五色ヶ原周回
- GPS
- 30:11
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,015m
- 下り
- 3,007m
コースタイム
- 山行
- 14:51
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 15:29
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
諏訪JCTと阿智ICが激込みで19号とあまり変わらない |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部湖畔はほぼ水平移動のトラバースで300mUP程 黒部湖畔はどこでも沢水が取れる 五色ヶ原の水場は降雨直後のためか生きていた(荷上げするのが無難) |
その他周辺情報 | 薬師の湯 ジェラート花彩 テンホウ |
写真
感想
快晴が2日連続続く予報なので晩秋のネタに用意していた五色ヶ原テント泊を発動しよう。後輩は初のテント泊。大学同期のTとは数年ぶり。久々の宴会山行となるはずだったが同期Tは集合時間になっても返信がなくDNSとなってしまった。
(後日話を聞くと電車の遅れやらスマホの紛失やらの災難が重なったらしい)
1日目は黒部ダムからスタート。始発は7時半と遅い。1時間から当日券の列に並んだからどうにかなったが遅れると長蛇の列に飲まれるところで危なかった。ところがほとんどの人が室堂を目指すらしく黒部湖畔の登山道に入るパーティーは我々だけだった。なんとスライドもなかった。湖畔は多少のアップダウンこそあれど遊歩道のような道で、紅葉した木々と光の加減で色合いが変わる湖面が美しかった。
平ノ小屋を過ぎると五色ヶ原への登りがようやくスタート。1000mのカチアゲだが道はなだらかで歩きやすい。テン場で水がないと悲劇なので平ノ小屋付近で沢水を3L調達したが前日にまとまった降雨があったためか五色ヶ原の水場は問題なく生きていた。五色ヶ原には15時すぎに到着したが陽は落ちかけであまりゆっくりまどろむ時間もなく飯タイム。今回導入してみたおでんがあり得ないくらい簡単で最高だった。今後もこれでいいかもしれない。
夜は12時間近くあるのであまり早く寝すぎるとまた途中で起きてしまうので夜景を撮ったり写真の整理をしたりして時間を潰した。さあ就寝と思い30分ほど意識が飛び始めたとき、テントに一筋の光が差し込んだ。不審者か?!と身構えたが正体は同期Tの姿であった。あまりの衝撃に全く状況が理解できなかった。なんと奴は立山駅の終バスで夕方の室堂から歩いてきたらしい(笑)。時刻は21:00であった。何はともあれ駆けつけてくれたことにめちゃくちゃ嬉しかった。
ぐっすり眠り2日目は日の出とともにスタート。氷が張ったり霜柱まみれであったりそれ相応に寒いが未だに雪はない。快適で絶景のトレイルを噛みしめながら雄山まで歩く。同期Tとは登山口が違うので雄山でお別れ。何だかエモくてこういうのも悪くないと思った。帰りはスタコラさっさとタンボ平を激下り。藪っぽいという情報もあったが11月は草も元気なく大したことはなかった。
下山後は薬師の湯→ジェラート花彩→テンホウという完璧なコンボを決めた。
次回以降の反省
・アルペンルートのオンライン決済は前日に済ませる
●飯/水
水トータル3.7L(うち使用したのは3.2L)
小屋過ぎたところで3L補給
降雨直後だったので五色ヶ原の水場は生きてたが夜には氷張るので注意
昼:ウイダー2/ぷりん大福1/ランチパック1
夜:カレー飯×2/おでん/おしるこ
朝:まるちゃん1袋/コーヒー
昼:ランチパック2/アンパン4
●収支
16233円
山で飲み会をしようとのお誘いを受けて今回の山行は発足した。前日晩に出発する時間になっても同行者の1人との連絡がつかず寝落ちの線が濃厚とのことで残りの2人で決行することになった。
今回は金なしアルペンルート、扇沢〜黒部ダムのトロリーバスのみの利用。バスの始発は7:30だが1時間前には既に10人ほど当日券の列に並んでいた。各ダイヤの輸送人数は乗車率200%のトロリーバス3台分。流石に激混みだった。
黒部湖湖畔を歩き始めてからは打って変わってスライド皆無。結局この日はスライドゼロ。のびのびと山歩きができた。黒部湖は紅葉が終わりかけ。美しい水面と色鮮やかな木々に差し込む日差しが深まる秋を感じさせた。
1日目は五色ヶ原にて幕営。立山へと続く木道の両サイドには湿原が広がる。そんなナイスな場所が今日のキャンプ地兼飲み会の会場。晩飯には各々の試行錯誤の一品(手抜き)を作りビールで流し込む。そんなこんなでやることが無くなって20時には就寝した。ちょうど意識が落ちたかといった頃、我々のテントに一筋の光が差し込む。そして訪れる謎の訪問者。テントが外から開かれる……。なんと寝落ちの線濃厚につき置いてきた仲間が富山側のアルペンルートから歩いて合流してきたのである。流石に驚いたがそこまでしてまでも来てくれたことに感動した。仲間が1人増えて嬉しい限り。
2日目はザラ峠を経て獅子岳、雄山へ。昨日テントの後ろにそびえていた山々を実際に歩く感動は大きい。龍王岳付近ではライチョウさんのつがいも見かけた。一ノ越以降は打って変わって観光地の空気感。アルペンルートフル課金だとかなりのお値段するのにこれだけの集客力があるのはそれだけ魅力的な山だからなのだろうか。一ノ越からは黒部ダム方面へロープウェイを横目にタンボ平を通って下山。金なしアルペンルートなので仕方なし。
下山後は温泉→ジェラート→テンホウの圧倒的至高のミラクル3発コンボをキメて長い長い帰路へとついた。
■気づいたこと
・泊装備、テント無しで40Lギリギリ
・外が寒すぎるとビールは冷たくて飲みたくない
・寝ているとき末端が特に冷えるので象足があると良い
・docomoはめっちゃ繋がる
・ライチョウは首絞められてるみたいな鳴き声している
■水消費
・飲用(3L)
3L(上げた)+0.5L(もらった)-0.5(余った)
・調理用(1.5L)
1.5L(五色ヶ原の沢水)
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