8合目から楽して登った岩木山


- GPS
- 02:17
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 371m
- 下り
- 370m
コースタイム
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■山頂直下は急斜面の岩場で滑落注意 |
写真
感想
北東北遠征の2座目にして最後の岩木山。当初は嶽温泉から登って岩木山神社に下山、路線バスで車を回収する予定が、前日の岩手山で疲労困憊。岩木スカイラインで8合目まで車で上り、そこから歩き始めるお気楽登山になってしまいました。
前日の夜は盛大な雨音がしていたが朝は晴れ間が覗いていた。スカイラインで8合目まで上がるとその先はガスの中。無風の蒸し暑い樹林帯を上ると、9合目に到着。開けて風も感じられて気持ちの良い場所だ。ガス帯を通り抜けたようで山頂も望める。避難小屋を過ぎると岩場が現れる。前方を行く登山者が結構急な斜面に取り付いているのが確認できる。一気に登りつめると岩がゴロゴロする山頂に出た。上空は晴れているけど中腹にガスがかかり下界はほとんど見えないのが残念だ。視界が良い時には北海道から南東北の山々を確認できるようだ。白神山地へと続く深い森が印象的だ。機会があれば歩いてみたいが、いかにも熊がいそう・・・(汗)
しばし山頂で心地良い風を楽しんだ後、下山開始。途中登山道を少し外れて慰霊碑のある場所を訪ねた。厳冬期に登頂を果たした3人の若者が吹雪に閉ざされ遭難したとのこと。深い雪と吹雪によるホワイトアウトで身動きが取れなかったのだろうか。鳳鳴ヒュッテはこの遭難を契機に建てられたとのことだった。ご冥福をお祈りし下山する。
登る前にはガスでその山容を確認することができなかったが、下山後白神山地ビジターセンターを訪ねる頃には青い空が広がり、「津軽富士」とも呼ばれる独立峰の岩木山全貌を望むことができた。この日は不老不死温泉に宿泊、日本海に沈む夕日を見ながら海辺の混浴露天風呂を堪能した。
山は2座しか踏めなかったけど天気はまあまあで観光もできたし、コロナ禍の合間に比較的良い旅ができた。(TONO)
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