室堂→奥大日岳→五色ヶ原→薬師岳→折立 夜行2泊3日 2日目

2020年08月01日(土) ~ 2020年08月03日(月)

• GPS: 09:09
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,569m
• 下り: 1,701m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:06

距離 14.8km 登り 1,591m 下り 1,701m

6:36 スタート地点
6:46 6:47 みくりが池温泉
8:01 8:02 浄土山
8:08 8:11 浄土山南峰
8:44 9:04 鬼岳
9:13 鬼岳東面
9:46 9:47 獅子岳
10:22 10:26 ザラ峠
10:56 11:13 五色ヶ原山荘
11:38 鳶山
12:52 12:58 越中沢岳
14:47 14:50 スゴ乗越
15:42 スゴ乗越小屋

写真

8/1 6:18

【05:00-】
起床するも本降りの雨。ゆっくり目に準備をしても雨が止まないので朝風呂までいただく。

8/1 6:34

【6:30-】
本日の行程はかなり長いため、そろそろ出発しないと間に合わない。合羽着て出発するも、急に雨が止んで青空が！なんというタイミング！

8/1 6:47

【07:00-】
昨日は全く見えなかった室堂の景色を満喫。
昨日は看板しか見えなかったみくりが池もバッチリ見れました。

8/1 6:53

室堂ターミナル

8/1 7:26

もはや合羽は不要そうなので、汗をかく前にしまいこんで、室堂の五色ヶ原分岐から登山スタート。
さすがに室堂ということでよく整備された登山道。
振り返ると昨日の奥大日岳と雷鳥荘が。我ながら14時30分から日帰りでよく行ったな。。。

8/1 7:32

この雪渓を渡ってからは、ガレ場が開始し、本格的な登山道に。

8/1 7:56

【07:55-】
浄土山と思われるピークから。ここまで来ると剱岳も見えます。存在感ありますね。

8/1 8:00

最も近い位置で望む雄山も迫力があります。

8/1 8:02

【08:10-】
浄土山から少し進むと北アルプスの南側の景色が広がる。槍も見えてきました。

8/1 8:09

8/1 8:11

この山行の最終ピークである北薬師岳と薬師岳。めちゃくちゃ遠い。。。五色ヶ原山荘も見えますが、山行の半分にも満たないですね。

8/1 9:08

【08:30-】
鬼ケ岳付近で岩のマーキングに沿って上に登ったら、見事に迷う。鬼ケ岳のピーク付近まで登ってしまったのだが、そこから道がなくなるというオチ。
しばらく苦戦したあとに、来た道を戻ることにしたのだが、変に登ってしまったが故に、道なき道の下り、めっちゃ怖い。両腕に擦り傷を負いながら、なんとか元の道へ。

この時間のない中、50分のロスと体力消耗は本当に痛い。そしてそんなことをやっている間にガスが上がってきて天候悪化。

8/1 9:13

鬼岳東面

8/1 9:21

【09:30-】
鬼岳を過ぎると長い雪渓の下りが。ロープがあったので安心でした。

8/1 9:46

【09:46-】
獅子岳山頂。このあとのザラ峠あたりから、速度を上げられない登山道になる。これ以上怪我をしないよう、慎重に進む。

8/1 10:23

【10:23-】
ザラ峠。早くも水が底を尽きる。山の中で飲みたい時に水が飲めないのは、初めての経験かもしれない。

8/1 10:51

ようやく五色ヶ原へ。山荘まではあとわずか。整備された木道をなんとか進んでいくと、木道に雷鳥が登場。道に迷ってなかったら出会えてなかったですねー。

8/1 10:51

近い。

8/1 10:58

【11:00-】
五色ヶ原山荘到着。
水場はないそうで、ペットボトル3本を買い、昼休憩。残り2本は行動水に回す。
道に迷ってしまったが故に時間が押しているので、すぐに出発。

8/1 11:17

【11:10-】
天気が持ってくれるように祈りながら、五色ヶ原を抜ける。

8/1 11:38

【11:40-】
鳶山通過。時間がないので休めず。

8/1 11:52

雲が巻いてきました

8/1 12:53

【12:53-】
越中沢岳到着。同じく時間ないので休めず。

8/1 13:04

正面遙か彼方にスゴ乗越小屋が見える。
ここから2時間16分。。。

8/1 14:48

【14:48-】
スゴ乗越。
越中沢岳を越えたあたりから下りの道がまた悪くなり、体力と気を奪われる。そしてペットボトル2本が再び底を尽きる。
そんな中容赦なく襲いかかるスゴ乗越までのアップダウン。
40年ぐらい山登りしてるが、初めて体力がゼロになるという経験をしました。
数歩歩くと、息が切れて動けなくなる。
ウルトラマラソンの後半とかはこんな感覚なんだろうなぁ。
進まないと着かないのは分かっているけど、身体が言うことを聞かない。そして喉が渇いた。おまけに片目の視界がぼやけてよく見えない（コンタクトが破けてた）という三重苦。

8/1 15:47

【15:45-】
スゴ乗越小屋到着。ついに水が飲める！しかも100円！ということでポカリの粉末を買い、水分補給。生き返った！

【16:15-】
小屋にチェックイン。相部屋8人定員の2階を2名で使う。今日もゆったり過ぎるぐらいゆっくり使えます。
そのあとすぐに体調不良の方が山荘に。
体調不良でも自力歩行しなければどうにもならないという厳しい現実。体調万全な時だけじゃないことも起きうることを痛感しました。
自分の場合、今回はエナジージェル系の類を持ってこなかったのも原因の一つ。

8/1 17:06

【18:00-】
20時の消灯に備えて外のテラス席で晩飯。
疲れすぎててなのか、水飲みすぎなのか、正直食欲があまりない。

【19:00-】
日が落ちると、部屋も自然に暗くなってくる。
明日の下山に備えてなんとしても体力を復活させなければならないので、もう寝てしまう。
なんせ明日の折立から出発するバスは11:45。そこに間に合わなければ、ジエンドである。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

kumecham

（標準コースタイム）
06:30 雷鳥荘
08:30 浄土山　南峰
11:20 ザラ峠
12:10 五色ヶ原山荘
14:50 越中沢岳
17:50 スゴ乗越小屋
↓
（今回コースタイム）
06:30 雷鳥荘
07:55 浄土山　南峰
10:23 ザラ峠
11:00 五色ヶ原山荘
12:53 越中沢岳
15:45 スゴ乗越小屋

（標準コースタイム）11時間20分
（今回コースタイム）9時間15分

コメント

kyoko_o

はじめまして
今週末に同じ行程を行く予定なのですが、雪渓箇所はアイゼン不要な程度でしたでしょうか？
昨年７月連休に行った際は、チェーンスパイク使用したのですが。

kumecham

コメントありがとうございます。
雪渓は3ヶ所ほどありましたが、写真にも挙げた鬼岳の下りが1番長いものでした。あとの2箇所は短く、かつしっかり踏み跡もあるので問題ありません。
この写真の雪渓は、写真の通り踏み跡がほぼないのですが、斜めに緩やかに下っていく形なので、普通に歩けば滑ることはないと思います。（雪渓上に登山者が滑った後などもありませんでした。）
雪渓の最初から最後までロープも張られているので、万が一のために握りながら進んでもらえればアイゼンは不要だと思います。距離が長いコースなのでお気をつけて！

kyoko_o

Re: 無題
お返事ありがとうございます。
今年は例年より情報も少なく、人もあまり入っていないかと心配していましたが
先週末は人の出入りも結構あった様なので安心致しました。
アイゼン持たず、ストックだけで行きます！ありがとうございました＾＾