塔ノ岳 (県民の森から大倉尾根、小丸尾根)
- GPS
- 08:05
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,249m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2月に登った時には強風の中粉雪が舞っていて視界が悪かった塔ノ岳。今日のようなお天気の日であればリベンジできそうということで颯爽と出発したものの、県民の森に着いたのはまたしても9時過ぎ。でもまあなんとかなるでしょう。
二俣で鍋割方面と塔方面に道が分かれるのですが、もう長らく塔方面への標識が欠落したまま。だからというわけではないでしょうが、歩いている人はみな鍋割方面へ進んでしまい、誰もこちらへはやってきません。孤独なコースです。
堀山の家までは沢があったり岩場があったり森があったりで変化に富んでおりそれなりに楽しく歩けるのですが、堀山から先の階段が曲者です。とにかく疲労感が半端ない。当然ヘタレの息子に耐えられるわけもなく、いつものように「もう歩けない〜」「寒い〜」「帰る〜」を連発します。好物のグミを口に押し込み、なだめすかしつつなんとか花立山荘に到着。脇をチャンプが通り過ぎていきます。本日2回目のボッカだとか。
寒さはこのあたりがピークでした。とにかく風が強かったので、体感温度が非常に低かったのです。その後は比較的風も弱まり、金冷やしを経て山頂に到着。前回アイゼンを外すのが面倒で入れなかった尊仏山荘に初めて入ってみることにしました。甘酒を頼んで待っていると、チャンプに再会。息子には凄い人であることをよおく教え込んでおきました。
さて、と山荘を出ると時刻はもう2時半。ここまで5時間近くかかったことを思うと、下りが間に合うかどうか一抹の不安が生じます。でもスントの日没時刻を見ると18:05となっていたため、まあ下りならそんなに時間かからないだろうしなんとかなるだろうとのんびり下山開始。
帰りは小丸尾根から下っていきます。分岐を過ぎてからしばらくの間はぬかるみが酷く、高度がさがってきていることもあって凍ってもおらずつるつる滑って難儀します。ふと西の空を見るとすっかり夕やけが濃くなっており、さすがに山の日暮れは早いな、と感心しきり。
16時を過ぎて太陽が山に隠れるとにわかに暗くなってきました。日没までまだ2時間もあるから大丈夫でしょ、と思っていたのに半を過ぎる頃にはすっかり暗くなってしまい、鬱蒼とした森の中を抜けなければならないこともあってヘッドランプ装着。初の使用です。
17時を過ぎる頃にはもう真っ暗。ザレていたり崖があったりする危険な箇所はすでに通過しているとはいえ、木の根があちこちに張り出した道を下るにはLED1個の光はあまりに頼りない。そういえば最近丹沢はクマがたくさん出没しているんだった。でもあれは青根のほうでこっちじゃないよな、などと思いながらせっせと下ります。そろそろ本当にまずいぞ、と言う頃にやっと林道に合流。ホッとしました。
こんなに早く暗くなるなんておかしい、ということで家に帰って調べてみると、この時期の日没は16時半。え?と思ってスントの設定を確認したところ、ロケーションがアフリカになっていました。しまった、そういえば電池交換後にそこまで直していなかった。でも冷静に考えてみれば冬至も近いこの時期の日没が18時なわけありません。次回からはもう少し計画的に行動しようと強く反省。
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