リモートお遍路と大文字(成就山-衣笠山-大文字山)
- GPS
- 03:15
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 467m
- 下り
- 443m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 2:31
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
成就山は全く問題ありません。衣笠山は一部道が錯綜しています。大文字山は、降りては行けない所を降りてしまいました。 |
写真
感想
昨日の八ヶ岳で満足したとは言え、せっかくの山の日だし、どうしようかしばらく考えました。しかし目覚めると既に7時だし、週末を考えれば遠出は回避。何かの時にと考えていたプランを発動して、成就山に行ってきました。
京阪三条から59番に乗って御室で下車。仁和寺は多分初めての拝観だと思います。ちょうど宝物展をやっていたので阿弥陀三尊や孔雀明王などを拝観。その後、御殿と庭園を楽しみました(両者セットで800円)。
その後、成就山に行くのは決めていたのですが、仁和寺を出るところに「OMURO88」とか書いてあります。なんでもかんでもアルファベット+数字にするんじゃねーよ、とか思いつつも、ちょうど予定していたルートと同じなので、登りかけます。調べずに来た私が悪いのですが、江戸時代に仁和寺の門跡が四国八十八箇所の砂を成就山に埋め、それぞれの上にお堂を建て、八十八箇所の本尊を祀ったということです。成就山の88のお堂を回れば、四国をお遍路したのと同じ御利益が得られると言います。道は比較的よく整備されていますし、山の味わいはなかなかよかったです。ただ、もともと衣笠山へ縦走する予定を組んでいたので、53番からは道を外れました。
衣笠山への道もひかくてきわかりやすく、歩きやすい道です。途中、無名のピークをいくつか経て、円融天皇火葬塚を過ぎ、最後の箇所は結構な急登。ここを過ぎると山頂でした。ただし、ここには山名標はありません。さて、衣笠山から北東に下る道なのですが、ここは林の中に道が入り組んでいるよくわからない斜面で、結果的に適当に降りていったらなんとかなりました。でも、あんなに勝手道がたくさんできてしまうのもいかがなものかと思うので、できればきちんとした道を引いて欲しいなと感じました。
最後、大文字山(左京区にある通称大文字山は正確には如意ヶ嶽の前峰であり、左大文字の送り火が灯されるのが大文字山)を通りました。最初は舗装路。その後山道に入り、多少急な登りを過ぎて稜線に出るとなだらかになります。その後、「火床はこっち」のマーキングに沿っていくと、YAMAPのピークに至ります。どこかに「左大文字山」と書かれた標識があるはずなのですが、見つけられませんでした。ここから東に降りていくと火床に至りました。今年は、五山の送り火は大幅に縮小され、確か左大文字も1箇所だけ松明を燃やすだけだったかと思うのですが、本日の段階ではまだ松明は用意されていない様子でした。なお、大変申し訳ないのですが、ここから降りていくと鉄条網に出てしまいました。ですが、登り返すのが「とても辛かった」ので、鉄条網の脇から出させて頂きました。この点についてもしっかり調べていくべきでした。反省しています。
さて、今日は低山をちょっと歩くだけだし、と思っていたため、軽装備で出かけてしまいました。そのため、速乾シャツの上に綿の半袖を羽織っており、これが汗でずくずくになり、帰りのバス車内どころか、地下鉄を降りるときにもまだ乾いていませんでした。水分も、行動中には600mLだけでしたが、その後自宅に帰り着くまでに1L以上の水分を摂取しました。夏の低山恐るべしでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する