蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳・三ノ塔
- GPS
- 10:09
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,281m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
08:45 焼山(1059m)
09:30 黍殻(きびがら)避難小屋
10:05 姫次
10:30 地蔵平−10:45
11:20 蛭ヶ岳(1673m)(神奈川県最高峰)−12:15
13:00 不動ノ峰休憩舎
13:30 丹沢山(1567m)−13:35
14:20 塔ノ岳(1491m)−14:30
14:50 新大日
15:50 三ノ塔(1204m)
17:25 大倉
天候 | 雨→雪→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 JR橋本駅 バス <神奈中バス> 6:20 橋本駅発(三ケ木行き) 6:50 三ケ木着 6:55 三ケ木発(月夜野行き) 7:15 焼山登山口着 【復路】 バス <神奈中バス> 大倉発 渋沢駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 【焼山登山口→蛭ヶ岳】 焼山登山口BSは、諏訪神社の正面にあり境内裏手にトイレがあります。 バス通りを100mほど進み左折して集落を抜けて林道に入ります。 林道を川沿いに進み橋を渡って車両止めのゲートの脇を抜けると右手に登山道入り口があります。 登山道は石畳で、杉の植林帯の中に十分な道幅が確保されている上、木段も設けられており、また、ところどころに休憩用のベンチもあります。 焼山山頂には高さ10mほどの鉄骨製見晴らし台があり、宮ヶ瀬湖が望めます。 黍殻(きびがら)避難小屋は、開けた平らな草原にたてられており、10人ほどが寝泊まりできるスペースで大きな薪ストーブがあります。 ゆるやかな登りが続き、青根からの合流点を2度経ると姫次に到着です。 姫次から急勾配を下り切ると、カラマツやブナに囲まれたゆるやかな登山道になり、地蔵平を最下降点にして登り返します。 木段を登る頻度が高くなり、蛭ヶ岳山頂に至ります。 山頂は、東から南そして西方向の展望が開けています。 【蛭ヶ岳→塔ノ岳】 山頂から斜面の南側、笹原の中に登山道が設けられていて、下りきるとクサリ場の急登が待ち受けます。 クサリ場のある岩場を過ぎると木道や木段で整備された登山道が続き、ユーシンとの分岐のある棚沢ノ頭、休憩舎のある不動の峰を経由して丹沢山山頂に至ります。 山頂にはベンチのほか、みやま山荘と100円カンパのトイレ、新しく設けられた「丹澤山」の山名表示があります。 丹沢山からゆるく下り、塔ノ岳の山頂直下で登り返します。 塔ノ岳の山頂は広く、ベンチや椅子がいくつも設けられています。 また、尊仏山荘内に100円カンパのトイレがあります。 【塔ノ岳→三ノ塔】 登山道は、石がゴロゴロしていたり、岩が露出した路面が目立つようになります。 下り一辺倒で木ノ又小屋(50円カンパのトイレあり)を経由してベンチが設けられた新大日に至ります。 新大日を過ぎるとガレた登山道でクサリ場もあり、稜線に出ると三ノ塔まで見通せます。 三ノ塔直下の長い急登を登ると山頂に至ります。 三ノ塔の山頂も広く、テーブル・ベンチや避難小屋もあります。 【三ノ塔→大倉】 ヤビツ峠方向に少し進んですぐ分岐があり、戸川方面(小さく「牛首経由大倉方面」とあります)に下ります。 登山道は浸食されて深い轍になっており、一段高いところに踏み跡があります。 岩や木の根が露出していたり木段の残骸がある上、勾配が急なので若干歩きにくくなっています。 杉の植林帯に入ると勾配は穏やかになり、広い登山道に変わります。 登山道は車両止めのゲートのある舗装された林道に出合いますが、その近くに大倉に続く樹林に導く登山道があります。 大倉へは舗装路を下っても途中で合流します。 左手には木々の向こうに秦野の街が見え、風の吊り橋を渡ると大倉BSです。 BSには50人ほどがバス待ちの行列を作っていました。 10分ほどで2台のバスが到着し、ぎゅうぎゅう詰めの1台目に乗車できました。 |
写真
感想
【計画】
10/20に丹沢を訪れたものの、悪天候で景色はおろか、寒さで十分楽しむことができなかったので( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-236894.html )、今回はそのリベンジです。
大倉以外はバス便が少ないので敬遠していましたが、皆さんのレコを参考に橋本駅からのアプローチを選択しました。
ルートは焼山から蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳の順に丹沢主脈をたどります。
大倉尾根は前回登りで通っているので、三ノ塔まで足を伸ばし、三ノ塔尾根を下ることにしました。
天気予報では昼からは晴れるようなので稜線歩きを楽しみに出発しました。
【初雪】
今年初の雪に見舞われました。
橋本駅から三ヶ木に向かうバスのワイパーが動き出し、焼山登山口に到着しても小雨がパラついき路面は濡れています。
焼山山頂に到着する直前に雪が舞い、汗を含んだ服が急速に冷えてきます。
展望台ではガスで景色が望めず、早々に山頂を後にしますが、登山道は徐々に白さを増し、このまま雪がひどくなれば引き返すことになるかもしれないと不安になります。
途中、登山道脇の四角いベンチに文字が・・・ちゃっかり今回の代表写真にいただきました。
姫次が混んでいたので、少し進んで蛭ヶ岳に登り返す手前の地蔵平で休憩していると、みやま山荘に宿泊し蛭ヶ岳から下りてきた若者2人と遭遇。
聞けば山頂も雪だったと。
空が少しずつ明るくなってきているので、雪がひどくなることはないと判断して先を急ぎます。
蛭ヶ岳山頂が近くなると霧氷が現れました。
近づいてみると、枝から氷が旗のように一方向になびくように凍っています。
前夜の風でできた自然が作る小さな芸術です。
陽が出てきて頭や肩に氷が解けてぽたぽた落ちてきます。
低山と言われる丹沢でも11月に雪が降り、霧氷を見ることができたのはいい経験でした。
【稜線歩き】
蛭ヶ岳から塔ノ岳にかけて稜線歩きが楽しめます。
蛭ヶ岳で昼食を摂っていると青空が広がり期待が高まります。
が、このいい天気の中、ゆっくりコーヒーも楽しみたい。。。
結局、1時間近く山頂に滞在していよいよ出発です。
登山道は前夜の雨と溶けた雪でぬかるんでいますが、景色がいいのできょろきょろしながら進みます。
お陰で靴もズボンの裾もあっという間に泥だらけになる始末です。
クサリ場の手前で広島の山歩きグループの方々に道を譲っていただき、スムーズに進めました。
紅葉の時期は渋滞したようでしたので、ある程度は覚悟していましたが、この日は杞憂でした。
残念ながら丹沢山の手前でガスが出始めたので、景色を楽しめたのはここまでです。
もう少し天気が持ってくれればよかったのですが、次回のお楽しみにしたいと思います。
さきほどは当方レコへコメントいただきありがとうございました。
雨から始まって、雪に変わり、山頂では晴れに恵まれ、そしてまた曇り。
変わりやすいお天気でしたが、それなりに楽しめましたね。
姫次では雪は無かったし、丹沢山では真っ白でした。
逆コースだとこういった違いがあるのですね(^^)
風のつりばし、あんなイルミネーションがあったとは!
と、そんなところに感動してしまいました。すみません
ちなみに「I Love You (Me too)」もステキです
(というか、いまどきの山ガール&山ボーイときたら…。くぅーっ)
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