御堂山(奇峰じいとばあ・西上州、妙義山の展望最高)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 674m
- 下り
- 668m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。登山口が非常に分かりにくく、地元の人に聞いてしまいました。 今回の下山口の根小屋は、案内表示板等何もなく、逆コースだともっと分かりにくかったかも知れません。 高石峠から根小屋までのルートはテープはあるものの、道が荒れていて分かりにくかったです。 下山後は荒船の湯が一番近いのですが、上信越道吉井インターの南東にある鮎川温泉に入って来ました。 行程中最低気温は5℃位 |
写真
感想
今回も先週に引き続き、西上州に行きました
御堂山という標高は878メートルの低山ですが、
奇峰(奇岩)じいとばあ(じじ岩・ばば岩)を見た
かったのと、先週荒船山に登った時、標高の低いところ
の紅葉がまだ残っていたので御堂山に行くことに決めました
このじいとばあは、大分前に新聞に写真入りで記事が載って
いたことで知り、いつかは行ってみたいと思っていました
国道254からの登山道入り口に案内標示はなく、違う道にはいってしまい
Uターンできずにバックで戻りました
自分で探すのに限界を感じ、地元の人がいたので、聞いてみたところ
「看板があるのでその先に止めて、関所跡に戻って登山口に行けば良い」と言われ
ましたが、看板が見つかりませんでした。本宿の看板はありましたが、鳥瞰図みたいで見にくく、山道の案内は書いてなく、昔の宿場跡の案内看板でした。
西牧関所跡から入ると、御堂山登山口の標柱と、登山コースの
案内が書いてあり、山頂まで2時間45分とのことでした
標柱には「熊出没注意、群馬県」との小さい幕が張られていました
林道にはロープが張られていたので、ここから歩くことにしました
2011年の山と高原の地図によると林道終点に4台駐車可のマークがあります
また、ネットで調べたら、林道終点まで車で入ったが、道が悪く植物で擦ったり4駆でないと下腹を擦ってしまうし、終点で転回不可能との記載もあるので、納得して歩きだしました。
下山後に気が付いたのですが、登山口すぐの所に熊を捕獲する鉄製檻の仕掛けが登山道脇に置いてあり驚きました
御堂山登山口には、もしも熊に遭遇した場合の対処法が詳しく記載されていました
今日も平日で、しかも地味な山なので、人に遭わないなと思いましたが、予想通り
下山後まで人と遭いませんでした。おそらく、土日でも余り人が入らないような感じではないかと思いました。
登山道は踏み跡はあるのですが、枯れ葉が覆ったりしていて、鮮明とは言えませんでした。
でも、ピンクテープが付いているので道に迷うことはありませんでした
前半はやはり不安で、熊に出会わないかが一番心配でした。
しばらく行くと、水の音がして大きな岩から水が流れる滝でした
地図ですと5メートル滝と記載があり、左岸にロープが張ってあり、コケが生える岩を慎重に登りました。
しばらく、涸れ沢をピンクテープをたよりにして登り
50分弱でジジ・ババ岩分岐に到達しました
この辺りは、ちょっとした広場になってます
じいとばあ方向へ痩せ尾根を登り、途中で北東方向に三角の山が見えました。この山は後で雨宮山だと分かりました。先に進むと岩に当り、右側に巻き道があり、途中ちょっと嫌な岩のトラーバスがあり、樹木に看板が取り付けてあり、薄くじじ岩・ばば岩と矢印が付いていました。左側の斜面を登るようで、登り詰めるとじじ岩とばば岩が望める岩場に辿りつきました
右側がじじ岩で、左側がばば岩だそうで、それぞれ基部に行きましたが、登った形跡は確認できませんでした。
瑞牆山の大ヤスリと違い岩が小規模で細いので、崩れる等危険性もあるのではないかと思いました
じじ岩の右側奥には鹿岳が確認できたので、一緒に写真に撮りました
それにしてもじいとばあとは誰が名付けたんでしょうか
国道254には食堂じいとばあがありましが、早朝のため店はやってませんでした
奇峰の展望を堪能し、じじばば岩分岐に戻り、高石峠分岐を目指します
途中の看板には御堂山方向、西牧藤井関所跡の標示があり、小さく双居出への下山コースは危険との記載がありました
御堂山山頂からの妙義山の展望は最高でした
まだ9時前なので山頂でご飯を食べるのは止め、先ほどの標示板に出てきた双居出はどこだろうと地図で調べたら、御堂山の東側に記載がありました。
2005年の山と高原の地図には、登山コースでない小道との記載があります
2005年の地図ですと、高石峠までは小道の記載もないのですが、2011年の地図ですと破線ルートになっています
今日は、時間が早いので高石峠まで行って、ルートを消失したら、戻って登った道を下ろうと思い、高石峠を目指しました。
途中に本宿分岐の看板があり、南側に木に赤紐がくくりつけられていましたが、急な谷に道が派生していました。
2011年の地図ですと本宿への道は小道になっていますが、2005年の地図ですと破線ルートになっています
高石峠から雨宮山へも赤テープがあり、南西側にダブルの赤い紐が付いている木が
続いていますが、急斜面で谷に向かっていました。
この道より南寄りには、踏み跡がある道があったのでこの道を下ることにしました
結局急斜面を下る道と谷で合流しました
樹林帯や涸れ沢を下り、途中でダブル赤紐が見当たらなくなり、シングル赤紐だったりしていると、ついにテープが見当たらなくなりましたが、北側は山の斜面だし方角は間違っている筈がないと思い下り続けました
途中でしっかりした、林業関係の看板がありましたが、その先も一切登山の案内標示はありませんでした。
水色の屋根が見えてきたので、あ〜助かったと思いました。
この建物は配水場でした。根小屋で車道に出ましたが、ここにも、御堂山、高石峠との看板は見当たりませんでした
向かい側の物語山と千駄木山方面の紅葉が奇麗でした
余談ですが、本宿というのは旧中山道の裏街道の宿場で、女性でも安易に歩いて行け、女の人が行き来したので別名姫街道と呼ばれたそうです。
来年は、高立一本岩を見に御場山にでも行こうかなと地図を見ていますが、この山も2005年の地図と2011年の地図ではルート記載が違っています
北アルプスや南アルプス等は5〜6年前の地図とコースは余り変わらない(コースタイムは結構変わっている場合がある)のですが、西上州の山は結構変更があるので、来年はまた西上州の地図を買おう!(3冊目)と思いました。
でも、西上州の山は結構登っているので、登っていない山が少なくなってきました。
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