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記録ID: 2480087
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

大滝山(長く緩やかな大樹の森を抜けて)

2020年08月11日(火) [日帰り]
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GPS
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距離
20.6km
登り
1,486m
下り
1,479m

コースタイム

4:10三郷スカイライン展望台→ 5:20冷沢登山口→ 6:50鍋冠山→ (8:35バテバテでエネルギー補給の小休止8:50)→ 9:35大滝山北峰→ 9:50大滝山南峰10:30→ 10:45大滝山北峰→ 12:50鍋冠山13:00→ 13:55冷沢登山口14:05→ 15:05三郷スカイライン展望台
天候 下界は晴れだが、山の上はガス
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
登山者用駐車場のトイレがきれいだということで、ここで車中泊。寝る前に展望台に上り、安曇野のきれいな夜景を撮ってみました。手持ちで少々ブレましたが、なんとか・・・
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登山者用駐車場のトイレがきれいだということで、ここで車中泊。寝る前に展望台に上り、安曇野のきれいな夜景を撮ってみました。手持ちで少々ブレましたが、なんとか・・・
4:10 ヘッドライトをつけて駐車場を出発。まずは、1時間ほどの林道歩き。
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4:10 ヘッドライトをつけて駐車場を出発。まずは、1時間ほどの林道歩き。
軽トラが、やっと通れるくらいの道幅で、でこぼこ。
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軽トラが、やっと通れるくらいの道幅で、でこぼこ。
ちょっと明るくなってきた。
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ちょっと明るくなってきた。
今のところ、曇っていないようで、このまま山頂まで行けるといいが・・
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今のところ、曇っていないようで、このまま山頂まで行けるといいが・・
朝陽が上がってきた。
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朝陽が上がってきた。
なかなかきれいです。右の高いところが、美ヶ原辺りでしょうか。
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なかなかきれいです。右の高いところが、美ヶ原辺りでしょうか。
いい感じ。今日もがんばれる気がしてきました。
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いい感じ。今日もがんばれる気がしてきました。
林道歩きの退屈しのぎに、こんな写真など撮っていると、
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林道歩きの退屈しのぎに、こんな写真など撮っていると、
5:20 冷沢登山口にとうちゃこ。右に下りていきます。
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5:20 冷沢登山口にとうちゃこ。右に下りていきます。
カラマツ林の緩やかな登山道を上っていきます。とても歩きやすいです。
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カラマツ林の緩やかな登山道を上っていきます。とても歩きやすいです。
こんな感じの林は、私の好物。
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こんな感じの林は、私の好物。
森の中をいろいろ撮り始めると、止まりません。
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森の中をいろいろ撮り始めると、止まりません。
倒木も、いい感じ。
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倒木も、いい感じ。
大樹が多いですが、森の中に陽がたくさん入っています。
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大樹が多いですが、森の中に陽がたくさん入っています。
なかなか、いい感じ。
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なかなか、いい感じ。
6:50 鍋冠山にとうちゃこ。ここは、展望はありません。
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6:50 鍋冠山にとうちゃこ。ここは、展望はありません。
これから緩やかな下りになり、スピードが上がります。
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これから緩やかな下りになり、スピードが上がります。
きれいな森でしょ。
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きれいな森でしょ。
ここは「八丁ダルミ」というそうですが、この平らな感じが続きます。
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ここは「八丁ダルミ」というそうですが、この平らな感じが続きます。
たまに冷たい風が森の中を通り抜け、オーバーヒート気味の体を冷やしてくれる。
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たまに冷たい風が森の中を通り抜け、オーバーヒート気味の体を冷やしてくれる。
少しのぼりになりました。風がビュービューとすごい音を立てています。大丈夫かな?
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少しのぼりになりました。風がビュービューとすごい音を立てています。大丈夫かな?
見上げると、雲が早い速度で流れていきます。
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見上げると、雲が早い速度で流れていきます。
この辺りは、アカマツの森。
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この辺りは、アカマツの森。
右手には、常念岳がちらっと覗けるところがありますが、もうガスがかかり始めている。
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右手には、常念岳がちらっと覗けるところがありますが、もうガスがかかり始めている。
また陽が出てきました。それにしても長い森です。かなり飽きて、またバテてきました。
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また陽が出てきました。それにしても長い森です。かなり飽きて、またバテてきました。
おいしそうなメロンパンに見えて、おっと危ない、危ない。
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おいしそうなメロンパンに見えて、おっと危ない、危ない。
