花いっぱい、人いっぱいの白山と静かで花を楽しめる別山

2020年08月02日(日) ~ 2020年08月03日(月)

• GPS: 12:24
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,211m
• 下り: 2,623m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:51

6:58 別当出合
7:30 7:33 中飯場
8:06 8:07 別当覗
8:34 8:43 甚之助避難小屋
9:02 9:02 南竜分岐
9:14 9:15 南竜道・エコーライン分岐
9:23 9:23 南竜山荘
9:30 9:50 南竜ヶ馬場野営場
9:55 9:56 南竜山荘
10:44 10:50 トンビ岩
11:09 11:10 白山室堂
11:49 12:00 白山
12:23 12:23 翠ヶ池
12:30 12:30 お池めぐり分岐
12:55 12:55 白山室堂
13:09 13:14 トンビ岩
13:44 13:45 南竜山荘
13:49 南竜ヶ馬場野営場

2日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:33

4:23 南竜ヶ馬場野営場
4:37 4:37 赤谷渡渉点
5:12 5:15 油坂の頭
5:16 5:16 油坂ノ頭
5:23 5:23 天池
6:16 6:16 御舎利山
6:29 6:36 別山
6:46 6:46 御舎利山
7:35 7:41 チブリ尾根避難小屋
8:28 8:28 白山展望所
8:53 8:53 水飲場（別山市ノ瀬道）
9:32 9:33 猿壁登山口
9:51 9:55 市ノ瀬
9:55 9:56 市ノ瀬ビジターセンター
9:56 ゴール地点

天候

1日目：晴れときどきガス
2日目：ガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　東海北陸自動車道白鳥ICから国道158号線、国道157号線で登山口の市ノ瀬へ。この時期マイカー規制中につき別当出合へは進入禁止。
好天の日曜日のためか、市ノ瀬のキャンプ場敷地内から溢れたクルマが道路脇に多数停まっていました。改めて人気の山であることを実感。
　また新型コロナの感染拡大を防ぐため、バス乗り場の前で検温があります。今日の体温は36.5度。バッチリです✌️検温済のステッカーをもらってレッツ登山。

コース状況／危険箇所等

　別山出合から白山までは快適な道。標識も充実。
　南竜ヶ馬場から別山までは、ササや高山植物の群落の中の道。道は明瞭ですが、朝露でズボンも靴もビタビタ。
　別山から市ノ瀬までのチブリ尾根は半端なく長い。ぬかるみ多数で、足元は泥だらけ。また岩がよく滑るので、下りは気をつかいます。

写真

8/2 6:57

　お初の別当出合。
　ネットでよく見かける石碑ですね。

8/2 6:59

　砂防新道で、今夜の泊地の南竜ヶ馬場へ向かいます。

8/2 7:18

　早速ブナ林がお出迎え。

8/2 7:21

　日差しを受けた葉っぱはとても鮮やか。

8/2 7:48

　センジュガンピ。

8/2 7:55

　ミヤマシシウド。

8/2 8:36

　甚之助避難小屋で一休み。ここで、水分とエネルギーをチャージ。
　それにしても小屋の前は人がたくさん。山の中だけど、ここは完全に密でした。

8/2 8:56

　ヨツバシオガマ。

8/2 9:02

　別山と南縦走路(美濃禅定道)の山並みを一望。ここまで来れば、南竜ヶ馬場まではあと少し。

8/2 9:02

　イブキトラノオ。

8/2 9:02

　ハクサンフウロ。

8/2 9:11

　別山と平らな南竜ヶ馬場。
　いい雰囲気だなぁ。

8/2 9:14

　エコーラインとの分岐点あたりにニッコウキスゲの群落を発見。

8/2 9:24

　南竜山荘の前を通過。
　キレイで水量豊富な渓流と、咲き乱れる高山植物の花々。
もう今日は、ここがゴールでもいいんじゃない？

8/2 9:51

　南竜ヶ馬場のテント場で、今宵の我が家を設営。
　手前の銀色のフライシートがあるのが、自分のテントになります。

8/2 10:27

　南竜ヶ馬場から室堂までの間にも、たくさんの色とりどりの花が咲き乱れていました。

8/2 10:49

　ハクサンシャクナゲ。

8/2 11:00

　室堂の周辺は、辺り一面のお花畑。

8/2 11:04

　ハクサンコザクラとミヤマギキョウ。

8/2 11:10

　室堂に到着ですが、すっかりガスガス。
　ところで、山荘の前のベンチは登山者で大にぎわい。
　マスクせずに、くっついて大きな声を出してるのを見ると、コロナは大丈夫かと思ってしまう。

