北八甲田 ビュンビュンの大岳山頂と楽しい夜の宴
- GPS
- 24:57
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 738m
- 下り
- 736m
コースタイム
初日のヒュッテ到着時間もバラバラですし、
二日目に山頂アタックした組もあれば、ヒュッテからそのまま下山した人もいます。
12月8日(土曜日)
09:27 酸ヶ湯公共駐車場 出発
09:31 登山口
10:27 冬道地獄湯ノ沢入口
10:55 地獄湯ノ沢の橋
11:20 八甲田清水(仙人岱)
水場掘出し
11:38 仙人岱ヒュッテ
休憩・昼食
12:31 大岳山頂に出発
13:38 お鉢
13:53 大岳山頂
14:02 下山開始
14:56 地獄湯ノ沢上部
15:02 仙人岱
15:06 仙人岱ヒュッテ
夜の宴スタート!
12月9日(日曜日)
09:10 仙人岱ヒュッテより下山開始
09:13 仙人岱
09:27 地獄湯ノ沢の橋
09:40 冬道地獄湯ノ沢出口
10:15 登山口
10:17 酸ヶ湯公共駐車場 到着
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八甲田周辺の道路は冬季規制が始まっています。 夜間の通行規制は12月15日から始まるようです。 詳細は下記を参考にしてください。 http://yamareco.info/modules/diary/upimg/4140/d1ee52b9d0792eb416bda6c5336fcf11.jpg |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山口に登山ポストはありませんが、酸ヶ湯温泉の玄関脇に登山ポストがあります。 利用した場合は下山報告も忘れないようにしてください。 ※ 酸ヶ湯公共駐車場の大半は除雪されていませんので、駐車スペースは20台程度となっています。 ※ 駐車場にあるインフォメーションセンターとトイレは冬季閉鎖になっています。 トイレは酸ヶ湯温泉を使わせてもらう事になります。 ※ 既に八甲田は真冬です! 夏道は完全に隠れてしまっていますので、地形図とコンパスは必須です。 ※ 地獄湯ノ沢周辺は少しですが硫黄の匂いがしますし、風が常に強い状態です。 下山時には向い風になりますので、ゴーグルなどの対策をお勧めします。 ※ 下山後の付近の温泉施設は下記等があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 下記リンクも参考にしてください 「八甲田総合インフォメーションセンター 八甲田の温泉・宿泊」 http://www.hakkoda-info.jp/onsen/onsen.html |
写真
感想
参加の皆様
本当に有難うございました
お蔭様でとてことてこ楽しいひと時を過ごす事が出来ました
さてさて
私がたがじょに参加して以来ずっと参加したかった忘年山行
仕事の出勤体制を調整しやっと参加する事が出来ました
この1年私自身にはいろんなことがありました
その全てをこの忘年山行(いや!忘れてはいけないのだが・・・)で
厄落としとし、来年からの怪我なし事故なしへと繋いで行こうと思います
じつは・・・ナイショの話なんですが・・・・
ヒーヒー頑張ってやっと仙人岱小屋が視界に入った時には・・・
ジンワリと目頭が熱くなってしまいました
そしてそして到着した時には涙が・・・・・ヤ〜ン (*ノノ)
昨冬シーズンを骨折入院という強制退去となってしまったという思いが
・・・・入院している時にはこの雪一面の世界に戻れないのでは?などと
考えていた時もあったのでいつもよりも余計に感激してしまったのでしょう
まだまだ骨はついても体力が付いてきていませんが(笑)
これからも宜しくお願いいたします
前回は軽めの食材を持って行ってヒンシュクだったので (^^ゞ 今回は比較的まともな食材をスーパーで買って持ち込んでみました。
ちょっと重めのザックになりましたが、何とかなっちゃいましたから、来年もこのパターンでしょうね。
さて、今回の夜の宴そのものは楽しかったのは当たり前!
いつもながらのお下品なネタや、バカな話で深夜まで盛り上がってしまいましたね。
ほとんど山の話しが出てこないのが好きだな〜(笑)
やっぱり大笑いできるのは最高ですよね!