傾斜がきつくなってきました。たしか、この辺りでエネルギー補給のための小休止をし、大声を出して気合いを入れていたら、タイミング悪く後続者が来ました。(笑)
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傾斜がきつくなってきました。たしか、この辺りでエネルギー補給のための小休止をし、大声を出して気合いを入れていたら、タイミング悪く後続者が来ました。(笑)
登山道沿いに、カニコウモリがたくさん咲いてます。
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登山道沿いに、カニコウモリがたくさん咲いてます。
この針葉樹が見えて、
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この針葉樹が見えて、
明るくなってくると、
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明るくなってくると、
急に、傾斜地のお花畑に出ます。
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急に、傾斜地のお花畑に出ます。
このマルバダケブキや、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、ホソバトリカブトなど、たくさん咲いてます。
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このマルバダケブキや、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、ホソバトリカブトなど、たくさん咲いてます。
この老木の後ろの斜面には、マルバダケブキがたくさん咲いていて、満開状態。
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この老木の後ろの斜面には、マルバダケブキがたくさん咲いていて、満開状態。
たくさんの種類の花が咲いてます。
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たくさんの種類の花が咲いてます。
ちょっと登ったところから、お花畑の様子。
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ちょっと登ったところから、お花畑の様子。
稜線上に出ました。大滝山方面です。やっぱりガスで、何も見えません。想定内です。9:35 大滝山北峰を通過。
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稜線上に出ました。大滝山方面です。やっぱりガスで、何も見えません。想定内です。9:35 大滝山北峰を通過。
ミヤマホツツジのかたまり。
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ミヤマホツツジのかたまり。
大滝山荘に向かいます。足元には、ヤマハハコが咲いている。
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大滝山荘に向かいます。足元には、ヤマハハコが咲いている。
左手には、登ってきた鍋冠山がガスの中に透けて見えてます。
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左手には、登ってきた鍋冠山がガスの中に透けて見えてます。
大滝山荘にとうちゃこ。休業中ですが、小屋番さんが、これから登山道の整備に出かけるところでした。いつも、ありがとうございます。
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大滝山荘にとうちゃこ。休業中ですが、小屋番さんが、これから登山道の整備に出かけるところでした。いつも、ありがとうございます。
山荘前にお花畑があって、テガタチドリや、
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山荘前にお花畑があって、テガタチドリや、
エゾシオガマや、
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エゾシオガマや、
クルマユリが、たくさん咲いています。
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クルマユリが、たくさん咲いています。
その横には、池があって、なかなか神秘的。
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その横には、池があって、なかなか神秘的。
サンショウウオなど、住んでいそうです。
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サンショウウオなど、住んでいそうです。
南峰に向かう途中に、もうひとつ池があって、ここもいい感じ。正面は南峰。
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南峰に向かう途中に、もうひとつ池があって、ここもいい感じ。正面は南峰。
ウサギギク
9:50 大滝山南峰にとうちゃこ。上高地から徳本峠を通って常念小屋まで縦走中の方と、鍋冠山からのピストンの方がいて、しばらく歓談。
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9:50 大滝山南峰にとうちゃこ。上高地から徳本峠を通って常念小屋まで縦走中の方と、鍋冠山からのピストンの方がいて、しばらく歓談。
南峰から徳本峠方面。ここから見える霞沢岳がかっこよいそうだが、今日はこんな感じ。
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南峰から徳本峠方面。ここから見える霞沢岳がかっこよいそうだが、今日はこんな感じ。
安曇野方面。こちらもガスで、なにも見えない。穂高方面は、言わずもがな。30分以上いても変わらないので、退散することに。
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安曇野方面。こちらもガスで、なにも見えない。穂高方面は、言わずもがな。30分以上いても変わらないので、退散することに。
大滝山荘に戻る途中。いい雰囲気でしょ。
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大滝山荘に戻る途中。いい雰囲気でしょ。
ここのお花畑も、なかなかです。チングルマは、もう毛になっていました。
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ここのお花畑も、なかなかです。チングルマは、もう毛になっていました。
オヤマリンドウや、
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オヤマリンドウや、
エゾシオガマや、
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エゾシオガマや、
ゴゼンタチバナが、咲いてます。
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ゴゼンタチバナが、咲いてます。
山荘前に戻ってきました。また、クルマユリや
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山荘前に戻ってきました。また、クルマユリや
テガタチドリなど撮り直し。この花、色も形もなかなか美しい。
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テガタチドリなど撮り直し。この花、色も形もなかなか美しい。
