ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2481006
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

大尾山〜小野山〜金毘羅山〜翠黛山

2020年08月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:49
距離
14.0km
登り
1,148m
下り
1,144m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
1:12
合計
6:50
距離 14.0km 登り 1,148m 下り 1,158m
7:44
14
7:58
8:02
4
登山口
8:06
8:12
24
8:36
0:00
22
8:58
9:10
26
9:36
9:48
12
10:00
0:00
22
P662
10:22
10:24
18
10:42
10:46
40
11:26
0:00
26
戸寺バス停
11:52
11:56
24
江文神社
12:20
12:22
18
琴平新宮社
12:40
12:44
4
展望所
12:48
12:52
4
12:56
13:08
22
展望所
13:30
13:36
42
14:18
0:00
16
登山口
天候 晴れ/薄曇り/曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 四条河原町〜大原 530円
京都バス - 大原〜京都駅前 560円
コース状況/
危険箇所等
■大原バス停〜大尾山
大原バス停から三千院や来迎院への参道へ進み、その先に大尾山の登山口があります。
音無の滝を過ぎると、まずは滝を高巻く道となり、鎖も設置されています。
その先からは沢沿いの道となり、何度となく渡渉を繰り返して行きます。
大雨後など、水量が多くなると渡渉が困難になるので、注意が必要。
2018年9月の台風21号によると思われる倒木がそれなりにありますが、ある程度の処理はされており、通行への支障は限定的でしょうか。
その影響も含めて、道が狭くなっていたり、滑りやすそうだったりする所があります。
難易度はあまり高くないと思われるけど、歩き慣れていないと歩きにくく感じるかも知れません。
梯子っぽい階段と鎖場があり、三の滝を高巻いて進みます。
沢に水が少なくなる辺りから尾根道となり、大尾山の肩を経て、すぐに大尾山山頂に到着です。
本来の山名は『梶山』です。

■大尾山〜小野山〜仰木峠〜戸寺バス停
府県境の尾根を南下して行き、林道沿いをしばらく進むと、林道に合流します。
標識の地点から山道に進んで斜面を登って行くと、小野山山頂に至ります。
引き続き府県境の尾根を辿って行くと、仰木峠に到着です。
ここからは京都一周トレイルをしばらく辿る事になり、戸寺バス停へ。

■戸寺バス停〜金毘羅山
引き続き京都一周トレイルを歩き、写真34の分岐にてトレイルを離れ、江文神社へ。
案内標識から山道に進んでいますが、ルートを外してしまったようで、正しいルートの状況は不明。
正しいルートに合流してからは明瞭な道ですが、下りだと少し歩きにくそう。
ロックゲレンデへと至る尾根に乗ると岩が目立つようになるけれど、別に問題なし。
三壺社を回り込んで行き、岩っぽい尾根を進むと金毘羅山山頂に到着です。
途中に好展望の場所があるので、寄っておくと良いでしょう。

■金毘羅山〜翠黛山〜大原バス停
来た道を引き返し、案内板のある地点が分岐となっており、左折。
下り始めは道幅が狭めのトラバース道となっていて、少し注意しておきたい感じ。
小ピークを経て登り返すと、翠黛山山頂に到着です。
進行方向に注意して、西寄りへと延びる尾根へ。
倒木などで少しルートが分かりにくくなっていると感じる所があるかも知れません。
最後はやや急な斜面となっていて、岩が露出して滑りやすそうに思われ、避けて通る方が良さそう。
ゲートを過ぎると登山口で、大原の里をのんびりと歩いて行けば、バス停へ至ります。

