危険な遊び!? 金鶏山⇒筆頭岩 (妙義山)敗退
- GPS
- 07:34
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 478m
- 下り
- 316m
コースタイム
755首の折れたお地蔵様
840ガリー取り付き
900ガリー途中の石碑
1010山頂手前のお地蔵様
1020山頂
1035三角点
1100古い鎖
1130古いトラロープのある下り
1230トラバース
1330雲がかなり下りてくる
1400車道の真上に来るが、沢で濡れていて、新しく買い増したロープを汚したくないので諦め
1430下山
天候 | 終始曇り 雲が下がってきたので、慌てて下山の14時半より雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一台は中の岳駐車場(トイレあり) 桜の里は9時オープンのため、置けず・・・ 一番大変なのは、登山口を見つけること! 見晴らし駐車場から中の岳神社方面へのぼり2~300メートルのところで登山禁止の看板が目印。かなり見落としやすい。 温泉→金鶏山から妙義神社に向かう途中左側にもみじのな500円安 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どこの山も自己責任だとは思いますが、入山禁止の山なので、もちろん自己責任で登ってください。 自分が怪我するならまだよいですが、眼下に車道なので、落石なんかは、他人にもかなり迷惑をかけますので注意しましょう。 危険な箇所はちょいちょい 金鶏山への登りのガリーはしっかりしているので危険ですが妙義などで岩場慣れしている方なら、問題ないように思えました。 ただ、時期的にガリーの凹の部分に土や枯れ葉などあり滑りやすいかも? 危険箇所は気を張っているのか、岩場慣れしているなら問題ないように思いますが、気を抜いた山の中にこそ危険?があり まず感じたのが、草木をかき分けながら進むので、目や顔が危ない。 帽子やメガネ等の保護があった方が良い。 イケメン、美女パーティーならなおのこと! 踏跡がかすかにあるが、獣道とも間違えやすい 何度となくルーファイミス 踏まれていない山は滑りやすく変に力が入る。 無駄な体力を申し分なく使う(/_;) ルートを見てもらえばわかると思いますが、稜線で行って、切れた所はロープでと思いましたが、支点が取れず、と言うよりボンビーな僕は捨てスリングができず(・_・;)、必ず回収する僕のスタイルに反するので、戻ってトラバース(笑) 地図や空気の読めない人はお勉強しましょう 僕もだ!(笑) 今のKYな政治家さんには無理でしょう(笑) 金鶏山はわかりませんが、毎年けっこう妙義に行きますが、梅雨時はヒル天国なので、余計なことに気をとられるから、行かない方が良いのかも? 山好きな後輩と行きましたが、ロープワークなど教えながら遊びながら歩いていたので、時間がかなりかかり、当日の天候の悪さもあり、雲がかなりさがつて来たので、すぐに下山しました。 待ってろよ!筆頭岩!!! 今回持って行ったロープ 50メートル×1(オニュー(^_^)v) 40メートル×1 細引き20メートル×1 冒頭にも記しましたが、入山禁止の山です 安易に近寄らない方がよいでしょう 参考までに僕のレベル 登山レベル→高尾山や筑波山もケーブルカーを使う程度 読図レベル→東西南北わかるぐらい。どちらかというと地図よりチーズのが好き クライミング→ジムに一回行く。何級とかのルールに耐えられず敗退(・_・; ロープワーク→消防組織に携わっているので、消防流 スキー→クラウン ギャグ→三流 女扱い→三流(笑) 大袈裟レベル→超一流(^_^)v |
写真
感想
まず最初に、入山禁止の山のことをアップするなよ!と批判する人もいると思いますが、入山禁止=情報が少なく、自分も少しの情報と地図と経験でいきました。
いってみたいとか、思う人に少しでも情報があればと思い、自分の覚えている範囲で記していきたいと思います。
入山禁止なので、山岳保険などもきかないと思います。
表妙義山など怖さもなく縦走できる人でなければ、無理だと思いますし、行っても恐怖を感じたら退散すべきでしょう。
とにかく自己責任で!
ちなみに僕はかなり打たれ弱いので、素人がそんな山行くな!とか批判があったら、[拍手]しないだけとかコメントある場合は、お布団の中で叫んでコメント欄に記さないで下さい(>。<)
立ち直れなくなります(ToT)
そんな、心と頭の弱い僕の感想です
⇩⇩⇩
毎秋、どMな山歩きが好きな後輩と恒例行事になっている妙義の山々
ひと月前ぐらいに後輩から金鶏山行きたいとの連絡があり、今回の遠足となる。
なぜ妙義かというと、山を愛し長野に移住した後輩と東京の中間ぐらいじゃね?という単純な理由。
本来であれば、僕みたいな人間が人の命を預かり、かつ、相手の命も危険にさらすかもしれないので、行く山ではないのは重々承知でしたが、20年近く仲良くし良く山歩きも一緒にする仲で、相手のミスで自分が死ぬならいーやって気持ちにお互いにあったので、即決でした。
元プロガイドさんも来たいと言われましたが、断りました。
僕は女と犬しか興味がなく(笑)、団体行動が苦手な二人なので(・_・;)
彼女はヤマコレに山行こそあまり記してませんが、毎週どこかしらの山を歩き、経験も豊かだし、表妙義の鷹戻しや裏妙義の丁須も登れるし、金鶏なら行けると判断したのもあります。
で、当日ですが、彼女はどーも頭がおかしくなったのか(笑)、かなりテンションも高く笑いっぱなし
緊張していたようです
そして、私は前日祝賀会で遅くなり適当に用意してしまい、ハイドレーションの水筒を忘れてしまいました。
致命的なミス(゜Д゜)
みなさま!出かける時は忘れ物のチェックが必要です!
