舟山十字路から南八ヶ岳CCW周回+天望荘

2020年07月26日(日) ~ 2020年07月27日(月)

• GPS: 14:45
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,296m
• 下り: 2,282m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:58
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:55

距離 13.8km 登り 1,883m 下り 797m

5:38 舟山十字路
5:42 5:43 舟山十字路 水場
5:55 6:04 広河原
6:44 6:55 信玄の隠岩
9:16 西岳
10:04 10:08 乙女の水
10:15 10:27 青年小屋
10:59 のろし場
11:18 11:19 西ギボシ
11:26 11:31 東ギボシ
11:38 権現小屋
11:44 11:46 権現岳
11:48 権現小屋
12:08 旭岳
12:34 ツルネ
12:54 12:58 キレット小屋
14:15 天狗尾根 稜線分岐
14:36 14:37 真教寺尾根分岐
14:44 14:49 キレット分岐
14:59 15:01 竜頭峰分岐
15:06 赤岳
15:11 赤岳頂上山荘
15:33 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:25

距離 7.3km 登り 413m 下り 1,513m

5:42 赤岳天望荘
6:14 赤岳頂上山荘
6:17 赤岳
6:17 竜頭峰分岐
6:23 6:24 竜頭峰分岐
6:29 6:30 キレット分岐
6:37 文三郎尾根分岐
6:53 6:54 中岳
7:03 7:10 中岳のコル
7:35 阿弥陀岳
7:39 西の肩（岩場）
7:45 7:53 西ノ肩
8:41 8:42 不動清水
9:15 9:16 御小屋山
9:26 美濃戸口・舟山十字路分岐
10:07 舟山十字路

天候

行程の半分以上が暴風雨（笑）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舟山十字路駐車場　利用

コース状況／危険箇所等

立沢が増水していて渡渉は要注意。また稜線を歩く際は落雷にも注意（最近の梅雨はシトシト雨ではありません！）

写真

7/19 15:46

今回は舟山十字路から反時計回りに周回します。

7/26 5:34

舟山十字路に着きました。

7/26 5:36

どう見ても十字路じゃなくてT字路だろ、というツッコミはお約束？笑

7/26 5:36

今回は最初に未踏の西岳を目指します。

7/26 5:41

阿弥陀聖水。

7/26 5:52

連日の大雨で立沢が増水してます。渡渉の最後は渾身の大ジャンプでクリア！それとも渡るところ間違えたかな？笑。

7/26 6:03

広河原から西岳へ向かう破線ルートの入り口。最初見落として50mほど行きすぎてしまいました。ヤマレコMAPの警告で気づいてあわてて引き返しました。

7/26 6:10

山道から唐突に林道に変わりました。しかも倒木が邪魔して林道に進めません。どうやら工事中のようです。

7/26 6:18

一方で工事中の林道の上側にも木々が伐採され踏み跡のある登山道らしきものがあります。GPSをみてもどちらへ行けばよいかわからず、しばらくこの辺りをウロウロしてしまいました。