この時期、ヤマビルの出没する山域なので、対策を欠かさないようにして下さい。
大原バス停からスタートです。
2020年08月08日 07:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 7:44
大原バス停からスタートです。
三千院の横を通って行く。
2020年08月08日 07:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 7:52
三千院の横を通って行く。
大尾山の登山口。
ここでヤマビル除けの処置をしていたら、早くもヤマビルに取り付かれているのを発見。
2020年08月08日 07:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 7:58
大尾山の登山口。
ここでヤマビル除けの処置をしていたら、早くもヤマビルに取り付かれているのを発見。
音無滝。
ひんやりとした空気で、少し涼んで行きます。
2020年08月08日 08:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
6
8/8 8:08
音無滝。
ひんやりとした空気で、少し涼んで行きます。
注意喚起の看板。
歩き慣れていない初級者は注意が必要かと。
2020年08月08日 08:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 8:13
注意喚起の看板。
歩き慣れていない初級者は注意が必要かと。
地面を這うヤマビル。
こちらの位置を敏感に察知し、素早く移動して来る。
2020年08月08日 08:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
8/8 8:14
地面を這うヤマビル。
こちらの位置を敏感に察知し、素早く移動して来る。
沢沿いのルートです。
何度となく渡渉して行くので、水量が多い時には難易度が上がります。
2020年08月08日 08:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 8:16
沢沿いのルートです。
何度となく渡渉して行くので、水量が多い時には難易度が上がります。
この日は特に問題なく渡渉可能。
2020年08月08日 08:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
5
8/8 8:18
この日は特に問題なく渡渉可能。
クリンソウの群生。
2020年08月08日 08:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 8:24
クリンソウの群生。
昨年の山行の写真8と同じ箇所。
水量の違いが分かりやすい。
2020年08月08日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 8:26
昨年の山行の写真8と同じ箇所。
水量の違いが分かりやすい。
倒木による影響がまだ残っている。
ここはザックを下ろさないと通過できず。
2020年08月08日 08:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 8:32
倒木による影響がまだ残っている。
ここはザックを下ろさないと通過できず。
二の滝。
この先で首にヤマビルが付いているのに気付き、慌てて取り除く。
まだ血は吸われておらず、何とか献血せずに済む。
2020年08月08日 08:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 8:35
二の滝。
この先で首にヤマビルが付いているのに気付き、慌てて取り除く。
まだ血は吸われておらず、何とか献血せずに済む。
三の滝を直下から見上げる。
倒木の影響で以前よりも近づきにくくなっている。
2020年08月08日 09:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
8
8/8 9:01
三の滝を直下から見上げる。
倒木の影響で以前よりも近づきにくくなっている。
階段を登って、滝を巻いて行く。
イワタバコの写真は末尾にまとめました。
2020年08月08日 09:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 9:05
階段を登って、滝を巻いて行く。
イワタバコの写真は末尾にまとめました。
久しぶりにマムシに遭遇。
2020年08月08日 09:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 9:07
久しぶりにマムシに遭遇。
登山道から見る三の滝。
下段は見えていません。
2020年08月08日 09:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
8/8 9:09
登山道から見る三の滝。
下段は見えていません。
ほんのりと朝日を浴びる沢。
2020年08月08日 09:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 9:12
ほんのりと朝日を浴びる沢。
沢を離れ、尾根へ。
地面には、ザトウムシがたくさん。
2020年08月08日 09:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 9:22
沢を離れ、尾根へ。
地面には、ザトウムシがたくさん。
鳥の羽根。
2020年08月08日 09:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 9:23
鳥の羽根。
大尾山山頂に到着です。
本来の山名は『梶山』ですね。
2020年08月08日 09:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 9:36
大尾山山頂に到着です。
本来の山名は『梶山』ですね。
三角点。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず。
2020年08月08日 09:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 9:36
三角点。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず。
アケボノソウかな?
2020年08月08日 09:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 9:48
アケボノソウかな?
府県境の尾根を南下。
この辺りは林道と並走。
2020年08月08日 09:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 9:55
府県境の尾根を南下。
この辺りは林道と並走。
林道に咲くマツカゼソウ。
2020年08月08日 10:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 10:06
林道に咲くマツカゼソウ。
ここで林道を離れ、山道へ。
2020年08月08日 10:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 10:12
ここで林道を離れ、山道へ。
小野山山頂に到着です。
ここでもピークハンターさんのプレートは見当たらず。
2020年08月08日 10:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 10:22
小野山山頂に到着です。
ここでもピークハンターさんのプレートは見当たらず。
ぼんやりとしか展望は得られず。
