磐梯山:真夏日に雲海と花の山へ。
- GPS
- 04:59
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 806m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | 晴れ、中腹はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は全くなし。登山道はよく整備されている。雨後なので泥々はあるが、整備されているので、歩きにくくはない。 |
写真
感想
東北南部は2日に梅雨明けということだが、明日からも不安定そうなのだが。でも、2日日曜は、場所によっては、山でもまずまずの天気のようだ。天気予報などで、東北南部、しかも日本海側が天気が良さそうなので、しばらく行っていない磐梯山に行ってみることにした。
仙台出発時は曇り、山側は雲が架かり、蔵王も全く見えない。途中、雨も少し降っていたが、土湯トンネルを抜けて会津に入ると、上空は晴れ、山の雲も上って行っているようだ。予想どうりだった。裏磐梯側から磐梯山ゴールドラインに入り、八方台へ向かう。八方台登山口の正面に駐車場80台程、休憩所とトイレもあり。朝6:40で、三分の二程度だった。
八方台付近は樹林に覆われ、磐梯山も見えない。駐車場の正面に立派な登山口があり、霧の漂う中、樹林の中の幅広い登山道を登って行く。傾斜は緩い。30分ほど行くと急に樹林が切れ弱いが硫化水素の臭いがしてきて、中の湯跡に着くが、建物は廃墟になっている。それ程急でない登りが続くが、1500m辺りから稜線の右側をトラバースする道となり、若干の登り下りがある。高木の樹林帯なのだが、上空は晴れてきているようだ。弘法清水小屋に向かう道と、お花畑を経由して行く道の分岐がある。直行すると、樹林帯の緩い登りで小屋に着く。小屋から、潅木帯で眺望のない道を山頂に向かう最後の急登である。樹林が切れ、道が二手(稜線上の道と、岡部小屋前に向かう道)に分かれると山頂は近い。
今日の磐梯山山頂は、上空は晴れで、陽も当たっている。南から南西は、雲海で、その切れ目に猪苗代湖や会津若松の街は見えるし、飯豊連峰の山頂付近は見える。しかし、北からガスが上がったきており、裏磐梯や櫛ヶ峰も見えないほどだ。まだ、9時前なので、山頂には10人程度だった。山頂では赤トンボ:アキアカネが大変多い。トンボが多いと害虫を食べてくれるので助かる。トンボは登山者の味方なので大切に。
さて、下ることにするが、以前、裏磐梯スキー場から火口原を経て登った時、稜線上に出てからの磐梯山の眺めと周りの雰囲気が良かったので、少し櫛ヶ峰方面に下ってみることにした。弘法清水小屋を過ぎ、分岐から下って行くが、櫛ヶ峰は何とか見えるものの、ガスが架かっている状態は変わらなかったので、良い眺望は得られなかった。でも、黄金清水の少し下には、草原に水が流れ、周辺はお花畑の良い場所がある。今の花の主役は、ハクサンシャジンとタカネナデシコである。バンダイクワガタはもう終わっており、成れの果ては見つけた。弘法清水小屋下の分岐まで登り返し、その後はお花畑経由で下ることにする。道は草原の中の道になり、ここもハクサンシャジンが咲いている。往路の道に出ると、後は樹林帯の道を八方台に下る。今日出会った方は150人くらいかな。今日は、それ程気温は高くはなかったが、駐車場では結構、晴れて暑かったな。
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