と、あまり山行と直接関係ない話はこのくらいにして、次は大岳山頂アタックのネタにしましょう。
いや〜〜〜〜〜、厳しい条件の山頂アタックでした (~_~;)
森林限界より上での風速は楽に20m/sは超えてましたね。
こまちゃんはフワフワしながら歩いていたし、お鉢の上では首から下げていたコンパスが、フワ〜っと浮き上がって首から外れてしまいましたからね(爆)
タマタマ手に引っかかって飛んでいくのを止められましたが、あの勢いにはビックリしました。
当然ながら強いのは風だけではなく、ガスも濃いし雪やアラレみたいなのもビュンビュンでした。
よくぞ山頂に立てたと思います。
一人だったら間違いなく引き返しでしたでしょうね (^^ゞ
まぁ、下山でルートミスっぽいうろつきをしちゃいましたが、歩いていながら想定内にいたのでヨシとしましょう (笑)
でも実際、あの辺りの地形がおぼろげながら頭に入ってきている自分に気が付いたというか、このままだと地獄湯ノ沢方面に出るという予想が当たったのは嬉しかったです。
あの状況下で無事に小屋にたどり着けたので大満足の山頂アタックでした。
まだまだこれで十分だという事は絶対に無いと思う冬山です。
これからも色々と注意し、安全に下山できるようにしながら冬山を楽しんでいきたいと思います。
今回も皆さんありがとうございました。
行く?
行く!
そんな簡単なやりとりで決定してしまった
振り返れば、軽く了解して良かったと思う
白く化粧を済ませた青森市内
すでに道路もそこかしこで氷と雪の世界に包まれていた
雪国育ちでなく、雪をみるとワクワクする私はヨタヨタしつつもはしゃいでしまう
寒さもキーンとしているのが気持ちいい
関東で寒波がくれば、ただ寒い寒いと言っているだけなのが不思議ではある
市内から雪道を上がると徐々に増えていく周辺の除雪壁の高さ
まだ12月上旬だというのに、酸ヶ湯周辺ではすでに壁で内心は焦っりつつもスキーが使えると半分喜んでいた
駐車場ではすでにたがじょの方々が準備を整えて出発間近であった
のんびりと支度(というか、ゆっくりとしか支度ができないのだが…)を始めた
シールを慣れない手つきで張り、ストックを整えて…
無駄な動きだらけで身支度周辺を整えて…
そうしてから出発
トンネルになる酸ヶ湯への階段はまだ雪の通路に開けられた道
これがしばらくすると湯煙へのトンネルになるのだ
その脇から国道上の壁に上がる
雪が勢いよく降っている
気温はそこまで低くないので登っていると暑くなるくらい
先行のトレースをたどって樹林帯を行く
すでに道はかなり埋まって、冬コースを示す道標を見上げる高さが低くなっていた
去年、見下げた道標はまだ頭上
地獄湯ノ沢に入る手前、先行隊に追いついた
さすがにあの荒れた日の後に入山した人はいないようで、終始ラッセルしていたのだ
トップを交代…といきたいところだが、残念ながら絶妙なコース取りは無理なので遠慮(という名のサボり)
地獄湯ノ沢の風は今日は比較的手優しいようだった
登っていくと硫黄の香りが漂ってくる沢筋
今はまだ沢状になっていた
無雪期に歩いたときの景色を頭でなぞりながら沢を詰める
緩やかになっていき、赤旗がピンと立っていた
八甲田山とそこを歩く人のことを思う人たちがここにはいる
仙人岱小屋周りの樹林で小屋が探せなくなって難儀する人がいないようにと、曲がり口にはそれと分かる赤旗がしっかりと立っていた
少し先に進んで水場の掘り出し作業
ものすごい勢いで雪が飛ばされ、まるで除雪車を見ているかのよう
雪の下にはあのきれいな清水が水をまだたたえていた
小屋へは樹氷になった木々の合間を行く
夏に見れば確かに古ぼけた小屋だが、白く化粧して雄々しく仙人岱の小屋はあった
