうなと思いながら少し休憩ののち
蓬莱山へ向かう。高原地図には危険マークがあるが、
ここはヤバイなという箇所は完全に崖になっている一箇所くらいかな。
そこでさえも普通に歩いていれば問題ないだろう。

もの凄い風が吹き付けてきたらそこは蓬莱山山頂へつづく芝生エリア。
しかし景色は真っ白、視界は半径10m。
蓬莱山のポールにたどり着くにも地図とコンパスでが必要でした。

私がロガーを読んで、Rがコンパス。
なんとかポールに到着するもカメラも携帯も忘れている。
またやってしまいました( ̄□||||!!
「まあええやん」ということでびわ湖バレイのレストランに行こうとしたら
電流柵に行き当たる。真っ白で道迷い?と思ったら
びわ湖バレイの関係者の方が夜の間だけ鹿避けのために取り付けてある電流柵を
開けに来てるではないか。
そこで売店営業の話を聞くとコース料理とかを食べさせてくれる
ええレストランしか今日は営業していないそうだ。春の全縦走の時に来たお店は夏とスキーシーズンだけなのかもしれない。
(帰宅後、びわ湖バレイのHPをみたらこの日は風速25mの強風のため一般営業を
中止しているとのこと、春に行った売店がその「ええレストラン」なのかは
未だ不明。)
体も冷えてきているので早々に下山することにしたが
下山口がこれまた見つからない。
ここでもロガーと地図とコンパスを使うが初めて経験する強風と失われる視界で
Rが不安になりうまくコンパスを使えない。
「落ち着いて、もう一回、緯度経度読むから、セットしろ」
強風の中、大きな声で鼓舞する。セットしてしばらく歩くと下山口発見。

下山してしばらくすると山上の強風を感じなくなり、視界も復活して
いくらか不安も解けたようだ。
しかしさすがの私も体が冷えたので、いいところでタープ(ロゴスの防水シート)
を屋根代わりにして張って湯を沸かしてRのコーンスープと私のコーヒーを作った。
こういう時の温かい飲み物は最高である。
昼下山予定だったので昼食は持ってきていないので行動食のみだが、
この日のRにとってのコーンスープとスニッカーズバーは
最高に美味しかったようだ。
体温も体力も気力も復活していざ下山。
無事に下山すると「あ〜おもしろかったわ〜」と心から出た言葉でした。


半日ではあったがピリッといい緊張感のあったいい山行。
天候次第で山は大きく変わること、地図、ロガー、コンパス、タープなど装備の
ありがたさ、休憩がもたらす余裕などいろいろ遊びながら学べました。
(タープがうまく張れたのは収穫でした。)

車に乗って金比羅神社より少し上で若いカップルで出会った。
11時過ぎだったが今から蓬莱山に登るということだった。
山上の様子を話し、なんだったら下まで乗せようかと思っていたが
「ありがとうございます。しっかり、見極めます」という答え。
登りたいという強い意志と初心者でもなさそうだったのでそのままに帰ってきました。
無事に戻ってきたので「楽しかった」とは言えるが
蓬莱山でも十分遭難できることを再認識。
Rにとってもいい学びになったかな。

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コメント

今日はタープでしたか。
ツェルトの中へと想像して読みすすめましたが、
タープを張られたんですね。

テントの前室をタープでおおうと、よさげなんです。
沢やってる方は、よくされてるようです。
両股小屋のテン場で見かけて憧れてます。

お二人でピンチを切り抜けられて、また、たくましくなられたようで、なにより
2012/11/11 19:50
churabanaさん
そうそう、その考えです
ツェルトのフライ代わりに用意してたんですよ
ロゴスの防水シートhttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%B9-LOGOS-82100060-LLL%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88/dp/B00139KJ80
で1000円くらいの小さいものです。
本物は3mとか大きいですからね
本当はアライのビバークタープがほしかったですけど、これでも十分間に合います

雨が降ると休憩の時に屋根がほしくなるので
2mほどの細引きを四隅につけて連れていってます。
実践は初めてでしたがいいロケーションも見つけて
雨を気にせずに湯も沸かせたししっかり体も温められたし良かったです

ピンチって程でもないですけど
予定行動時間が短いのでこのくらい遊べると欲求不満にもならずよかったです
2012/11/11 22:11
おつかれさまでした!!
同じ日に蓬莱山に居た者です
本当にお天気悪くて大変な日でしたね

私は屋根のある建物近くを通ったのでそこで体制立て直しましたが、書いていらっしゃるような防水シートがあると便利なんですね !!
今度雨の時とかにも使いたいので購入しようと思います

お互いに、無事に下山できてよかったです
山は何があるかわかりませんね〜
2012/11/14 14:48
izumixさん
コメントありがとうございます!
防水シートは軽いしかさばらないしおすすめです
天気が悪いのは予想済みでしたが
あそこまで風がきついとは思いませんでした
ホンマに山は何があるかわかりませんね
そこも魅力です
2012/11/14 19:45
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