常念岳〜蝶ケ岳 三股から周回 百座目 期待のパノラマは・・

2020年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,955m
• 下り: 1,955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:01
• 休憩: 0:31
• 合計: 12:32

5:10 三股登山口
9:40 前常念岳
10:33 三股への分岐点
10:43 11:10 常念岳
12:30 2592ピーク
14:08 蝶槍
14:38 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:42 14:46 蝶ヶ岳
16:30 まめうち平
17:10 ゴジラみたいな木
17:42 三股登山口

天候

小雨のちガス　稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股駐車場
朝3時半に第一駐車場は満車、ぎりで停めれました
駐車場出口で体温測定、登山口で登山届の記入を促されます
下山後帰りに第2駐車場上を車で通った時前方道路に中くらいの熊がのそのそ歩いており写真を撮ろうとしたらやぶの中に入ってしまった
検温係りの人に常念方面に熊が出るので気をつけるように言われたが、駐車場の近くに出るとはびっくり

コース状況／危険箇所等

三股〜常念ルートはぬかるみが多かったです
三股〜蝶ルートは階段が多いですがきれいに整えられておりストレスなく歩けました
常念〜蝶の稜線は思いのほかアップダウンがあって大変でした
槍、穂方面の展望はガスで皆無、なおさら辛かった

写真

第一駐車場
夜中のうちに満車に

駐車場から数百メートル歩くと登山口
ここで右に折れると常念方面

常念まで　7.1km
蝶まで　　6.2km

尾根に出るまでは針葉樹の森をジグザグ

小さい花
小雨がぱらぱら降っています
雨具を着るほどではなくウィンドブレーカーでなんとか

すごい折れ方
老木ではないのに、風で？

アキノキリンソウ
夏から秋へ

前常念か

空はどんより

前常念へ急登りが始まる

岩場登り

前を行くパーティー

小さい花2
コメツツジみたいだけど？

避難小屋

前常念到着
一等三角点

一等三角点百名山のひとつゲット

常念岳に続く岩だらけの長い稜線

昨年5月に安曇野の高い場所から撮った写真
前常念から常念岳へのなだらかな稜線

5年前9月に上写真と反対側の北穂から撮った写真
とんがってるなあ
右奥に前常念がちらり
左下コルに常念小屋

岩だらけ

ゴゼンタチバナ

岩だらけ

ハイマツの花

ウサギギク

シオガマの白？

変身中のチングルマ

常念小屋からのルートに出会う
山頂は近い

山頂手前で突風が吹いて5月に買ったばかりの帽子が空に舞い上がり谷に消えていきました。山を汚してすみません
ちょっと複雑な気持ちで到着

青年が撮ってくれました
移動途中のホームセンターで色紙とマジックを購入して車内できたない字で仕上げたもの

山頂風景

山頂付近の花
イワキキョウ

オトギリ

蝶に向かいます

非対称山稜ですね

岩だらけ

最低コルか
けっこう下る

最低コル過ぎて2592ピーク登り途中から振り返る
右尾根が前常念、左奥が常念岳
手前が2512ピーク

かわいいイヨフウロ

ニッコウキスゲ

地味にキツイ2592ピークの登り
歩いてきた稜線が全部見える
常念〜蝶稜線は槍、穂の景色が無いと修行の道と化す

ひとときの癒し

2592ピークに着く
蝶槍はまだ遠い
この標高で森林限界ではない？樹がわっさわっさ生えている

あやしくそびえる悪魔の塔へ

下りのお花畑
癒されます

クガイソウ

蝶槍へもう少し
ここまで登り返しはきつかった
この辺りからまた風にさらされる
ウィンドブレーカーのフードがバタバタとうるさい

着いた

蝶ケ岳はどこ？かすんで見えない

振り返って蝶槍

なんとなく見えてきた蝶

小屋通過
今シーズン営業をやめた小屋も多い
やっていても完全予約制で臨機応変な山歩きは当分出来なさそう

蝶ケ岳山頂から小屋とテント場

今までライトアンドファーストで小屋利用メインだったが今後のことを考えて一人用テントの安いのを購入してしまった
テント泊出来る体力があるか心配
風が強くくつろげないので早々に下山します