山荘付近で咲く銀ちゃん。透き通っていました。
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山荘付近で咲く銀ちゃん。透き通っていました。
北峰に戻る途中で、東方面のガスが上がり始め、安曇野の里、たおやかな鍋冠山の尾根が見えてきました。
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北峰に戻る途中で、東方面のガスが上がり始め、安曇野の里、たおやかな鍋冠山の尾根が見えてきました。
鍋冠山から右方面に延びる尾根の先には、黒沢山。
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鍋冠山から右方面に延びる尾根の先には、黒沢山。
安曇野の里。奥の方に、上高地から流れてくる梓川が見えます。
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安曇野の里。奥の方に、上高地から流れてくる梓川が見えます。
北峰辺りから蝶ヶ岳方面。蝶ヶ岳までは1時間ほどで行けるので往復を考えてましたが、ガスなのでやめときました。
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北峰辺りから蝶ヶ岳方面。蝶ヶ岳までは1時間ほどで行けるので往復を考えてましたが、ガスなのでやめときました。
それでは、下山します。
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それでは、下山します。
ハクサンフウロ
これ何かな、エヴァンゲリオンの新しい使徒かな?
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これ何かな、エヴァンゲリオンの新しい使徒かな?
クロトウヒレン
ハクサンフウロ
ホソバトリカブト
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ホソバトリカブト
このお花畑では、この蝶が、たくさん飛んでいました。
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このお花畑では、この蝶が、たくさん飛んでいました。
ニガナに、
シロバナニガナ
ミヤマホツツジ
サラシナショウマかな?
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サラシナショウマかな?
カラマツソウ
さて、また樹林帯に入っていきます。
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さて、また樹林帯に入っていきます。
アキノキリンソウ
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アキノキリンソウ
なかなかいい感じ。
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なかなかいい感じ。
足元には、ツルリンドウや
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足元には、ツルリンドウや
カニコウモリや、
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カニコウモリや、
イチヤクソウがたくさん咲いています。
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イチヤクソウがたくさん咲いています。
ほんと、なかなかいい感じ。
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ほんと、なかなかいい感じ。
こんなキノコや、
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こんなキノコや、
こんなキノコ(フジウスダケ?)など、キノコもたくさん出ています。
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こんなキノコ(フジウスダケ?)など、キノコもたくさん出ています。
このカラマツ林の登山道を下れば、
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このカラマツ林の登山道を下れば、
13:55 冷沢登山口にとうちゃこ。この神様にお礼をして、
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13:55 冷沢登山口にとうちゃこ。この神様にお礼をして、
「冷沢用水の由来」で、その歴史を頭に入れて、
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「冷沢用水の由来」で、その歴史を頭に入れて、
冷沢の水で、頭や体を濡らしてリフレッシュ。なかなか冷たくて、おいしい水でした。
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冷沢の水で、頭や体を濡らしてリフレッシュ。なかなか冷たくて、おいしい水でした。
後は、この鍋冠林道を下ります。これがダラダラとけっこう長い。
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後は、この鍋冠林道を下ります。これがダラダラとけっこう長い。
花など撮りながら、ボーッと下ります。
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花など撮りながら、ボーッと下ります。
アサギマダラ君が、たくさん飛び交ってます。
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アサギマダラ君が、たくさん飛び交ってます。
近くまで寄っても、けっこう平気のようです。ファッションモデルのように、いろいろポーズを変えるので、連写状態。
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近くまで寄っても、けっこう平気のようです。ファッションモデルのように、いろいろポーズを変えるので、連写状態。
林道沿いには、このツリフネソウや、センジュガンピ、キバナノヤマオダマキなどが、たくさん咲いています。
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林道沿いには、このツリフネソウや、センジュガンピ、キバナノヤマオダマキなどが、たくさん咲いています。
この自動車止めの脇を通過して、
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この自動車止めの脇を通過して、
15:05 展望台まで戻ってきました。お疲れ様でした。今日も、いい山行になり、ありがとうございました。
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15:05 展望台まで戻ってきました。お疲れ様でした。今日も、いい山行になり、ありがとうございました。
展望台からの風景はすばらしい。下界はいい天気です。左側から美ヶ原、そして鉢伏山から高ボッチ。正面奥の凸は、蓼科山かな?
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展望台からの風景はすばらしい。下界はいい天気です。左側から美ヶ原、そして鉢伏山から高ボッチ。正面奥の凸は、蓼科山かな?
登山者用駐車場のトイレと洗面所、新しくきれいです。水は、冷沢から引いているようです。
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登山者用駐車場のトイレと洗面所、新しくきれいです。水は、冷沢から引いているようです。