入り口はまだ下から
戸口には雪が沢山吹き込んでいて、まずはその除雪作業
沢山の人数がいるのでそれもあっという間であった
スキーを外してまずは…と思ったらいきなり太ももがずっぽりと埋まる
スキーのありがたみが痛いほど分かる瞬間だ
なんとか周囲の足場を固めて脱出し、小屋に潜り込む
たがじょのメンバーのザックはとても大きい
その中から出てくる大量の食料
これで一山できてしまった
昼ご飯をさっと取って、大岳へと向かう
私は何しろ雪山初心者
大丈夫なのだろうかなどとも考えずにとにかく行ってみようと軽く出発
いったんはラッセルを体験するも、あえなく撃沈
思うように板を扱うのは難しいものだ
まずは樹林帯を登りやすそうな場所を選びながら進む
迷路状態の樹林の中はなかなか難しい
そして、試練の場所はやってきた
森林限界の上
いきなりの強風域が待ち受けていた
足下はエビのしっぽが至る所に
そして固い雪と氷
固まりになった雪の攻撃を受ける
視界は効かず、風に向かえば体が浮きかける
何しろ、私の足さばきが悪く、うまくシールが使えない
弱音を吐きつつ、転びながらもジリジリと登る
もう少し、の声に励まされてお鉢の縁へ
少しのヒヤリもありつつも、なんとか頂上へ
風は相変わらず強いが、気温が実は低くないのが助かったのだとこの時に気づく
山頂を後にして後は下るだけ、なのだが…
それがまた大変であった
とにかく視界が悪いで斜面が分からない
使っていた眼鏡が氷が付いてレンズが外れるという困った事態もあり、少々パニック気味になってしまう
それでもどうにか樹林帯まで下りた
すると風がふっと弱まり、樹の威力に驚かされる
そこからはずれてしまった軌道修正をしつつ高度をさげていく
途中でまたしても樹の根元の穴に突っ込んで、先頭を見失うという困った事態を引き起こしながらも、なんとか発見していただいた
もっとうまくならないことには…
樹林帯を下りて、赤旗をしゅんちゃんが発見
赤旗、の声に目をこらすと確かにそこには見覚えのあるものが
少し地獄湯ノ沢側に下りていたので登り返し、小屋に雪と氷だらけで到着した
そこから夜の宴がスタート
鍋、鍋、いろんな鍋に笑い顔とわいわいと話し声
本当に山が好きな人たちがあたたかく集っていた
いろんなお酒とおつまみと食事と山の話しで夜が更けていった
途中の夜から参加の人も含めて!
これには本当に驚かされる
翌日は、大岳アタック組と下山組に分かれての行動
のんびり下山組に入って、ずるずるとスキーで下る
ヒールフリーに慣れずに何度も前に転がりながらも楽しいひととき
下に下りると日が照っていた
ほんとうに不思議な山だ
そして不思議な小屋とそこに集う人たち
楽しいひとときをありがとうございました
また来ます
恒例のヒュッテ会、いつもの人も、新たな人も加わって楽しそうですね。藤さんの動画編集の出来も凄いですね。
今年北国は雪が早い様で、もう夢の雪景色になり羨ましいです。山スキーであちこち自由に登り歩きたいです。
もし南アルプスや富士山などへ行くならお声掛けください。よねやま
相変わらず楽しい山行でした。
大半はいつもの人で、新人さんが少なかったのが残念でしたよ。
冬の山行はちょっと敷居が高いんでしょうかね、さらに泊りですからね
でも、参加してみて、この人達の中に入ると敷居はどんどん低くなるんですけどね。
新人さん達には遠慮しないでどんどん参加してもらいたいです。
待ってますよ〜、新人さ〜ん
そうそう、こっちの雪は今のところ山に多いだけです。
里山はマダマダですので、今一つアチコチ自由に・・・・・
とはいかない感じです
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