7/26 6:30

結局林道を進みましたが大型ユンボがとおせんぼ。今日は日曜なので作業はお休みですね。

7/26 6:37

ほぼ新品のタホープロ2が泥団子状態（泣）

7/26 6:37

工事中の林道はどこを歩いても泥沼地獄でした。。。

7/26 6:48

ようやく登山道入口に到着。これで泥沼地獄ともおさらばできる！

7/26 6:55

テントがありました。野生動物の調査と書いてあります。

7/26 6:56

最初は轍のある林道。

7/26 7:40

テカテカ。

7/26 8:25

最後はお決まりの急登。

7/26 8:34

迂闊に食べるとヤバいやつかも。

7/26 9:09

初登頂の西岳。

7/26 9:09

青年小屋が見えます。

7/26 9:10

権現＆編笠。

7/26 9:10

富士山にも編笠？

7/26 9:10

ツーショット。

7/26 9:29

次に青年小屋を目指します。

7/26 10:03

青年小屋の水場の沢。去年の台風で崩壊したそうです。ここで靴とゲイターについた泥を洗い流しました。

7/26 10:14

青年小屋＆編笠山。急に日差しが出てきたので慌てて日焼け止めを塗ったものの、本当に束の間で長くは続きませんでした。

7/26 10:15

いつもの赤提灯がありませんね。

7/26 10:56

のろし場。ここでソロ登山者と出会いました。この日すれ違ったのはその方だけでした。

7/26 11:18

ギボシはガスの中。

7/26 11:24

ギボシのトラバース。

7/26 11:24

あちこちで見かけた青紫色のお花。名前分かりません笑。

7/26 11:36

去年お世話になった権現小屋。

7/26 11:43

ゴンさんゲット。

7/26 11:46

それじゃキレットへGo。

7/26 11:52

まずは源治さんのハシゴ。

7/26 11:59

旭岳もガスの中。

7/26 12:21

ツルネ。

7/26 12:34

コマクサくらいはわかります笑。

7/26 12:56

キレット小屋で雨がポツポツ降り出しました。

7/26 13:10

本日のラスボス赤岳先生。ノースフェイスはシュッとしたイケメンだけど、裏の顔はメチャメチャいかついコワモテ！

7/26 13:27

雨がどしゃ降ってきました。気温も下がり風も出てきました。低木の下でしばらく様子を見ましたが、収まる気配はなく雷鳴も聞こえてこないので、出発することにしました。

7/26 13:37

このガレガレルンゼは八ヶ岳の一般登山道の中で私が一番苦手にしているところです。しかも風雨が強まる最悪のコンディション。浮石だらけでとても気を使うのですが、今日は前後に登山者がいないのが救いです。マーキングが明瞭なのも助かります。

7/26 13:47

新品タホーのグリップ力もあり、全くスリップすることなく登れました。そうなると一番怖いのは落雷です。しかも雨が集まるルンゼは雷（地電流）の通り道なのでなおさらです。

7/26 13:48

予報によると発雷の可能性は「やや低い」となっています。「やや」って？笑。時折台風並みの風雨が襲ってくるのでヒヤヒヤものです。遠くでゴロゴロ鳴ることはありませんでしたが、もちろんここが1発目になる可能性もあります。頭のてっぺんがピリピリし始めたら要注意！この日は2度ほどありました。くわばらくわばら。

7/26 14:11

足が宙に浮いている天空ばしご。

7/26 14:11

去年はここを登ってる最中に鳥に襲われました。たまご泥棒と思われたらしい笑。

7/26 14:35

落雷のリスクを少しでも避けるため、ピークに近い竜頭峰経由ではなく、山腹をトラバースして文三郎で登ることにしました。

7/26 14:41

すぐにキレット分岐に到着。誰もいない文三郎道を登りました。

7/26 15:07

暴風雨の山頂。長居は無用です。

7/26 15:31

天望荘に到着！冷たい暴風雨のおかげで体は涼しくていいのですが、手は冷え切っていました。あったかいコーヒーが身に沁みました。本日は5名のみで全組個室です。ただし「ごえもん風呂」はありません。

7/26 17:04

夕食はコロナ対策でいつものようなバイキングではありませんでした。前回（おととし）はおかずがとてもしょっぱかったのですが、今回は絶妙な塩梅でおいしかったです。ごはんと豚汁はおかわりOK！

7/26 17:53

布団や枕には使い捨てのカバーがかけられています。硫黄岳山荘もそうでしたが、それぞれ独自の工夫でコロナ禍でも営業を継続される山小屋さんに感謝です！

7/26 18:08

外は台風並みの暴風雨。建物が小刻みに震えるほどの風です。そういえば前回もこんなお天気だったなあ笑。うるさくてあまり寝られなかったので、今回はちゃんと耳栓持ってきました。明日は雨あがるかな？

7/27 5:00

朝食。外は相変わらずの暴風です。

7/27 5:44

風は20m/s近いですが、雲が流れてるだけで雨は今のところ降ってません。それじゃ風に煽られないよう気を付けて出発！

7/27 6:16

雨も降りだして、結局昨日と何も変わりません笑。

7/27 6:54

中岳。やはり暴風雨です。

7/27 7:36

阿弥陀岳ではさらに雨脚が強くなり、もう台風並みです。

7/27 7:45

雷様が気になるので、さっさと御小屋尾根を下ります。

7/27 9:12

苔トレイル。

7/27 9:14

御小屋山。

7/27 9:15

舟山十字路へ戻ります。

7/27 9:28

ここを直進すると諏訪大社奥社へ出るんですね。

7/27 10:04

ここから道路へ出ました。

7/27 10:07

ゴ――――ル。

7/27 10:07

まあ八ヶ岳はクマさんのおうちですからね。頭数は少ないもののいても何の不思議もありません。人間が勝手に「ここは登山道」と決めてるだけで、自分家のどこに居ようと自由です。熊鈴はクマさんに対する礼儀です。うるさいからと呼び鈴も鳴らさず勝手にそっと他人家に入る無礼者はシバかれて当然！

7/27 10:07

さあ帰って仕事！！

撮影機器：

iPhone X Apple

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 浄水器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット 携帯トイレ COCOHELI子機 ベアーベル

感想

yamazazen

今月は梅雨の合間の「ウラヤマ赤線繋ぎ月間」ということで、前回は北端の蓼科山だったので、今回は南へ。未踏の西岳から反時計回りに周回しました。

ある程度予想されたこととはいえ、増水・泥沼・暴風・豪雨・落雷の恐怖と悪条件のオンパレードで難行苦行の山行となりました。そんな中で唯一のオアシスは天望荘でのひと時でした。それぞれ工夫を凝らし、コロナ禍でも営業を続けてくださる山小屋さんには感謝しかありません。