(愛媛)堂が森、二の森(テント泊)
- GPS
- 23:20
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,753m
コースタイム
10/5 7:00 堂が森−8:00倉瀬の頭(五代の別れ)−8:40-9:10二の森山頂−10:00-11:00堂が森−12:00から池−13:20保井野登山口
天候 | 10/4 曇り、霧 夜は一時雨 10/5 晴れのち曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
保井野から堂が森への登山道は明瞭で特に問題なし。 堂が森から二の森の稜線の道は、踏み跡は明瞭だが、笹がだいぶ覆いかぶさっていた。 |
写真
感想
【山行No 103】
※ 石鎚山系の中ではまだ行っていない、石鎚の西の稜線にそびえる堂が森、二の森へと、
テント持参で1泊2日の山行を計画した。
10月4日(土)
・あいにく天気は曇り空、体調もイマイチなのでグズグズしてしまい
出発がずいぶん遅くなったが、12時過ぎにようやく自宅を出発。
国道11号を西へと向かい、桜三里の峠の手前の分岐より保井野林道へと入り、山の懐へと向かう。
14:00 保井野登山口(標高=約700m)
・登山口付近は駐車場はなかったので、手前の保井野集落の中の道脇に車を停めて出発。登山口には標識はあった。
・しばらくは放牧場にそったのんびりした道を行く。
30分ほど行くと、稜線への取りつきとなり、ここから自然林の中の登りとなった。
・今日はあいかわらずドンヨリとした曇り空で気分が乗らない登りだ。
ラジオを聞きながら、ゆっくりと登ってゆく。
15:30 から池(標高=約1150m)
・ガイドブックにあるとおり、水のない空の窪地。標識あり。
・ここから先は稜線を急な登りが続く。展望もなくてつらい登りだ。
16:30 堂が森の肩(標識=約1500m)
・急に樹林帯が終わり、笹原が広がっている。しかし周りは少し怖いほど
濃い霧に覆われており、夕方も迫っているので、先を急ごう。
17:00 堂が森山頂
・霧のせいで展望もない山頂だ。
・ともかくテントを張る場所を見つけないといけない。
地図上では山頂直下に白石小屋があるはずだが、濃い霧で場所がよく解らなかったので、
とりあえず、山頂を少し過ぎた登山道わきに適当にテントを張る。
テントを張り終わって中に入るころには、すでに夕暮れが迫ってきた。18時には完全に暗くなった。
・18:30ころからとうとう雨がぱらついてきた。周りに人の気配もなく侘しい秋の雨の夜だ。
淋しさを紛らわせるため、携帯ラジオで音楽を聴きつつ、持ってきた文庫本をよむ。
10月5日(日)
・夕方から降り続いていた雨は、結局夜中の3時過ぎ頃まで、パラパラとテントを叩いていた。
6:10 起床
・外が明るくなってきたので起きてテントの外に出ると、期待通りの晴天が広がっている。
一気に気分も明るくなった。
7:00 堂が森
コーヒーとパンで軽く朝食とし、サブザックを背負い、二の森へと出発する。
・稜線から周りを望むと、南西側の久万町側は低い雲海が盆地内にびっしりと広がっている。
北の瀬戸内側は低めの積雲がぽこぽこと浮いているが、上空はきれいな蒼い秋空が広がっていていい感じだ。
・昨日は濃霧で小屋のありかがわからなかったが、
今朝はよく見ると、稜線から50mほど下のところに白石小屋が見えた。
昨晩泊まっていた人がいるようで、小屋の周りに人影も見えた。
・稜線の道は明瞭についている。
しかし笹がだいぶかぶさっており、昨日来の雨のせいで笹が濡れていて、靴もだんだん濡れてきた。
8:00 鞍瀬の頭(五代の別れ)
・このピークに到着するとようやく目的の、二の森の山頂が見えてきた。意外と近い。
8:40-9:10 二の森山頂
・ゆっくり上ってきたが、朝早いうちに登頂できた。
朝方は上空は青空が広がっていたが、しだいに積雲の面積が増えてきて、
日差しもかげり加減なので、座っていると少し肌寒い感じだ。
・今日は展望はよく、近くには石鎚山頂の岩尾根が見えるし、はるか東方には、剣山地あたりまで良く見えた。
南は、高知の山なみの向こうに、太平洋が日差しを浴びて、鈍く輝いているのも見えた。
・帰りは来た道をゆっくりと下る。昨日、白石小屋に泊まったらしい人たちが登ってきた。
10:00-11:00 堂が森
・目的を達し、時間もまだ午前中なので、テント撤収のあとは、堂が森の山頂で、
コーヒーを飲んでのんびりと秋山の雰囲気を楽しんだ。
・堂が森からの下りも、来た道を下る。途中から雲海の中にはいり、視界がなくなった。
12:00 から池
・今日は濡れた笹の間の道を歩いたせいで、防水性がイマイチの軽登山靴のなかに、
いつの間にか水が浸み込んできて、靴の中はぐっしょりとなり、足先も痛み出した。ちょっと苦しい下降だ。
13:20-30 保井野
・靴が足に合ってないせいなのと、靴の中が濡れたせいで、足が痛い。
登山口に着き、靴を脱ぐとすっきりした。
足裏を見るとマメがだいぶできていた。
※ 今回使用した、軽登山靴(ザンバラン フジヤマ(革製))は、購入当初から
足にぴったり合っておらず、よく下りで足先が痛くなる欠点があったが、
革製のくせに防水性もイマイチで、今回、靴の中まで濡れてマメだらけになったのには、ほとほと愛想が尽きた。
2年弱しか使っていないが、帰宅するなり、ごみ箱行き!
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