2020年08月08日 10:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 10:37
ぼんやりとしか展望は得られず。
仰木峠。
ここからは京都一周トレイルを辿ります。
2020年08月08日 10:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 10:42
仰木峠。
ここからは京都一周トレイルを辿ります。
クサアジサイかな?
2020年08月08日 11:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 11:08
クサアジサイかな?
ヤブラン。
もう人里へ下って来ています。
2020年08月08日 11:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 11:24
ヤブラン。
もう人里へ下って来ています。
大原らしさを感じる風景。
2020年08月08日 11:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 11:29
大原らしさを感じる風景。
自販機でドリンクを買おうとしたら、返却レバーに先客が。
仕方なく、釣銭が発生しないように小銭入れを取り出して、購入。
2020年08月08日 11:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
8
8/8 11:30
自販機でドリンクを買おうとしたら、返却レバーに先客が。
仕方なく、釣銭が発生しないように小銭入れを取り出して、購入。
正面のピークが大尾山かな?
2020年08月08日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 11:35
正面のピークが大尾山かな?
ここで京都一周トレイルを離れ、江文神社へ。
2020年08月08日 11:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 11:46
ここで京都一周トレイルを離れ、江文神社へ。
江文の大杉。
大原の里10名木に選ばれているよう。
2020年08月08日 11:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 11:52
江文の大杉。
大原の里10名木に選ばれているよう。
江文神社。
2020年08月08日 11:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 11:55
江文神社。
ふんわりとした苔。
すでに正しいルートから逸れていたのかな?
2020年08月08日 11:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 11:57
ふんわりとした苔。
すでに正しいルートから逸れていたのかな?
琴平新宮社。
寂れていて、微妙に怖い。
2020年08月08日 12:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 12:20
琴平新宮社。
寂れていて、微妙に怖い。
尾根に乗ると、岩っぽくなる。
2020年08月08日 12:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 12:34
尾根に乗ると、岩っぽくなる。
三壺社。
2020年08月08日 12:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 12:38
三壺社。
大きな岩を回り込んで、振り返り。
2020年08月08日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 12:39
大きな岩を回り込んで、振り返り。
展望所にある謎の石柱。
山頂から来られた夫婦と思われる男女ペアと少しお話し。
2020年08月08日 12:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 12:40
展望所にある謎の石柱。
山頂から来られた夫婦と思われる男女ペアと少しお話し。
金毘羅山山頂に到着です。
ここにもピークハンターさんのプレートはなさそう。
2020年08月08日 12:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 12:48
金毘羅山山頂に到着です。
ここにもピークハンターさんのプレートはなさそう。
三角点。
2020年08月08日 12:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 12:48
三角点。
展望所に戻って来て、ここで昼食にします。
2020年08月08日 12:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 12:56
展望所に戻って来て、ここで昼食にします。
翠黛山へ。
道幅が狭めの辺りを振り返り。
2020年08月08日 13:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 13:13
翠黛山へ。
道幅が狭めの辺りを振り返り。
翠黛山山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず、この日は全敗となり、超がっくり。
2020年08月08日 13:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
8/8 13:30
翠黛山山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず、この日は全敗となり、超がっくり。
この日の最初のキノコの写真。
2020年08月08日 13:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
8/8 13:37
この日の最初のキノコの写真。
この辺りは岩が露出していて、滑りやすそう。
これと次のは振り返っての撮影。
2020年08月08日 14:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 14:05
この辺りは岩が露出していて、滑りやすそう。
これと次のは振り返っての撮影。
ここはさらに滑りやすそう。
すぐ横に迂回して通ったけど、きちんとした迂回路がありそうな気がする。
2020年08月08日 14:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 14:09
ここはさらに滑りやすそう。
すぐ横に迂回して通ったけど、きちんとした迂回路がありそうな気がする。
翠黛山の登山口に到着。
2020年08月08日 14:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/8 14:18
翠黛山の登山口に到着。
大原バス停に到着し、この日も無事にゴールです。
2020年08月08日 14:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
8/8 14:34
大原バス停に到着し、この日も無事にゴールです。
最初に見たイワタバコ。
昨年よりも随分と下流で咲いている。
6
最初に見たイワタバコ。
昨年よりも随分と下流で咲いている。
これは昨年も咲いていた場所にて。
足場が確保しづらく、撮影が難しい。
7
これは昨年も咲いていた場所にて。
足場が確保しづらく、撮影が難しい。
たくさん咲いています。
7
たくさん咲いています。
ピーク手前ぐらいかな?
4
ピーク手前ぐらいかな?
撮影機器:

感想

昨年の8月中旬、大原を起点に南へと歩き進める山行をし、その序盤の大尾山へのルートで見たイワタバコ。
花のピークは過ぎかけていたけれど、特徴のある姿はとても印象的で、また見に行こうと思っていました。
昨年と同様の行程は厳しそうなので、仰木峠から大原側に下り、金毘羅山へ登り返すルートとし、余裕があれば天ヶ岳まで行き、鞍馬へ。
暑さが心配なので、翠黛山から大原へ下るのも念頭に置きつつ。

大原バス停には自分以外に登山者の姿はなく、準備を整えた後にスタートです。
道路標識には気温が25℃と表示されており、湿度を考えると、この後はかなりの暑さを覚悟する必要がありそう。
まだ人の姿がほとんどない参道を登って行き、大尾山の登山口に到着。
ここでヤマビル除けの処置をしていると、早くも靴に極小のヤマビルが付着しているのを発見し、ジョニーさんの噴霧でふにゃふにゃになってもらいました。
昨年の山行では全く見かけなくて、そんなに心配しなくて良いのかと思いかけていたけど、そうではないようで、この後も頻繁に確認するように心がけます。
少し歩くと音無滝があり、一の滝とも呼ばれています。
昨年に比べると水量は少ないけど、近づくとひんやりと冷気が感じられ、しばし滝に見入ります。

地元の方なのか、滝までやって来られ、ご挨拶をして、先へ。
滝を巻いて行く辺りは、道幅が狭めで鎖が設置されており、気を付けながら。
ふと足元を見ると、ヤマビルが体をくねらせており、距離を詰めて来る。
取り付いたヤマビル以外は殺さないようにしており、少し観察した後、放置です。
その後は沢沿いを進み、何度となく渡渉を繰り返すルートとなっています。
倒木に対処したりして進んでいると、首に違和感があり、その箇所に触れてみると、何かが付着しており、つまんでみると、やはりヤマビルです。
慌てて弾き落とし、靴で踏みつけたのだけど、どうなったかをきっちりと確認できず。
幸い、まだ血を吸う前だったようで、血は流れていません。
イワタバコの花を楽しく観察しつつも撮影し、三の滝の直下へ。
倒木などが増えていて少し進みにくくなっているけれど、まだ問題となるほどではない。
朝日が上から射し込み、滝はまずまず良い雰囲気。
その後、ヤマビルがいないかをチェックしてみると、今度は靴下に取り付いている。
引きはがして地面に置き、撮影しようとしたのだけど、姿をくらまし、みすみす逃がしてしまう形になってしまう。
滝の落ち口の近くに咲くイワタバコを最後に見て、先へ。
その後は特筆すべき事はなく、尾根へ。
少し風が感じられるようになり、わずかながらも暑さを和らげてくれる。
あまり余裕はなく、地面を見ながら歩いていると、ザトウムシが何匹も地面を這って行き、踏んでしまわないように気を付けながら歩を進めます。
我慢の歩行の末、大尾山山頂に到着です。
木が倒れかかっており、山頂の雰囲気は悪化しているし、ピークハンターさんのプレートも見当たらず。
暑くてしんどいので、パンを食べつつの休憩とし、体の熱を放出しておきます。

ここから府県境の尾根を南下して行くのだけど、見所は少なく、黙々と歩いて行きます。
小野山山頂にもピークハンターさんのプレートは見当たらない。
この後の事を考えたりしつつ歩き、仰木峠に到着し、ここで府県境の尾根を離れ、京都一周トレイルを辿り、戸寺バス停方面へ。
沢に出合う手前ぐらいで4人組ぐらいのグループが登って来られたぐらいで、他に特筆すべき事はなく、暑さの中で歩き続ける意思を保ち続けるのが難しくなって来る。
ゲートを経て、大原の里へ。