8/2 11:19

　クルマユリ。

8/2 11:30

　イワツメクサとイワギキョウ。

8/2 11:31

　おっ、ガスが取れてきた。

8/2 11:50

　一年ぶりの御前峰。
　今年の御前峰は、スッキリしない空模様。
　しばらくのんびりしていると、ときおり景色が見えるように。

8/2 12:05

　剣ヶ峰と紺屋ヶ池。
　今日は急ぐ旅じゃないので、お池めぐりをすることに。

8/2 12:16

　御前峰。室堂からとはかなり異なる形です。

8/2 12:17

　剣ヶ峰と紺屋ヶ池。

8/2 12:20

　翠ヶ池。日差しが今ひとつなので、水面の色合いも今一つ。

8/2 12:54

　家族の健康と、無事の登山を祈願して南竜ヶ馬場へ移動。

8/2 13:10

　トンビ岩。
　行きはガスガスだったけど、今は御前峰が見守ってくれた。

8/2 16:28

　今夜のメインディッシュは岐阜県の郷土料理でB級グルメのケイちゃん。要するに味付けの鶏肉です。ビール🍺とよく合います。

8/3 5:12

　翌朝の油坂の頭。
　未明にはお月さんも星も見えたので、快適な稜線歩きを信じて疑わなかったけど、蓋を開けてみるとガスガス。残念、無念・・・。

8/3 5:15

　ガスガスで景色は楽しめなかったですが、稜線の道の両側には、色とりどりの高山植物が咲き乱れ、しばし花を愛でながら静かな山歩き。

8/3 5:23

　ガスガスでよく見えませんが、池塘を発見。

8/3 5:26

　大屏風のあたり。どこが大屏風なのかはわかりませんが、東側(岐阜県側)が大きく切れ落ちています。
　滑落の危険性はありますが、際に寄らなければ大丈夫。

8/3 6:20

　別山の手前に石室跡がありました

8/3 6:29

　10年ぶりの別山。
　前回は素晴らしい景色を眺められましたが、今回はガスガスで何も見えずじまい・・・。

8/3 6:35

　別山神社でお参り。
　日本海側から吹き付ける風が強く、石積の陰に隠れて小休止。

8/3 7:34

　チブリ尾根避難小屋で一休み。
　別山から市ノ瀬まで約9キロ、高低差1500メートルのダウンヒル。このチブリ尾根は中々にハードです。

8/3 7:56

　チブリ尾根避難小屋の近くではギボウシが咲き乱れてました。

8/3 8:28

　標高が1600メートル付近からは、ブナの森が広がります。
　日差しがないので、鮮やかさには欠けますが、気持ちがいいことに変わりはありません。

8/3 9:52

　市ノ瀬のバス乗り場。ヘロヘロになりながらも、無事に下山できました🍺😵🌀。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

AQUOS R SH-03J docomo シャープ

感想

kimiron

　結局7月は天候不順もあって、一度も標高1000メートル以上の山へ行けずじまい。
　夏こそは、高山へ行きたい！
　そんな中で突如として新型コロナウイルスの第2波がやってきてしまいました。相方からは、3密対策をしていても山小屋はNG。テントならOKとの許しが出たので、テントを担いで白山と別山を周回するコースを計画。
　この2、3年テントを担いでいなかったので、フル装備の重さと言ったらもう言葉になりません。南竜ヶ馬場に着いたときはそれほど疲労感はなかったですが、室堂までの道がきついのなんのって。
　それでも、小屋泊という選択肢がない以上、頑張って担いで歩くしかありません。というか2〜3人用のテントを担ぐこと自体がナンセンスかも。今時ソロ用で軽量化されたテントはいくらでもあるのに。同行者が1人でもいればだいぶ違ってくると思うんだけど。再び、単独行でテント泊をするなら、軽量なソロ用テントにしないといかんね。