感覚的には、谷川の一の倉沢や北岳バットレス?より楽です
って言ったものの登ったことないです(爆)
大袈裟レベルは一流なのでまだ怒らないでください(・_・;)
登り始めてすぐに首チョンパのお地蔵様があり、ここで念入りにロープワークや懸垂下降の練習にはいる
前に記したように、彼女は難易度あるところもクリアしてるし、ガリーなんかもひょいひょい来ると思い、先に進んでましたが、ちょいと振り返ると全く進んでない。
どうやら恐怖心が出てきたようだった。
ロープ使うか?と聞くと使うとのこと。
様子を見るために細引きロープを結ぶと…
自分はなんもしてないのに、ひょいひょい来る(・_・;)
人間の心って単純というか、気持ちでどうにでもなるんだなって思った。
ちなみに初ガリガリ君を見て思ったのは、怖いとかいけるかな?とかではなく、どうしてこんな形になったんだろう?でした(笑)
風化?水流?落石?なんて考えてたら、ガリガリ君途中の石碑を越していた(・_・;)
ガリーやつけて少し上がると、山頂だった
休憩して石碑 に安全祈願をして歩き出してすぐに三角点
三角点にしても石碑にしても、昔の人は良くあん な所にこんなもの運んだよわなって、一人で感心していた。
そのままロープでつないだまま進むが、草木をかき分けながら進むので、ロープさばくのが面倒くさい(・_・;)ってことでロープをしまう
地図では切れた稜線を進むが、低山のため草木があるので、自分は怖さもなくグイグイ行く
ただ、踏み間違えれば間違いなく遭難だと思う
しかし、ついに稜線を進むことができなくなる
50のロープで降りられそうなんだけど、コース状況でも記したが、捨てスリリングなんて僕のスタイルではないので、戻って今来た岩稜を巻いていく
ここにはスラブのトラバースがある
あっ!これネットで見た!とちょいとうれしくなるが、道間違えたと気付く。おそっ!(笑)
僕はさっさと渡るが恐怖スイッチが入っている後輩には、大変なようでした。
ここも無理せずロープを使えばよかった
ちなみにこのトラバースの写真はカメラを傾けて、かなり急斜面になるように撮りました
大袈裟なので(笑)
地味なルーファイミスをしながらも、筆頭岩を目指すが、ロープ関係の練習に時間をとりすぎたためにオシオシ
灌木かきわけていたら、なんか暗くなってきたので、筆頭岩を見上げるが、筆頭岩山頂付近が雲に隠れていたので、筆頭岩をあきらめすぐに下山を決意
車道に降りてほっとしました
と、同時に雨が降り出す。
ナイス決断!と自分をこっそりほめてみました
彼女は下山後、何度も敗北感いっぱいといっていたが、勝敗ではないと思う。あえて、勝ち負けをつけるとしたら、大きな怪我なく生きて下山したことが勝ちだと思う。
小さな怪我は、クライミング要素もあるので、彼女が手のひらとか傷になってたぐらいかな?
とにかく、無事に下山できてよかったよかった!
どんなもんじゃーい!金鶏山!
おい!筆頭岩!来年勝負じゃボケェー!待ってろ!!!
終わり
彼女が日記を書いていたので、ちょいと拝借
怒られたら、以下削除しますので悪しからず(゜Д゜)
⇩
大学の先輩まこりんとこの時期恒例、妙義の遠足。
今回は30〜40年ぐらいまえに登山禁止になった山へ。
行こうと言い出したのはあたしらしい。
何日も前から緊張し、当日朝、ついに壊れて笑いっぱなし。
お互い死んだときには誰に連絡してほしいか、リダイアルですぐ電話をかけられる状態にまでしておいた。
人生で二番目の恐怖を味わってきました。
天候とタイムアウトで、結局は恐れながら楽しみにしていた懸垂下降(空中懸垂を含む)のとこまで辿り着けなかった。
ルートファインディング、ロープ、普段の登山道とは全く異なる荒れた山の歩き方、スラブのトラバース。
先輩がいなければあたしはなにもできなかった。
あたしはもっとできると思っていたけど、実際はフツウの女の子にちょっとだけ大人の毛が生えたぐらいだった。
無事に帰って来れてなによりというひとことに尽きるけど、かなりの敗北感だった。
さっき父に電話した。
父は春に誤って電動のこぎりで手首を切り、今もリハビリを続けてる。
「ちょっとのミスで大変なことになるから気をつけないとね」と言う。
山に行った話はしなかったけど身にしみた言葉。
一日たってやっと落ち着いてきた。
来年こそ。(行けるものなら)
ありがとうございます。
鎖。
金鶏山が登山禁止になったのは山全体や岩が脆く、すぐ下を走る走り屋さんが好きそうな紅葉ロードへの落石がある為らしい。
妙義山は事故が多い。鎖のない恐さを、普段の鎖がある心強さを思い知った。
表妙義は地元山岳会の努力で鎖が増えたらしい。登山禁止にしてもあんな魅力的なところは人が入ると思うからとてもいいことだと思う。
恐さの壁。
ミスしたら数百メートル滑落するだろうというところで、恐怖心がなければ超えられたと思われるところを超えられなかった。
ロープ確保してもらうと、すんなり超えられた。
自力で超えたということには変わらないのだけど、ロープがあるかないか、その安心感の差はすごい。人間って単純だ。
安全性とはまた別の話で、心の持ち方が大事だと思った。
掴みやすいホールドがたくさんあって気持ちよくクライミングジム気分で登れるところもあるけど、掴んだ岩がポロリと取れたりします。恐かったなぁ。。
次は裏妙義でお散歩。
…のまえにちょっとリセットの為に、ものすっごくお気軽な山歩きがしたい。
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