夏山を満喫だ花の至仏山
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- GPS
- 06:57
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 730m
- 下り
- 728m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
乗合タクシー(1000円/人) |
その他周辺情報 | 乗合タクシーは、乗車時に検温し手指の消毒をして乗車です。 乗車定員(8人)の制限はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
スコーロンのロングTシャツ
ウインドシェル
ショートパンツ
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
帽子
昼食
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
熊除け鈴
ジェットボイル
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感想
20年ぶり位に鳩待峠から至仏山に登った。ここ数年は、尾瀬ヶ原から上り周回登山をしてきましたが、今回は、同行者がいるため。体力面を考えてのルート選びをした。至仏山は、過去3度の登山では、いつも山頂に着くとガスに巻かれ一度も景色を見たことがない相性の悪い山。今回は、尾瀬戸倉温泉の旅館に泊まる山行なことから、2日間の天気をいつもより念入りにチェックし、2日目の今日登ることを相棒と相談の上、登山に臨んだ。旅館で朝起きて外の空を見ると、予定外の霧雨が降っていたことから、30分ほど宿を出る時間を調整し、尾瀬戸倉第1駐車場に移動した。駐車場に着くころには、雨は止み、乗合タクシーで検温チェックとアルコール消毒をして鳩待峠に移動した。鳩待峠に着くと予報通りに天候が回復し青空が迎えてくれた。鳩待峠から原見岩までは、緩やかな坂道と木段、途中は、山腹を巻くトラバースの木道であり、ペースを上げて登りたいところだが、小至仏山への上りは、ツルツルの蛇紋岩の岩場があり、体力と気力を削られることが判っているので、花を探しながらペースを抑えて登った。原見岩に着くと小至仏山と至仏山の両方が見える場所を見つけた。これまでの山でこのコースは下りの記憶しかなく、曇り空の山行だったため、良い場所がわかりよい経験ができた。原見岩から先は、いよいよ花の百名山の本領発揮で多くの高山植物が咲いていた。特に、小至仏山への取り付き始めの木段では、オゼソウが大群落で咲いていた。これまで、6月や7月にしか登ったことがなく、オゼソウは見ていたが、こんなにたくさん咲いているのを見たのは初めてだ。小至仏山に着くと正面に至仏山が良く見えた。少し、ガスがかかりそうな感じではあったが、風の流れからお昼頃には、青空になるものと予想し、鞍部から至仏山への上りは、多種の高山植物をゆっくり観察し撮影しながら時間調整して登った。調整した効果もあり、山頂に着くと青空の山頂に立つことが出来た。残念ながら、尾瀬ヶ原や燧ケ岳の眺望は、低層の雲などで霞んでしか見ることが出来なかった。しかし、視界良好の山頂に初めて立てて本当に良かった。山頂では、それほど混雑していなかったので、ゆっくりの昼食を取り下山を開始した。蛇紋岩は上りよりも下りの方がスリップの危険性が高まるので、手で岩を掴んだり、時には尻セードしながら慎重に下った。鳩待峠に近づくと、上りで見つけていたアリドオシランをレンズ交換して何枚を撮影し、十分に満足した花の山旅を終了した。今回は、撮影の時間や途中休憩など多めにとったので、蒸し暑い中の登山だったが、痙攣なども起こさずに余裕を持って歩くことが出来た。次回は、また秋にアヤメ平を再訪したいと思う。
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