しばらく歩いて行き、写真34の分岐で京都一周トレイルを離れ、江文神社へ。
訪れるのは初めてで、立派な杉の木が目を引く中、静かな空気感が心地良く感じられ、この後に訪れる琴平新宮社とは雰囲気が違いますね。
案内標識に従って山道へと進んだのだけど、程なくして踏み跡がはっきりしなくなる。
目印があるので、もう少し登ってみたけれど、ルートからは逸れていると思われたので、適当に横移動して行き、本来のルートに合流。
以前の印象通り、このルートは好みではなく、暑さがさらに身に沁みる。
琴平新宮社を経て、ロックゲレンデに通じる尾根に乗ります。
そちらには向かわず、山頂方面へ。
そよ風が吹いたりもするけれど、気まぐれな感じで、やはり暑い。
三壺社を経て、謎の石柱のある展望所でちょっと休憩。
山頂から来られた男女ペアに声をかけられ、寂光院方面へ下りたいとの事で、そんなに一帯の事情に詳しい訳ではないけども、知っている情報をお伝え。
金毘羅山山頂でもピークハンターさんのプレートは見つからず、どんよりとした気分で展望所まで引き返し、もう誰も来なさそうと思われ、ここで昼食にします。

来た道を引き返し、案内板のある分岐で左折し、翠黛山方面へ。
花やキノコがあっても良さそうな雰囲気なので探しながら進むも、収穫はなし。
時間的にも厳しいし、天ヶ岳へ行くのは止めておく方向に気持ちが大きく傾く。
独り言が漏れつつ登り返して行き、翠黛山山頂に到着です。
わずかに未練を残しつつも、天ヶ岳は断念し、大原バス停に戻る事にします。

進行方向に注意して所定の尾根に乗り、下って行きます。
すると、金毘羅山山頂手前の展望所でお会いしたペアに追い付き、少しだけ話し、先へと進ませてもらいます。
もう少しで下山完了という辺りで傾斜が増し、岩肌が露出していて滑りやすそう。
まずはそのまま下ったけど、次のは少し危なそうなので、横に迂回して通過。
「もう急な所はないはず」と先程のペアに伝えており、何だか心配なので、ここで待つ事にします。
ふとトレッキングパンツをみると、ヤマビルが這っている。
「おいおいおい」と思いつつ引き剥がして倒木の上に載せ、撮影のはずが、素早い身のこなしで隠れてしまい、ここでも撮影はできず。
ペアはなかなか下って来てくれず、諦めて下って行くと、上の方に姿が見えたので、慌てて引き返します。
結局、こちらが伝えるまでもなく危険を回避すべく進路を取ろうとしておられたので、必要はなかったのだろうけど、改めて迂回する方が良いとジェスチャーで。
無事に下山後、最後に丁寧にお礼をしていただき、ささやかながらも共有した時間を心のどこかに刻んで、また次の山行に臨みたいとの思いです。
ゆったりと大原の里を歩き、スタート地点のバス停に戻り、この日も無事にゴールです。

昨年の8月17日の山行を念頭に置いて、今回は歩いて来ました。
しかし、その山行の半分にも満たない距離しか歩く事ができなかったし、大尾山の山頂以降は特に見所もなく、淡々と歩くだけになり、先へと進む気力が湧き上がって来ずじまい。
諸々の影響で今年は順調に歩いておらず、ここに来てその影響を強く実感させられる形になり、そういう年だと認識して、あまり無理をしない方が良いのかも。
それはそれとして、目的であったイワタバコは見頃を迎えており、昨年以上に咲いているのを見られたので、それだけでも十分でしょうか。
それらも含め、歩いたなりに感じる事は色々とあり、こうして文章として残しておくと、また期間を経てから読み返した際に気付かされる事があったりするんですよね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:548人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら