天狗岳(西天狗、東天狗)
- GPS
- 07:34
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 877m
- 下り
- 867m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:34
唐沢鉱泉分岐から唐沢鉱泉までは、ヒカリゴケを探しながらまったり降りてきました。
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。 なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなりますが、美濃戸から赤岳山荘までの林道等と比べると大変綺麗に整備されています。 冬はほぼ雪道となりますが、唐沢鉱泉が営業している1月までは除雪も入るので安心です。 ただし、冬道は四駆の車の方がいいです。二駆の車は駐車場前等でスタックしています。 【駐車場】 天狗岳登山口駐車場(唐沢鉱泉駐車場)無料 約30台程度止めることが出来ます。それ以上になると林道の路肩に止めていきますが、積雪時はかなり厳しいと思います。 今回は、朝6時の時点で路肩に駐車ありの状況でした。 【トイレ】 駐車場横にトイレがあります。 登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。(200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・唐沢鉱泉〜西尾根分岐 特に危険箇所等はありません。 苔むした樹林帯の中を淡々と登ってきます。 前日までの雨の影響で、雨水が登山道に流れ込んでいました。 ・西尾根分岐〜第一展望台 特に危険箇所等ありません。 いままで同じく苔むした樹林帯は同じですが、木の根の階段や大きな岩が出てきます。 倒木があり登山道が通れなくなっています。(木の脇を迂回してください。) ・第一展望台〜第二展望台 特に危険箇所等はありません。 第一展望台を出発すると、シャクナゲやハイマツの小道を少し歩きますが、すぐに樹林帯に戻り、第二展望台までアップダウンをしながら進みます。 倒木があり登山道が通れなくなっています。(木の脇を迂回してください。) ・第二展望台〜西天狗 特に危険箇所等はありませんが、気をつけて登りましょう。 第二展望台を過ぎると鞍部まで一気に下ります。道がえぐられて滑りますので、慎重に下ってください。 その後、山頂直下の岩場までは岩がごろごろする急登となります。 山頂直下には、大きな岩積み重なった岩場がありますので、○マークや→マークを見落とさないようにゆっくり登ってください。基本的に手や足のフォールド場所はありますので、三点支持で登っていけば危険はないと思います。 ・西天狗〜東天狗 特に危険箇所等ありません。 西天狗からはガレた急斜面を鞍部まで一気にくだり、登り返し東天狗に到着となります。 ・東天狗〜中山峠・黒百合ヒュッテ 特に危険箇所等はありません。 東天狗を下るとすぐにガレた急坂となります、慎重に下れば問題ありませんので、石を落とさないように下りましょう。 天狗ノ奥庭、中山峠への分岐からは、ガレた急坂の連続的に、大きな岩場を渡る箇所がありますので、慎重に下ってください。 崩落でもあったのか、中山峠に向かう箇所に迂回路が設定されており、一端樹林帯へ迂回する必要があります。 中山峠の手前と黒百合ヒュッテのまでの間は、木道が設置されていますので、それに沿って歩いて行きましょう。 ・黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐 特に危険箇所はありませんが全体的に滑ります。 黒百合ヒュッテからの下りは、沢沿いの樹林帯で大きな岩がごろごろしているところを下っていきます。 沢道と迂回路がありますが、現在はほぼ迂回路を歩いているようです。迂回路には木道が整備されたりして歩きやすくなっています。 ・唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉 特に危険箇所はありませんが全体的に滑ります。 分岐からも樹林帯は続きますが、沢沿いは外れ中くらいの岩が点在している道を下っていきます。 全体的に苔が多く、光苔も岩の中にいるため、私たちは最後のこの道は時間を掛けて降りていくことが多いです。 今回も、雨のあとのため、苔が元気で大変気持ちよい下山道となっていました。 また、唐沢鉱泉前で、雨水が大量に流れ出ており、唐沢鉱泉の方?が道に流れ出た雨水を川に流すための水道を掘っていました。大変ありがたいことです。 |
その他周辺情報 | (日帰り温泉) 唐沢鉱泉 〒391-0213 長野県茅野市豊平4733-1 TEL:0266-76-2525 URL:http://www.karasawakousen.com/ 日帰り入浴 700円/人 営業時間:10:00〜15:30(日帰り入浴) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ツェルト
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感想
7月も終わりが見えてきても梅雨明けもせず、仕事もバタバタ、土日の天気もいまいちだったため、今週の登山はあきらめていましたが、仕事が一段落したため、てんくらを確認したところ、なんと長野、山梨方面大体A予報、こ、これは山に登るしかないということで、急遽、天狗岳に登りに行くことにしました〜。
天狗岳は、第一展望台まで登れば眺めも良く、途中の森林帯も苔むした森の中を気持ちよく歩けるお気に入りの山です。
春・夏・秋・冬と登ることができるため、私たちの登山回数が多い山です。
(問題は駐車場がすぐに埋まることと、冬場はスタックした車で道が通れなくなることでしょうか)
今回も唐沢鉱泉からスタートし、第一展望台〜第二展望台〜西天狗〜東天狗と登り中山峠経由で黒百合ヒュッテに降りて、ランチを食べて唐沢鉱泉まで戻る行程としました。
登り初めてから第一展望台までは天気も良く、周辺の山々も見られたのですが、天狗岳の山頂に着いた時には、ほぼ雲の中で展望は得られませんでした。(残念)
その代わり、雨の後でイキイキとした苔や花、木漏れ日でキラキラ輝いていている森を眺めながら大変満足いく登山となりました。
花は、イワカガミが終わり、ミヤマダイコンソウ、イワツメグサ、ハクサンシャクナゲ、タカネニガナ、ヤマブキショウマ、シナノオトギリ、ヨツバシオガマ等が咲いていました。(シナノオトギリは、蕾が赤色で花とセットで綺麗でした。)
下山道では、ヒカリゴケも見ることができ、写真も撮れたので満足です。
天狗岳登頂後は、中山峠経由で黒百合ヒュッテまで降りてきてランチを食べましたが、ヒュッテ前は結構な人が軽食を楽しんでいました。
黒百合ヒュッテもコロナ対策を図っており、入り口前に、マスクの着用、アルコール消毒等の看板が立てられていました。アイスの看板も気になりましたが(笑)
また、軽食の提供も再会したようなので、いままで通りランチを頼むことも可能となっていました〜。(大変ありがたいことです。)
登山道は、年々深く掘れて行っており、また、登山道以外の道を歩く人が多いのか新たな道ができている感じでした。
現在の環境を守るためになるべく正規な登山道を歩きましょう。
そうは行っても、今回は数カ所で倒木があり、登山道を多少迂回をする必要がありました。
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