感想

・その時に行きたい山につい気が向いてしまって、なかなか進まない信州百名山ですが、夏休みにコロナ禍リスクの少ない山として、大滝山を選んで計画し、なんとか行ってこれました。これで信州百名山は、あと15山。完登までは、まだだいぶ時間がかかりそうです。
・鍋冠山から行くコースを選んで、最初は2:00頃出発するナイトハイクを計画しましたが、皆さんのレコを見ていて、鍋冠山から大滝山の間のコースタイムは「山と高原地図」の半分ぐらいで行けることを知り、それほど無理のない計画が立てられました。
・最初から最後まで、緩やかで、歩きやすい登山道なのですが、とにかく長いので途中で飽きてくるし、バテバテでした。ずっと樹林帯の中で、強い陽差しが当たることもなく、たまに冷たい気持ちの良い風が吹いてきて、登山者には優しい登山道だと思いますが、とにかく長いので、気持ちが先に負けてしまって・・・・
・しかし、この長い森は、とてもすばらしい森です。カラマツ、アカマツなどの針葉樹林と白樺、クヌギなどの広葉樹林の森が出てきますが、どこも樹齢の高い単一の大樹の森で、また樹木の下にはほとんど笹しかないので、なかなかきれいです。絵になるシーンにたくさん出逢えます。森林フェチの方には、お勧めです。また鍋冠山からしばらく平らになり、ここは「八丁ダルミ」と呼ぶそうですが、ここは歩いていてたいへん気持ちがいいです。
・樹林帯を抜けると、急にお花畑になります。ここと、大滝山荘の周辺のお花畑が、なかなかです。小屋番の方が、登山道沿いの延びた笹などの手入れをされていましたが、機械を使わず、山野草を傷めないように植木バサミを使っていて、これ見て感激してしまいました。ありがとうございます。
・ガスでアルプス側の展望はありませんでしたが、なかなかいい山行になりました。ありがとうございました。

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