良く整備されています
排水がいいのかぬかるみも無い
あっても木道にしてある

ソバナ

蝶沢

出会った水場はここだけ？

まめうち平通過

ゴジラのような木
口に詰め込み過ぎで苦しがっている

登山口近し
ここらへんに渓流が3,4本集まってきてます

帰ってきた

行きがけに富山の小矢部川SAで給油するつもりで入って、白エビてんぷらうどんを見つけ喜んで食べたら給油を忘れて出発してしまった。
糸魚川から南下中も営業スタンド皆無、安曇野松川町で燃料警告灯が点灯、時間はAM2時
三股登山口まで25kmで行けても帰りにガス欠必至
今日の登山はあきらめようかと思ったがコンビニで24h営業のスタンドが近くに無いか聞いてみた。15kmほど南下して安曇野ICそばに1軒やっているとのことで危機一髪給油出来ました。

感想

saeki74

　日本百名山の百座目は燕岳から常念岳、蝶ケ岳の稜線を歩き、槍、穂高のパノラマをゆっくり楽しもうと思っていましたがコロナ騒ぎで山小屋利用もままならず、やむなく日帰りとしました。梅雨明けしても天気がなかなか安定しない中、安曇野に晴マークがついた日に決行しましたが結果は残念ながらガスと風にさらされて展望無しで終わりました。
弁当のおかずで最後に玉子焼きを残しておいて楽しみにして食べたらちょっと塩辛かったような　そんな感じでしょうか

まだ完登しようなんて思っても見なかった10年前、ふとヤマレコユーザーになってから、皆さんからいろいろな情報が得られるようになり徐々にモチベーションも高まりついに達成することが出来ました
百名山は一つのゴールですが山の楽しみはそれだけではないのでいろいろな楽しみ方、景色と癒しを求めてまたぼちぼちと山に向かいたいと思います

　思っていたよりとんがって狭い山頂、5,6パーティーと出会いましたが、おめでとうございます　と言って頂いた方々、拍手をして頂いた方々、写真を撮っていただいた方々、今までレコを参考にさせて頂いた方々、どうも有難う御座いました（感謝）

コメント

hi-ro

日本百名山 完登おめでとうございます
saeki74さん　おめでとうございます

梅雨も明け、いつ登られるのかな？そろそろかなと？ずっと気になっていました。
今はどんなお気持ちでしょう、少しホッとなされて、これからはどの山に登ろうかと色々思案されているのでは
今後とも楽しみながら山行き楽しんで下さい。

追伸
今回は感想に書かれている様に、大天井岳とセットだと思っていました。野口五郎岳と合わせて今後の宿題ですね

saeki74

Re: 日本百名山 完登おめでとうございます
hi-roさん　おはようございます
早寝してしまい返事が遅くなりすみませんでした
なんとか達成できました どうもありがとうございます
火山爆発やコロナ過の中、山登りにもいろいろな規制や困難が有りましたが何とか潜り抜けてたどり着いたという静かな安堵感に浸っているところです
今後は、百高山挑戦中になっていますがなかなか手ごわいと思うので、長期スパンでいろいろな山を楽しみながら願わくばそのうち達成出来ればいいかなという気持ちです
気軽に山小屋泊が出来ない昨今、一人用テントを購入してしまいましたが体力が心配、一泊程度のテント泊からそのうちトライしてみようと思っています。
振り返るとヤマレコを始めてからhi-roさんの背中を追うような感じで山登りしていたような気がします。ありがとうございました

0kiraku

おめでとうございます。
当面50座目標と聞いてから、ここまであっという間でしたね。
まずはお疲れ様でした。
山も日常もひとつの区切りの年であり、思い出深い年になったのかなと思います。
いずれ、コロナ禍も含め過去の出来事に埋もれていくのでしょうが、大きな財産となりましたね。
益々のご活躍を期待しております。

saeki74

Re: おめでとうございます。
0kirakuさん、ありがとうございます
最後の数年は勢いで登った感じです。
東京オリンピックに合わせての完登のはずでしたが、コロナの年に百名山達成になりこれも思い出の一つになるでしょう。ガスと強風の中での達成も時世にふさわしかったのかも
ワクチン臨床試験で抗体が確認されたようなニュースも流れていますが、はやく元の暮らしに戻りたいものですね
0kirakuさんも一山一山積み重ねていってください。
有難う御座いました